なんでホットペッパーのブログを美容室が頑張って書いてるの?意味ないし消されるよ?




突然ですが…

東京都のホットペッパー加入件数をご存知ですか?

東京都のホットペッパー登録件数

東京都のホットペッパー登録件数

正解は5659件

東京都には現在21028件数もの美容室があると言われ(前年+600)それに対して5659件という事はおよそ4分の1が加入しているということになりますね。

多いのか少ないのかはわかんないですね。

今日はそんなホットペッパーのブログについて。

流石にちょっとこの記事は怒られるかもしれないけど…(笑)

別にホットペッパーにはなんの恨みもないしすごいと思ってますよ。

でもなんか流石にひどくね…と思って。

今インターネット界隈ではキュレーションメディア問題で沸いていますよね。

DeNAが運営するウェルクというサイトが盗用や信憑性の低い医療系記事ばかり載せていて閉鎖したというニュースは見たかもいると思います。

その余波みたいなもので他社のメディアも非公開化されはじめていますね。

リクルートの運営するギャザリーでも1万5000記事ほど非公開にしたそうです。

個人的にウェルクの件で思うのは、もしこのまま消滅したら今までやってきたことは思いっきり時間の無駄になってしまうよなーと言うことです。

医療というジャンルで嘘情報を垂れ流していたところがユーザーの怒りを買ってこのような結果になってしまったのかもしれませんが、DeNAはそれまで莫大な時間とお金をメディアのために注ぎ込んできたわけですよね。

ライターを雇っていたわけですからそりゃお金はかかりますし、更新や管理をする社員に給料だって払うわけですから。

アクセスを稼いで広告収入を得たい…という目的があったにしろ、とにかくめちゃくちゃ時間とお金は使ってきているわけです。

それがこの騒動で全部非公開にしたので一撃でパーです。

だからって同情するとかそういう話ではないですよ、もちろん。

だってそんな信憑性のない記事をあげまくってたほうが悪いですから。

だけど、どんなに時間を注ぎ込んで作ってきたものでも、一瞬で消え去る事はあり得るんだなという事を今回実感しました。

『ま、俺には関係ない』

と思う方がほとんどでしょう。

しかし、美容室の世界にもIT化の波はすでにやってきており、あんまりそういったネットの事はもう無視しないほうがいいのではないか…と僕は思うわけです。

というか『ITとか知らない』ではもうこの先ダメなんじゃ…なんて思ったりします。

ダメっていうか損するかもしれないというか。

そこでこんな記事を書くことにしたんですがね。




ホットペッパーのブログについて。

これを読んでくれてるみなさんはホットペッパーをサロンで導入していますか?

その中でホットペッパーのブログはやってますか?

僕の前働いてたサロンはやってました。(書かないと社長に怒られた)

ちょっと気になったのでツイッターで聞いてみました。

昼間やったからなのか思ったより投票数は低かったんですが、25%はほぼ毎日、35%は週1、2回という結果でした。

過半数が書いてるってことですね。

先日ですね。

ある美容室へ行ったときにちょうど同じタイミングでホットペッパーの営業の方がいらっしゃってて、何やらそこのオーナーさんと話していたんですね。

加入してるプランがどれとかはさっぱりわからないですし、知るつもりもなかったので聞き耳を立ててたわけではないのですが、どうしても気になる話が聞こえてきたので聞いてしまいました。

『○○さん、ブログもっと更新してください』

…と。

営業の方が『もっとブログ機能を使ったほうがいいですよー』とアドバイスしていたんですね。

『え、なんでですか?』ってめっちゃ突っ込んで聞いてみたかったけど、部外者なのでそこは我慢。

当たり前ですが。笑

きっとなんか”各機能をしっかり使って頂き、サロンページを充実させましょう!”みたいなマニュアルが営業部にあるのでしょう。

正直に言いますが、僕は書いても意味がないと思っています。

もちろん理由はありますよ。

だからこそ営業の人に聞いてみたかったんですよね。

『なんですすめるんですか?』って。

聞けなかったのですが、気になったのでいろいろ調べてみることにしました。

とりあえず昔働いていた某美容室のページを見てみた

都内にある某大手サロンのブログ

都内にある某大手サロンのブログ

ブログ記事数は…495件!

結構多いですね。

月に大体15件前後書いているということは…3年くらいはやっているってことですよね。

いやーすごいですね。

見るところによるとスタッフ総出で書いているようです。

おそらく曜日担当みたいな感じで会社で更新が義務付けられているのでしょう。

ところがですね、これらのブログ記事はネットで検索しても全くヒットしませんでした。

残念ながら。

[○○(店名) ブログ]

とかって検索しても1番上に出てくるわけでもなく、もちろん[○○(店名)]だけでは全くヒットしません。

え、どういうこと…。

と思って更に他のページを見てみました。

昔働いていた某美容室のページを見てみた。その2

渋谷区にある某美容室のブログ

渋谷区にある某美容室のブログ

僕は旅に出るまでの間、2つの店舗で働いていましたので、そちらも一応チェックしてみることに。

記事数なんとわずか13件。

『ん?そんなことあるか…?』

なぜなら僕が所属していた2013年とかの時点でホットペッパーブログ担当が決まっており、週イチ更新くらいはしていたはずだからです。

それがなぜか13件しかありません。

消えたってことでしょうか。

そこで前の会社のスタッフに確認を取ってみました。

すると…

ええぇーっ笑

Vanish!!

vanish

van・ish /vˈænɪʃ/【動詞】【自動詞】
1
〈目に見えていたものが〉(突然)消える,見えなくなる
用例
The man vanished in the crowd. 男は人込みの中で見えなくなった

スタッフの退社とともに消されているわけです。

そんな馬鹿な。笑

そこでホットペッパーのブログは消えるのかを調べてみると…

みると…

こんな記事が…

ホットペッパーのブログは消える

ホットペッパーのブログは消える

 

やっぱ消えるようです。

 
確かに無くなったものは仕方ないのかもしれないですが、いくらなんでもこの仕打ちはひどくね…と思うのは僕だけでしょうか。

いや、タダなら『仕方ない』で諦めますよそりゃあ。

でも月額結構大金払ってるわけであって、それでしかも営業の方が『ブログ書け』って言ってるわけですから。

それでイキナリVanishはちょっといくらなんでも酷すぎませんかね。

もう1つ”書く意味はない”と言える点をあげておきます。

僕の店ではホットペッパーは契約しておりませんので実際に営業の方がどのように『ブログ書いてよ』と言ってくるのかはわかりませんが、書いたことによって何が得られるというのでしょうか?

本来ブログを書いて得られるメリットはいくつかあります。

  1. まず記録として残る
  2. お店の宣伝広告の媒体になる
  3. 検索エンジンでヒットする可能性がある
  4. 集客につながる可能性がある

こんなところでしょう。

ところがホットペッパーブログですとそのメリットが皆無です。

  1. 記録として残るどころかVanish
  2. 宣伝広告には大金をすでにはたいてる
  3. 検索エンジンでのヒットは絶望的
  4. そのブログから集客につながることはない

こんな感じです。

通常ですと【検索→ブログ記事→ホームページ→予約→来店】みたいな流れがあって、ブログはそのきっかけになりうる存在です。

ところがホットペッパーですと【検索→ホットペッパー→予約→来店】となりブログが入り込む要素はありません。

つまりブログはおまけです。

弁当で言う漬物、フライドポテトで言うパセリ。

もう一度言いますが“おまけ”なのです。

あえて1つメリットを考えるとしたらトップページのこちらの青色に囲ったところに新着記事として載るのみです。

それもわずか3件。

どれだけのサロンが登録されているのか考えてみてください。

3000人で3つくらいの椅子とりゲームするようなもんです。

さらにもう1つ。

ちょっと難しいかもしれません。

ウェブサイトを検索エンジンで上位に表示されやすくするためにSEO対策というものがあります。

かつてはウェブサイトのページ数、記事数(インデックス数)をどんどん増やすといいと言われていたそうですが、現在ではGoogleは内容の薄いコンテンツを上位表示させないような仕様になっていて、内容の薄いページをいくら増やしても検索エンジン上位にヒットさせることは難しくなっているようです。

言い換えると、価値があるページ、為になる記事などが上に来るようにできています。

なので一昔前でしたら、ホットペッパーが美容室に『ブログをたくさん書け』というのはホットペッパーというウェブサイト自体のインデックス数を増やして上位表示されるためには必要だったのかもしれませんが、現代ではそうではないということですね。

そうなんです。

『じゃあなんでブログを書けってホットペッパーはすすめてくるの?』

という疑問が自然と生まれてきますよね。

『あなたのサロンページに訪問した方が見てくれますので…』

と言う答えが帰ってきそうですが、間違いなくほとんど見られてないと思うので、やっぱり書けって言う理由は僕にはさっぱりわかりません。

・書いても無情にも消され

・検索ヒットしない

・どうやらホットペッパーの為でもない

ってことはつまり…

“特に意味はないけどブログ機能があるんで書いてね”

どうやらこれが答えなのかもしれないですね。

そもそも、この話の根底には「ウェブとかSNSがよくわからん、知らん」っていう美容室さんとかがたぶん多いという事実があるからだと思うんですよ。

よくわからないので『うちが代わりにウェブ集客、ホームページ、24時間ネット予約、スタイル写真、スタッフ紹介、アクセス、ブログを作りますよ!月々○○万円で!』というIT企業と合致したっていう背景がありますよね。

それは今や家賃とか材料費みたいな一種の固定費みたいなもんかもしれません。

それに確かにホットペッパーは業界No1(しかもぶっちぎり)の実績と結果が出てますし、美容業界への影響力も半端じゃありません。

どう考えてもホットペッパー様様ですし、もしサービスが終了したら日本は大混乱に陥るでしょうね。

だからそうそう文句は言えません。

でも…

流石にブログに関してはないわ(笑)

と今回思ってしまいました。

だって、ブログって財産ですよ?

僕にとってはそうです。

時には何時間もかけて書いた記事もありますし、それで人と出会えたりもするし、収入にもなる。

これって財産になるんですよ。

なのにそれが勝手な都合で消されるんですから無茶苦茶だと思いませんか?

 

あと大切な事に1つ気づいてください。

一体どれだけの時間をそのブログに使ってきましたか?

営業時間中の暇な時間に書いたかもしれません。

もしかしたら朝早く来て書いたかもしれません。

休みの日に家で書いたかもしれません。

書くネタがないからパンケーキ食べに行ったかもしれません。

でも残念ながらそれはホットペッパーの都合で消滅しますし、書いても特に意味はありません。

時間はお金よりも大切です。

その大切な時間を使って書いたものが消える?意味ない?

いくらなんでもそんな馬鹿な話ないと思います。

ホットペッパーブログってとこ見てたら某美容室がフッと出てきました。

1502件です。

記事数は当ブログより多いです。

もちろん1人で書いたわけではないでしょう。

でも…

例えば1記事30分かけたと思ってください。

30分✕1502記事=45060分

45060分=751時間

751時間=約31日

31日…

10人で書いたって1人3日はそこに時間を使ってます。

もし3日休みがあったら何をしますか?

ただでさえ時間がないと言われている美容師ですが、一体何のために時間って使うべきなのでしょう?

大金を払っているわけなので、せめて時間くらいは…と思いますけどね。

まあ時間をどう使うかは人それぞれですが、もしかしたらこういう所は見直したほうがいいこともあるかもしれませんね。

ブログは書くなら書いたほうがいいと思いますし、時間をかけて本気で書くのであれば自分で運営する事をオススメします。

同じ時間を使うのならば、それを無駄にせずずっと残るものにしたほうが絶対いいです。

なんて思ったので偉そうに書いてみました。