【ベトナム】食用の犬や猫を売る市場に潜入。世界の食文化について。

閲覧注意です。

人によってはいろいろ思ってしまうかもなので、嫌なら見ないでください。

今日は田舎町バンメトート3日目。

この記事でも書きましたが、台風直撃を避けてきて本当に良かった。

毎日超快晴。

今泊まってる宿の周りはなんにもなく、朝5:30になるとコケコッコーの大合唱で目が覚めます。

1泊2人で500円という安さなのにタオルもついてれば朝食もついてます。

神宿とはこのことです。

一昨日は1日中アチコチ散歩してまわり(10km以上)、昨日は市場へ行ってから地元のベトナム人の髪を切ってました。

その市場にて、見ちゃったんです…。

生きた動物が売られる市場

何故かわかりませんが、僕は市場というものが好きです。

日本では考えられないような保存状態で売られてる肉とか魚だけでなく、本当にいろんなものがゴッチャゴッチャ売られているので歩いてるだけでも面白いのです。

特に後進国、発展途上国あたりは見ごたえがあります。

昨日も「どこで髪切ろうかな?」とピンとくる場所を求めて歩いているときに見つけたのが市場でした。

市場の中をバイクが走る

なんか小さくて面白そう!と行ってみることに。

買い込むオバチャン

歩いているといろんなものが目に入ります。

謎の野菜とか。

謎のやさい

結構国によってフルーツや野菜は大きさや色が違ったり、全く別のものもあったりします。

ちなみにこの謎の野菜は食べてみたところ玉ねぎみたいな感じでした。

バナナはなんと10.000ドン!!

日本円に換算するとなんと50円です。

ちなみに10.000ドンくらいで買えるものといえば缶ビール、1リットルの水、パン2個などですね。

お金持ちになった気分になります。

市場では基本的には、衣類、肉魚、野菜、果物、雑貨などが売られていますが、たま〜に”生きた動物”が売られている市場があります。

多いのが鳥とかヒヨコとかですね。

でもそういった所はあまり見かけません。

今回行った田舎の市場では生きた動物が売られていました。

例えばこれ。

ハト

鳩ぽっぽです。

日本ではまず食べないと思うのですが、結構世界的には食べられたりもします。

そしてカエル。

ベトナム市場カエル

巨大なカエル

これも日本では最近は食べませんが、マニアックな店に行くとカエルの唐揚げとか串焼きとか存在します。

カエルも世界の様々なところで食べることができます。

食感は以外に鶏肉のようで、淡白な感じなので食べてみると嫌な感じはしません。

あとよく売っているのがニワトリとかですね。

この辺までは特に驚きもしなかったのですが…

見つけてしまいました。

ベトナム犬市場

犬やうさぎが売られている

わかりにくいですが、犬やうさぎも売られていました。

「え、これペット用?」

と思ったのですが、雰囲気的にはどうやらそんな感じではなさそうでした。

そう、食用。

犬肉ベトナム

つぶらな瞳でこちらを…

韓国、ベトナム、中国などでは犬肉を食べます。

鍋などで食べることが多いようですが、僕は食べたことはありません。

ベトナムでは特に北部の方で食べられるようです。

さらにビックリしたのがこちら。

ベトナム市場猫

ね、ねこ…

僕は死ぬときは猫に囲まれて死にたいと思ってるくらい猫が好きです。

ベトナムで犬が食べられることは知っていましたが、猫は知りませんでした。

調べてみると、中国やベトナムでは、冬にネコの肉を食べると身体が温まると言われているそうです。

中国では年になんと400万匹の猫が食べられてるとか…

マジかよとびっくりしますが、意外にも猫食は世界各地にあるそうで、ヨーロッパのスイスでも食べられたり、南米ペルーでも食べたりするそうです。

日本でも幕末までは普通に猫食文化はあったようで、戦後の食糧難の時にも食べていたそうです。

僕のじーちゃんいわく、犬とカエルは戦時中、戦後は食ってたと言っていました。

生きた動物を売るお店は2件見つけたのですが、どちらの店のおばちゃんも気持ち良さそうに爆睡してました。

寝てるおばちゃん

寝てるおばちゃん2

否定はできない他国の食文化

犬や猫は日本ではペットという認識が強く、特に犬は盲導犬や警察犬として活躍している場合もあり犬猫食文化に拒否反応を示す人も多いと思います。

日本以外の国でも反対している人たちはいますし、動物保護団体も反対しています。

感情的な部分が大きいのでこれは非常に難しい問題なのですが、個人的には他国の食文化に口出しするのはナンセンスだと思っています。

猫めっちゃ好きですが、そう思います。

食文化は宗教や歴史、その土地の環境なんかで変わってくるものです。

なので、言語なんかと同じで統一しようという方が無理な話なんだと思います。

日本人の感覚では鳥、豚、牛→OK

となりますが、イスラム教の人は豚食べませんし、ヒンドゥー教の人は牛を食べません。

日本で食べられるクジラやイルカも、国によっては「うわっ」て思う感覚の人もいます。

もっと言うと国民食の納豆とか卵かけご飯とかが無理っていう人もいます。

逆に日本人が無理な犬や猫、あとは虫なんかを当たり前に食べる国の人もいます。

ムシも売られてた

このように食文化も人々の感覚も様々です。

なので頭ごなしに否定するのは違うのかなと。

「お前らなんでタコ食ってんだ!可愛そうだから食うな!」とか言われても「え、ああ…」とかなってしまいますよね。

嫌なら食べなければいいだけの話。

でもその土地でしか食べられないもの、その土地でしか作られないものを食べてみるのもまた旅の面白さの1つだと思っていて、試してみるのもいいのかなと思います。

無理して食べる必要はないですが。

ちなみに僕は先日この謎の生物を食べました。

ヘビかと思って食べたら違ったようで、ウナギでもなくなんだかよくわかりませんでした。

謎の生物

超どうでもいいと思いますが…

ちなみに過去に僕が食べたことがあるちょっと珍しいモノは…

イノシシ、イルカ、サメ、キジ、バッファロー、ワニ、ネズミ、カエル、サソリ、芋虫などです。

サソリはマズかった(笑)

あとビンに芋虫パンパンにつけてあるお酒とか、ハチがマックスつけてあるお酒とかも飲んだことがありますが、それもヤバかった(笑)

世界にはまだまだ知らないヤバイものがたくさんあります。

せっかく海外に行くからにはそういうご当地モノにいろいろ挑戦していきたいと思います。

しかし虫が売られてる横で大量のブラジャーが売られてて、なんかそれが1番カオスでした。

試着とかしないのかな…

ブラジャーの山

こちらの記事もお口直しにどうぞ。

女子旅人のブラジャー事情。

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