「知る」のプレゼント。ホーチミンの孤児院でボランティアヘアカットしてきた話。




なんか久々のブログ。

最近仕事と頭の中が忙しくて書く余裕がナッシングだった。

またブログにも書くけど、急遽いろいろと新しい事を始めてくことになって、今後も忙しくなりそうだけどなんかめっちゃワクワクしてる。

また1つ小学生の時の夢が叶う。

楽しみだな〜。

生きてると、いろんなアイデアがわいてくる。

それに対して自分がワクワクするとすぐ実行してみたくなる。

風もない水面で動くとき、波が必ず起こる。

波がおこれば喜んでくれる人も、怒る人もいる。

どちらが多いかはわからないし、怒っちゃう人がいるとしても「自分の家族や仲間が幸せになるのであればいっか」と割り切るようにしてる。

何やっても万人ウケはしない。

それでも面と向かって話せばわかってくれることもある。

こうして文字にすれば読み手によって受け取り方は多少なりとも変わってくる。

それでもブログを書く理由は、やっぱりなんか誰かに伝えたいことがあるから。

旅をしてるとホントにいろいろな事を知ることができ、考えさせられる事がたくさんある。

「まじか」「そんな世界があったとは!」

それが連続すると、すぐ凝り固まる脳みそを常に柔らかくしておく事ができる。

そうして柔らかくなった脳みそでいろんな「まじか」を足して掛けて引いて割って…ってやってるとアイデアがポンポン出てくる。

先日行ったベトナムでもいろんな出会いがあって、いろんな事を知れた。

今回はそのときのお話。

孤児院にてボランティアしてみた

フィリピンで、頭を殴られたくらいの衝撃的な出来事があって、それがきっかけでベトナムでも「貧しさ」とか「子供」というところのリアルを知りたくて旅をしていた。

世界の「貧困」と「裕福」の裏にあるもの。日本が忘れてしまった本当の幸せを知る。
フィリピンから帰ってきて早3日目。 毎日忙しくてやることがいっぱいなんだけど、その中でずっと頭をぐるぐる駆け巡ってる思いがある...

昔行ったカンボジアの孤児院での話を思い出して、ホーチミンでも孤児院に行ってみることにしたんだ。

でもどこにどうやって行ったらいいかわからなくてTNKトラベルの社長さんがお知り合いだからその人に聞くことにした。

こちらはTNKオフィシャルブログ

TNKトラベルではいくつかの孤児院とコネクションがあるようで「ヘアカットのボランティアをしたい」という内容を伝えてもらい、需要があるか聞いてもらうことができた。

できるだけ子どもたちの普段の生活を邪魔しないようにしたいということと、もし現地の床屋さんなどが仕事としてその孤児院でやってる場合は僕は切りませんということも伝えた。

承諾してくれた孤児院があり、当日TNKトラベルが用意してくれたガイドのスイさんと現地へと向かった。

スイさんは日本に8年ほど住んでたらしく日本語が上手だった。

ベトナムではかなり英語が通じないので、かなり助かった。

当初の予定より早くついてしまい、子どもたちがまだ学校に言ってるということだったので院長と少しおしゃべりをした。

この孤児院では20人弱の子どもたちが暮らしているようだった。

10歳〜18歳くらいの年齢で、男の子だけ。

運営はどこかの会社がやっているようだった。

孤児院というと親がいないみたいなイメージがあるけど、ベトナムでは虐待されたり捨てられたりした子が孤児院で暮らしてるという。

地方の貧しいところからも来ている子がいるようで、院長は「ホーチミンはそういう子供が最後に行き着く場所なんだ」と話していた。

子供たちが帰ってきて、玄関みたいなところでカットすることになった。

ホーチミン孤児院

子供たちはみんな同じ髪型にしたがる。

ベトナムではパイナップルみたいな感じで派手に刈り上げてトップが長い髪型が今のトレンドらしく、みんなそんな感じ。

そういえばフィリピンでも同じだった。

東南アジアで流行中なのかな…。

フィリピンではそう言う髪型を「マッシュルーム」というらしかった。

キャンベルカット

子供たちをカットしてる間、ガイドのスイさんは暇だったようで他の子たちとベトナム風将棋をやって遊んでた。

ベトナムの将棋

ベトナム風の将棋

「ガイドさん、仕事しようぜ」とか野暮なことは言わずだまって見てたけど、全然わからん。

少したつとまた1人男の子が帰ってきた。

院長いわく、その子は床屋で働いてるのだそう。

17歳だったかな。

僕たちが来るということで、仕事の合間に来てくれたようだった。

その子も切ってほしいといってくれたので、院長とくっちゃべってるスイさんを呼び寄せ通訳をしてもらった。

美容師の男の子とガイドのスイさん。

なんか切りたてほやほやだったらしく、1ミリくらい切ってくれみたいな逆に難しい要望だった。

切りながら話していると、彼はもう2年床屋で働いているのだそう。

お給料は売上の30%がもらえる歩合制らしかたった。

普段この孤児院の子どもたちは彼がカットしてあげてるらしい。

なんかいいね。

美容師の男の子。じっと見られる。

仕上がり。変化なし。

この子達にできること

どこの国に行ったって、子供はみんな子供ということは旅を通して知った。

走り回るし、喧嘩するし。

遊ぶ

すぐ泣くし、すぐ笑う。

ベトナム孤児院

子供は素直だ。

大人になっていく中でいろんな経験をしていくことにより、人は考えるようになる。

何をやるにもアレコレ心配したり悩んだりして、人と接する中でもアレコレ気にして作り笑いをしたり…

大人になるということは素直じゃなくなるということなんだろうか?

こうして走り回って遊んでる子供は「人を殺そう」とか「こいつを騙してやろう」とか思わない。

ということは素直な人に悪い人はいないということになる。

いろんな事を知って、経験していく上でそういった感情が生まれていくんだろう。

だけど、いろいろ知ることは悪いことばかりじゃない。

最初に書いたようにいろんな発想が生まれる。

当然その発想は良い方向のものもたくさんあるわけで、人のためになるような事をしようと思うのもきっかけは「知る」というところにある。

だからなんでもかんでも「知る」ということは大切なことだと思う。

僕はこの子達やストリートチルドレンに比べたらモノやお金は持ってるかもしれない。

それをあげることもできる。

でもそれは子供達にとっての「知る」になるのか?と考えるとそうではない。

だから僕は単純に寄付したりするのは僕ではなく他にやれる人がやればいいと思ってる。

僕だからできることはなんだろうと思ったときに、やっぱり自分の日本人としての姿や、美容師としての姿を見せることしかないと思った。

それで子供たちがなにを「知る」のかはわからない。

それで何かその後の人生でプラスになっていくのかはわからない。

だけど小さな小さな「知る」がたくさんたくさん集まれば、子供たち自身がいつか「あ、これやってみよう」という発想に変えてくれるはずなんだ。

そんな押し付けがましいプレゼントがしたくて僕はホーチミンの孤児院に行った。

世の中にはお金やモノよりも大切な事がたくさんたくさんある。

確かにそれらも必要なんだけど、そこにとらわれすぎると「知る」ということの大切さを忘れてしまう。

知る事をしなくなると脳みそが凝り固まるだけでなく、どんどん心が貧しくなる。

心なんてモノサシで簡単にはかれる様なことではないけど、僕はそう信じて人生の旅をしてる。

発想というものを具現化するためにお金が必要だから仕事もしてる。

その仕事として美容師を選んでよかったなと本当に思う理由は、わかりやすく人に伝えることができる仕事だから。

髪は誰でも切るし、言葉なんていらない。

腕さえあればどこでも生きていけるってことの本当の意味は「人と人のコミュニケーションになり得る」ということだと僕は思ってる。

先日料理人めざすとか意味わからんことをブログに書いたけど、それも大真面目。

言葉がいらずコミュニケーションをとれる仕事だからこそ、やりたい。

料理人になったらまたこの孤児院に行って、ご飯を作ろうと思う。

それでまた押し付けがましい小さな「知る」をプレゼントできたらいいな。

今回、僕にとってもたくさんの「知る」があった。

本当に出会いをありがとう。

孤児院をあとにし、スイさんとご飯を食べに行った時のこと。

実は孤児院へボランティアに行きたいという人はたまにいるらしい。

基本的には何かするというより遊ぶみたいな感じが多いみたいだけど、ツアー会社を経由しないとホーチミンではボランティアすることは難しいらしいという話を聞いた。

なのでもしホーチミンの孤児院で子供達と遊んだり、何かできることをしたいと思う方がいたらTNKトラベルでお願いするとしっかり対応してくれます。

遊ぶだけでも子供にとっては「知る」ことになるだろうし、きっと逆に教わることもあるんだと思う。

興味があれば是非に。

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