美容室で人間関係が悪くなるのは休まないから。一体誰のために美容師してるの?




 

 

ストレスチェックの義務化って知ってますか?

メンタルヘルス対策、要は精神的に健康でいるために、50人以上の事業場にストレスチェックの実施を義務付けるという法律がもうすぐ施行されます。

別に美容室に限ったことでもなく、競争や人間関係などの面で、日本の労働環境はどこも厳しいところが多いそうです。

40代くらいまでの若い世代がストレスを感じる割合が最も多いそうで、特に女性は人間関係によるストレスが半数をしめるそうです。

ストレス→ゆとりがなくなる→人間関係悪化→ストレス

と魔の悪循環。

ストレス・・・ありますか?

僕は結構ストレスフリーな生活をしてます。

まあこんな性格なので^^;

僕は最近、日本に帰ってからの事をよく考えます。

独立・・・やればできんじゃね?w

みたいに軽く考えてますが、なぜかどこかからやれる自信が湧き出てきてるので、全然不安じゃありません。

帰国をしますというアナウンスを機に、12月1月2月といろんな企業様様から美容師以外の仕事もちらほらいただきはじめてまして、なんかこのままいけるんじゃね?みたいな気がしてます。

その頃日本はウインターですが、さまさまです。

よくわかりませんね。

ギャグセンスはないのです。

つまらない男ですいません。

僕はお店を作ったら、あんなことやりたい、こんなことやりたいっていろんな野望がありますが、その中のひとつとして「自由でストレスフリーな働き方」を実現したいと思ってます。

それは自分自身に対してもそうですが、もし一緒に働いてくれる仲間が見つかった時、その人に対してそうしていきたいと。

厳しい労働環境の美容業界の現状は変えることができないから、せめて自分の周りだけでも・・・という感じです。

マジでそうしたい。

なんでこんなこと書いてるかというとですね、昨日とある記事を読みました。

どこかの街の美容師さんのブログなんですが、こんなことが書いてありました。

「私お客様のためにサロンワーク一ヶ月休みません!がんばります!」

忙しい時期にやってくるお客様のために1日も休まず出勤します!

みたいな内容でした。

なんかう、うわ〜とちょっと思ってしまって。

会社や上司に言われて出勤するわけではなく、自らそうするとの事で。

別に僕がどーのこーのいう話では全くないとは思いつつ、お客様のために休みません!ニコみたいなキラキラした感じがちょっと怖いな〜と思ってしまいました。

来るお客様をすべて担当したいから、という考えは美容師として素晴らしいし、それだけ人気ということは腕も人柄も素晴らしいのでしょうが・・・

休まない事を美とするのは普通に違うんじゃないかなぁと。

そもそも社会にはルールと秩序となんやかんやいろいろと守らないといけないことがあります。

“組織する”という事は、そういったルールがないとできないものです。

それは道徳うんぬんじゃなくて、人々をまとめるために必要なもの。

もちろんそういったルールを決めなくてはバラバラになってしまうのですが、僕はそれをストレスに繋げないという事をしたいんです。

ルールというのは時に強力な拘束だったり、人の意識を変えてしまうこともあると思います。

「うちは休憩がないシステムだ」「うちは週一しか休まない決まりだ」

というように、店舗、会社もしくは広域で業界全体にそういう【決まり事】みたいなものができている場合「あ、そういうもんなんだ」って納得してやらなくてはならならないですよね。

それって裏を返せば【休んじゃダメな風潮】みたいなことになってるのかなって。

休みがないことってやっぱりストレスになると思うんですよ。

僕も東京で働いてた時代にですが16連勤とか、一週間で24時間も寝てねえwwとか、あれ今月休み一日だったぞ・・・とかありました。

休みの日にセミナー受けたり、残って練習してみたりしてると自然とそうなってしまったというか。

別にそれはそれでやれたし、きついけどぶっ倒れるほどではなかった。

というか、周りがやってるのに・・・というプレッシャーは確かにあったけど、まわりも美容師ってそんな感じで当たり前みたいな空気だったから疑問に思わなかった気がします。

今思うと、頑張って技術を身につけるということとはちょっと異なっていたように思います。

そして、ストレスなかったかっていうと嘘になる。

いくら好きな仕事といえ、それが楽しいといえ、休みがなかったのはきつかった。

それでも”もっとやってる人はいる”って思ってやるしかなかったんですけども・・・。

ぶっ倒れない体力があったのは幸運だったかもしれないです。

*自分に甘えてるという考え方

これまたリアルタイムの話ですが、昨日話ししてた美容師さんはかつて日本で働いてる時に激務とストレスで店に行くと過呼吸になったり、ある時はぶっ倒れて頭を打ったり、最後にはうつ病と診断されたという話をしていました。

ぶっちゃけ僕には無い経験ですが、よく聞くこの手の話。

「今思うと自分に甘えてただけで、きっともっとやれた」

と最後に言っていました。

「その考え方は危ないからやめたほうがいいよ」

僕はそう言いました。

それ洗脳だって。

「まだやれる、もっとやらなきゃ。」

そう思う気持ちは何かをやる上で絶対大事なことだと思います。

気力、体力が無くなってきても、あと一歩、あと一日頑張ろう。

って言う気持ちがないと叶うものも叶わなかったりするのかなと。

でも限度ってあると思うんです。

結局のところ限度を決めるのは自分なんだけど、一体どうやってその基準を決めてるのか?

それはある種の思い込みからくるものなのかと思います。

みんなやってるのに・・・

美容師ってそういうもんだから・・・

根性でどうにか・・・

っていう周りの空気感。

人によりやれる範囲や限界ってもちろん違うわけですが、その個人差みたいなのって結構無視されがちな気がします。

ストレスでぶっ倒れる美容師も限度を越えているにもかかわらずまだやれる、やらなきゃという思い込みから心身に支障をきたすまでになる。

周りの空気がそう思い込ませてるわけです。

それがキツイなら辞めればいい。

っていうのも正しいと思います。

もしかしたらそれは単純に美容師向いてないだけかもしれない。

それを超えてきた人たちが今の日本の美容師業界を引っ張ってるわけなので、もちろん「嫌ならやめちまえ」それも正しいと思います。

ただ、どうしてそうでなくてはいけないのか?もっと違うやり方ないのか?って考える人はあんまいないのかなぁとも思います。

別にぶっ倒れなければいいじゃんという話でもなくて、なんでそうしなきゃいけないのかって考えた時に理由ってないような気がします。

上手くなりたいからっていうのはまた別の話かなと。

その理由が「昔からみんなそうやってきたから・・・」っていうものなんだったら、なんだか実にくだらねーとも思ってしまいます。

「頑張る」と「無理する」は違うわけで、そうやって無理してストレスを溜め込んでぶっ倒れるのも可哀想ですが、もうひとつややこしいのが人間関係。

ストレスによって人間関係って悪化すると思うんです。

そっちのほうがちょっと問題なんじゃないかな。

美容室に限らず人間関係の問題ってどんな世界でもありますよね。

違う人同士が接するわけだからそりゃ気の合わない人もいますよ。

美容室でもスタッフ同士のいざこざみたいなのとか、いじめとかよく聞く話です。

個々ではお客様にも愛され、恋人もいるはずの一美容師がなぜスタッフにはそういう風なってしまうのかって考えた時に、厳しい労働環境からくるストレスによるものじゃないかと僕は思っています。

ゆとりがないというか。

毎日顔を合わせ、長時間働く同じ店のスタッフ。

いろいろムカつく事も見えてくるのは人と人との付き合いだともはや仕方がないことかと思うのですが、心のゆとりがあればまた違うんじゃないかな?とも思います。

人間って多分そんなに強くできてないはず。

ストレスで体も壊すし精神もおかしくなる。

休みがなければ心も体も疲れる。

そんな人が心のゆとりなんてもてるはずがない。

そのストレスをお客様には出さないとしても、それは身近な人への言動や表情に現れ、結局のところお客様にも伝わってしまう。

それはあまりにも素敵じゃないですよね。

誰のために美容師してるの?

と聞かれたら僕は自分や身近な人のためと答えます。

自分の生活のため、自分が楽しむため、自分が幸せでいるため、家族のため、守りたい人のため。

お客様にはもちろん全力でやります。

でも、お客様を担当する、髪を切る、喜ばすために自分やスタッフなど身近な人を犠牲にするくらいならなんか違う道を僕なら見つけます。

「俺はお客様のために一切休まなくても平気、無理はしてない」

って人はそれが与える影響をたぶんわかっていない。

勝手にやってくれ。って思うのは上司であって、部下はそうは思えない。

“あの人がやってるから俺もやらなきゃ・・・”という無言のプレッシャーを与えることになります。

それに無理をして出せた結果なんて、本来の力で出せるものじゃないってことじゃないですか。

果たして、お客様のために休まないで働くことが美容師として幸せなことなのか?

なんか順番が逆だと思うんです。

自分が幸せを感じるくらいの余裕がないと、お客様は楽しんでサロンでの時間を過ごしてくれないはず。

本当にお客様のためを思うならまずは自分やスタッフがまず幸せになるべき。

まずは自分がハッピーになる努力をして、仲間をハッピーにする努力をしたら、お客様にそれを伝えていけばいい。

・・・と僕は思っています。

自由でストレスフリーな職場にするには、毎日同じ人とだけ働かなくてもいいような環境(外部、異業種との仕事)を作ったり、時間単価を上げて時間に余裕を持ったシフトにしたり、ノマド美容師として働いてもらったり、社内で完全分業してしまうとか、いろいろやり方はあるような気がします。

だから無理のない働き方ができる美容室もやればできるんじゃないかなーなんて思ってます。

それに休みがないといろんなこと経験できないですからね。

職場の人以外会わないような生活なんて息が詰まるし、いろんなことに目が向けられないなんてもったいない。

クリエイティブな仕事だからこそ休みの日にいろんな人と会い、話、見ることが大切なのかなと思います。

そっちのほうがきっと人としての魅力は強いような気がします。

なんかだらだら書いてしまいましたが・・・つまりみんなハッピーな美容室が作りたいってことです(笑)

はい、非常にながったらしい独り言でした。

・・・美容師も人間やで。

 

image

★カットした人★(ブログ上で)

839人

☆カットした人 60ヶ国☆

日本、韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、パキスタン、インド、ネパール、ロシア、イギリス、スコットランド、オランダ、ドイツ、スイス、デンマーク、スウェーデン、フランス、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、スロバキア、オーストリア、チェコ、キプロス、ギリシャ、ポーランド、ベルギー、ルーマニア、イタリア、トルコ、パレスチナ、イスラエル、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、南アフリカ、アメリカ、カナダ、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、アルゼンチン、ペルー、パラグアイ、チリ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、ニューカレドニア、オーストラリア、キューバ

★世界一周ルート 38ヶ国目 ★

日本→韓国→フィリピン→日本→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ネパール→インド→日本→台湾→シンガポール→マレーシア→タイ→イギリス→オランダ→ドイツ→ルクセンブルク→フランス→イタリア→ギリシャ→トルコ→キプロス→スペイン→ポルトガル→スペイン→モロッコ→スペイン→ボリビア→ペルー→チリ→アルゼンチン→パラグアイ→ブラジル→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→キューバ→メキシコ→ベリーズ→メキシコ→アメリカ→カナダ→アメリカ→カナダ→?

【現在地】カナダ、トロント

【リアルタイム】1188haircuts

【ご予約、取材、講演会のご依頼はこちら】