南米の不思議な遺跡マチュピチュで旅人がドイツ人とアメリカ人のヘアカットしてみたら。




こんにちは。

前回の記事の続きです。

マチュピチュの霧が晴れ、パシャパシャ写真を撮りまくったらだいぶ満足したので、結構高台になってるところに腰をおろしひたすらマチュピチュを眺め続けた…

さて、そろそろやるか。

とりあえず、後ろに座っていた欧米人6人組に声をかけた。

「あの〜、世界を旅しながら人々の髪を切っているものなんですけど、よかったらチョビ〜っと切らせてもらえませんか…?」  

「え?旅しながら髪切ってるの?クールだな!切ってくれ切ってくれwww」

ノリがいいドイツ人の男の人がオッケーしてくれた。

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遺跡は汚せないので、変な山みたいなとこでやることに。

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まさかのマチュピチュ遺跡を眺めながら。

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後ろと横を刈り上げていく。

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周りの人もなんだなんだって感じで見てる人もちらほら。

そしてアメリカ人の女の子が声をかけてきた。

「あなた美容師なの?毛先少し切って欲しいんだけど」

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ロングの女の子。

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めっちゃ美人です。

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「ニューヨークに来たら遊びに行こう!」

なんて誘ってもらったが、連絡先を聞き忘れた笑

そして…684人目

また別のグループのアメリカ人の女の子が声をかけてきた。

「あなたもしかしてインスタグラムやってる?」

「やってるよ。カットしてる写真ばかりのせてるやつ。」

「見たことあるわ!オーマイガー!私も切って!!」

「うっそ笑 もちろん。」

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前髪だけささっとカット。

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3人ダッシュで切り終わり、綺麗に掃除して数時間滞在したマチュピチュを後にすることにした。

なんだか、最後の女性に会えたことがすごく嬉しかった。

こうして旅して髪を切っているという事でいろんな人に知ってもらえて、ホントに幸せだと思う。

全く知らない異国の人とお互いの故郷でもない別の国でこうして会えること。

そんなの普通はありえない。

でもありえない事が起こるのがこの旅なのかななんて、カットし終わってぼんやり考えたりもした。

旅って本当に不思議だ。

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いつか行ってみたいな〜なんて漠然と思っていた天空の遺跡マチュピチュ。

まさかそんな場所で髪を切ることになるなんて思わなかった。

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でも、それを選択したのは自分であって、他の誰でもない。

それが自分の運命だったのかもしれない。

と、この不思議な土地だからこそいろんな感情になり、いろんなことを考えてしまった。

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そして、マチュピチュという土地に実際来てみて思ったことがある。

というか僕は遺跡に来るといつも思うことがある。

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遠い遠い昔、ここで人々が生活していたのか…。

と。

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当たり前っちゃ当たり前のことかもしれない。

今は廃墟のごとくボロボロになり、現代人の観光のために存在するこの建物や土地は、かつて住んでいた人々の生活であり、人生であった。

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長い長い時の流れの中でそれは変わっていき今の姿になったまでなんだけど、かつての生活や人々の事をどうしても想像せずにはいられない。

この地でケンカしたり、恋してみたり、いろんなことがあったんだろう。

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歴史の本に書かれている少しの文章では表しきれないいろんなことがあったんだろう。

でも、その人々の感情までは現代には残らない。

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古代インカ帝国の誰かがここにマチュピチュを作る選択をし、誰かがここに住む選択をした。

それが誰かは、その誰かが何を感じていたのかは今となってはわからないが、存在したという事実だけは何百年も残り続けている。

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やっぱり、僕が世界を旅して髪を切りまくったなんて事実もそのうち色あせて消えていくんだろうか。

もしかしたら、もしかしたら、ほんともしかしたら、誰かが誰かの髪を切りまくりながら旅したらしいよなんて話は残るかもしれない。

でも僕のこと、この日のドイツ人のにーちゃんや、アメリカ人のおねーちゃんの事は時間とともに「誰かさん」になっていくんだろう。

なんとなーく、それが切なくも感じた。

人の運命は、決まっているのかもしれないし、決まっていないかもしれないし、それはわからない。

でも、結局は選択したことがその人の運命を決める。

僕が選択したことで、出会った人、そしてカットした人。

それが僕と、その人のそういう運命だったのかなと思ったりもする。

時が過ぎ人々にこの事が忘れ去られても、僕が生きている限りカットした人達のことを忘れることは無い。

そんな事を改めて思った日だった。

みんなありがとねホント。

運命運命なんてクサすぎるかもしれないけど、出会ってくれてありがとね。

…という事が言いたかったのでした。

じゃ…今日はこれで。

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ギャル男みたいだ…笑

★カットした人★684人

☆カットした人 58ヶ国☆

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