【世界一悲惨な国境越え】インドとネパールのウンコまみれの道路が大洪水に。

インドとネパール国境




今日は世界一悲惨な話を書こうと思います。

昨日のつづき。

まだ外も真っ暗な3時半に起き、眠い目をこすりながらバスに乗るために重い荷物を背負って宿を出た。

外には街灯なんてあるはずもなく、本当に真っ暗だった。

それだけならまだしも、昨日歩いて30分もかかったホテル⇔バス乗り場までの道のりは、どこもほとんど舗装されてなく、泥とゴミと牛さんのウンコが入り混じったカオスな道路だったのだ。

ちらほらいい感じに水たまりもできている。

まあこんな道路の水たまりの水なんて飲もうもんなら一瞬で 『ここ3日が山でしょう』 なんて医者に余命宣告されるに違いない。

多くの旅人が『インドのバラナシはまじでうんこだらけ!やばい!』なんて言ってましたが、この街のほうが何倍も汚いです。

バラナシついたとき、綺麗じゃんって思ったからね。

まあ、そんな過酷な状況で、バスターミナルまで歩かなければならなかった。

しかし何という不運か、この日は まあまあな嵐。

これにより、道路以外に積まれたウンコたちも、雨水とともに道路に流れ込むことは簡単に想像できた。

何なんですか一体、、、

ただでさえ綺麗なイメージがありそうな美容師の旅でうんこうんこ言ってるってどういうことですか。

もともと汚らしいけど(笑)

髪切ってる場合じゃないっすよ本当に、、、と、最初から結構心が折れかかっていた(;・∀・)

雨の中、とにかくバス乗り場へ向かった。

足をウンコで汚染された泥水に浸しながら30分も歩かなければならなかった。

どこを歩いてもそれ。

踏まないとか踏むとかいう話ではない。

逃げ場はなかった。

しかもマジで暗くて見えない。

体も雨で濡れてる。

男なら黙って歩かんかい!

と言われればそれまでだが、日中でさえ『うわっ!ウンコ!えんがちょ!』
とか言ってる始末だから話にならない。

「諦めよう…」

そう思ったその時!

ぽんっ!

何やら軽快な音が聞こえ、足に違和感を覚えた。

恐る恐る見てみると・・・

親指と人差し指の間のアレがとれてるううううう

直すには手を使わなければならない。

うんことゴミと泥のねちょねちょが手に・・・

手に・・・

クソ

半ばやけくそになりまた道を歩き始めた。

途中何度も何度もサンダルが汚染泥によって破壊され、僕の心も徐々に破壊されていった。

直しても直しても、親指と人差し指の間のアレがスポンとハズレる。

笑えない。

全く笑えなかった。

でも幸が不幸か、このとき僕は一人じゃなかったんだ。

一人だったらソッコー諦めて宿に戻ってた自信がある(笑)

カズさんいてくれてありがとうございます。

そしてなんとか死にものぐるいで(マジで)バスにたどり着き出発。

『いやー大変だったねー。これであとは乗ってるだけだねー』なんてのん気に話していたんだ。

早朝からハードだったため、びちょびちょのまま仮眠。

すると1時間ほどして乗り換えだとおこされた。

この乗り換えというのが本当に謎でして。

大きい川にかかる橋をバスが渡れないから、降りて反対岸まで行かなければならないというもの。

たぶん橋がボロすぎて、バスやトラックが渡ると崩壊する仕組みらしい。

どういうことやねんと。

橋の手前で降ろされ(もちろん寝起き)まずは、橋の向こうまで歩いて渡る。

その頃、雨足も最強レベルになり傘なんか役に立たないくらいの土砂降りになった。

なんと、橋の向こうにはバスはなく、さらに1キロ先に止めてあるというではありませんか。

嵐の中、1・5キロの道のりをこんどは寝起きでマジダッシュ 。

やっとの思いでついた頃には、もちろん大事な荷物も服も全てビショビショ、サンダルもボロボロ

ハダシではしりましたよ・・・

僕らが何したって言うんですか・・・

でも、幸いにも電子機器は壊れてなかったからホッとした。

そういえば、途中で雨を利用してシャンプーしてる奴がいてウケたなぁ(笑)

お昼前、ようやくビルガンジーに到着。

このオッサンは特に意味はない。

ここから徒歩でインドを目指す。

ここも汚いしごちゃごちゃしてるなーー

ゴミだらけ。

って今は2014年なんでしょうか?って感じがする。

トボトボ歩いて1時間ほど。

国境まで。

バス約6時間、徒歩約2時間。

やっとやっと、ついた、、、!

けどまだやっと目的地の半分来ただけだった(笑)

国境で記念撮影!

ビビったのがイミグレーション。

これですよ。

ネパール側もこんな感じで気付かなくて通り過ぎましたからね1回

しれっと入国出来ちゃうよこれ(笑)

あの行列ができるイミグレーションではなく、ただの小屋みたいなところでオッサンがテレビを見てるだけだった。

『ああ、入国?はいはい』

こんな雰囲気で、今日初めて仕事しますみたいな感じでした。

、、、ある意味すごい。

ここの国境は外国人が滅多にこない国境のようだった。

だからこそ交通もしっかりしてなく、時間が倍くらいかかってしまったんだと。

インド側の国境のまちラクサウルもやっぱりカオス。

飲んだら3日が山でしょうな水たまりや

マーケットもあった。

牛もゴミを漁ってます。

そんなマーケットの近くで『あん?なんだこの野郎』みたいな顔した親父を見つけた。

美容師ならわかるがハサミがマジでボロい。

しかし不思議なことに、しばらく見てたけど、超よく切れるっぽかった!

スパスパチャキチャキ切っていた。

交換してもらおうかな!(笑)

ラクサウルの様子

やっぱり今は2014年じゃないんですかね?

水たまりやばくないっすか。

ゴミもウンコもやばいやばい

木登りするおやじやばいやばい。

普通に見てて恐ろしかった(笑)

オヤジを見てる僕らが珍しいのか、僕らを見てる人々。

ちなみに、昨日いたジャナクプル、今日来たビルガンジ、ラクサウルで一切観光客は見なかった。

珍しいんだろうね。

バスでこの日のうちに移動するのは着くのが遅くなってしまうからやめて、一泊することにした。

ホテルも探すのに大変苦労した。

もちろんwifiはなし。

これで48時間くらいネット難民じょうたいだった。

晩御飯はなんか人参のお菓子わかりますかね?アレと、さつま揚げのカレーバージョンみたいなやつを食べた。

不思議なことに、この料理くらいしか見当たらなかった。

やることもないから次の日のバスのチケットを予約して、また二人でコーラ飲みながらゲームして遊んで寝たんだけどね(笑)

なんかここまでインターネットがない環境が初めてで、それは不便で、不安を煽り、つまらないなーなんて思いながらも、どこか解放されたような気持ちになった。

不安を煽りって言うとなんか違う気もするけど、インターネットがある事で例えば次の街までの移動手段を調べたり、安いホテルを調べたり出来るから効率は良くなるよね。

さまよったりする時間と苦労は減る。

そういう意味では、安心感はえられるよね。

逆にインターネットがないことで、facebookやらなんやらを見る時間がすごく減り、その分カズさんといろんな話を出来たりもした。

2年前まで、海外に行った時は僕は何も持って行かなかった。

パソコンとか(そもそも持ってない)タブレットとか。

携帯は電源切ってたし。

かと言ってガイドブックなんて持って行かなかったから、非常に効率は悪かったものの、人と接する時間や自分で考える時間が圧倒的に増えていって、それはそれで楽しかった。

それはきっと『冒険』と呼ぶにふさわしいような。

今や僕らはインターネットの世界に生きていて、ないと困るものベスト5に入ると思うけど、たまにはこういうのもいいなーなんて思ったよ。

答えを知らないまま、新しい街に行くっていうね。

かつて当たり前だったそういう旅が今は珍しいものになったってことだね。

僕らにとって、情報ゼロでしかもハプニングだらけだったここまでの旅は冒険以外の何でもなかった。

いつか笑い話になるよね。

うんこありがとう。

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