ドイツ人の同性愛者のおっちゃんに言われた『男が好きか女が好きかは誰も選べない』という言葉。




カウチサーフィンで泊めてもらってるイェンス宅へ帰宅。

ちょうど彼も帰ってきてワインをドン!とおかれ、一言。
『飲んでくれ』
あ、サンキューhehe でも僕ワイン苦手で、あんまり飲め、、、
トクトク、、、
注がれた。

もうありがたくいただく事にした。
明日頭痛くなってもいーや!

そしてビーフシチュー作ってくれた。

これはドイツ料理なんだって。
そういえば海外に来てよく言われる言葉。
日本人ていつも寿司食べてるんでしょ?
そうなんですよ。
外国人がイメージする日本の家庭的な料理→寿司
まあこれだけ寿司レストランがあればそう思うのも仕方ないけど、寿司ってそんな頻繁に食べるものじゃないよね。
逆に日本人がイメージする日本の家庭的な料理→肉じゃが
実は肉じゃがの起源は大日本帝国海軍において東郷平八郎が
ビーフシチューが食べたい
とキテレツなこと言い出したのが始まりらしい。
ビーフシチューなんぞ見たことも聞いたこともないけどとりあえず作ってみるか!→肉じゃがができた→うまい
という事らしいけど本当かなぁ。
食後もワインのみながら二人で遅くまでお互いのことを話し込んだ。

昨夜のことも含めて書きますけど、こんな話しをした。
恋人と結婚について。
二人でその話題で話てたんだけど
彼がこんなこと言い出した
『ぼくの夫はシンガポール人なんだ』
一瞬、ん?って思ったけど、すぐに理解した。
僕『そうなんだ!結婚してるの?』
イェンス『してるよ。ドイツで結婚した。だからあそこに炊飯器があるんだ(笑)』
僕『なるほど!(笑) えー何歳?写真見せてー!』

イェンスはシンガポール人の夫と18年前に海外で出会って、2年前に結婚したらしい。
いろんな所に二人で旅行に行った写真を見せてもらったんだけど、それを見せながらいろいろ説明してくれる彼を見てるとなんだか微笑ましかった。
イェンスの夫は今はシンガポールで仕事をしてるので行ったり来たりしてるらしい。
その話の流れでドイツの同性愛者事情についていろいろ話してくれた。
世界的に認められつつあるらしい同性愛だけど、ドイツはヨーロッパの中でも特に寛大な国みたい。
北欧やオランダも同性愛者に対して結構寛容なんだって。
他にもスペイン、スウェーデン、アメリカ、アルゼンチン、カナダなどの国も同性結婚を認めているそう。
ただキリスト教やイスラム教などの宗教的に風当たりが強い国や地域もあるし、同性愛は死刑なんての国もある。
ちなみに日本では結婚できないって知ってますか?
憲法改正が大変だからって理由もあるみたい。
で、ちょっと書いてみよう…。
あなたは同性愛者に対してどう思います?

もちろん肯定的な人もいるだろうし、『どっちでもいい、無関心』みたいな人が多数なんだろうけどね。
ここからは個人的な意見になるんだけど。
日本で同性愛者というと変わってる人ってイメージを持ちやすい気がするんだよね。
否定はしないとしても、偏見をもつような人が他国に比べ比較的多いというか。
近年日本でも理解すすんでいますなんてニュースを見たことあるが、まだまだそういう偏見ってある気がする。

好きなものの(人の)対象が違うってだけで、別に誰にも迷惑もかけてなければ悪いことでも何でもない。
それがなんで変っていう考えになるのか?
僕も以前インドの電車でオカマにめちゃめちゃ絡まれて大変な思いをしたこともあったけど(ちょっとウケたけどw)、それってそいつが非常識なだけであって、オカマやゲイがみんな非常識かっていうとかなり的外れだと思うんよね。
異性が好きな人がみんな常識人かって言ったらもちろん違うし。
日本人ってテレビの影響かなんか知らないが、そういう人達に対して理解があんまない気がする。

なんで手をつないでるゲイのカップルを見たら、笑うのか。
なんでゲイに話しかけられた事をネタにしてフェイスブックにあげるのか。
僕の友達でもそういうことをネタにする人がいるが、疑問でしょうがない。
日本の『普通』とか『常識』とか『みんながこうしてるから』っていうのを気にしすぎる風潮がそうさせてるのかもしれない。
横を見て、みんなと歩幅をあわせるのが大切みたいな教育とか風潮とかさ。
個性よりも『普通』が大事にされる日本で普通になれなかった人は、周りから見たら『変』ってことなんでしょうか。
なんでこんなこと言ってるかというと、僕はオカマ、ゲイ、レズの友達が多い。
比較的多いと思う。
日本人でも外国人でもたくさんいる。
中学生の時『私は女が好きなんだ』ってカミングアウトしてくれたあいつはなんで泣いてたんだろう。
20歳のとき『俺はゲイだ』ってカミングアウトしてくれた友達はなんであんなに申し訳なさそうにしてたんだろう。
ってずーっとひっかかってた。
別に犯罪をおかしましたって告白するわけじゃないんだから、、、って。
イェンスと話してて、なんかいいなぁ。こういう人に日本で会ったことないなぁって思ったんだよね。
ハッピーにカミングアウトできてるっていうか。
でも、今の日本でそんなことなかなか出来ないじゃん。
みんな理解ありますとか、新宿二丁目は誰でも知ってるとか、テレビでオネエがでてるじゃんとか、仏教的には禁止されてないとか、江戸時代までは普通にあったことだとか、口で言えるがそんな簡単なことじゃない。
まだまだオープンにできない部分ってかなりあるでしょって海外に出てすごく感じた。
そして、僕はゲイではない。
女の子が好きだ。
出来ることならブロントヘアの西洋人モデルさんとデートなんかしてみたい。
だから僕には同性愛者の気持ちは正直わからない。
気持ちは全然わからないけどこんなこと書いてる。
今思ってることを書いてる。
同性愛者だってめちゃめちゃ同じ人間だ。
その人達も、もっともっとハッピーになればいい。
世界的にもっと理解されるようになればいい。
日本でもそうなればいい。
イェンスと話してて、彼が言った言葉が何かグサッときた。

『男が好きか女が好きかって誰も選べない』

つまり自分で選んで同性愛になったわけじゃない、、、
そんな言葉を聞いて、いろいろ思ったんだよね。
だけどこの世から、日本から偏見が無くなるかって言ったらぜーーーったい無くならないと思う。
なくなるわけがない。それはありえない。
世界を変えるなんて僕には無理だ。
だけど2人でも3人でも読んでくれた人がなんか少しでも思ってくれたらここに書いた意味もあるってもの。
保守的で無関心すぎる日本人は、もっと興味を持った方がいい。
いろんなことに。
なんか夫のこと話すイェンスは可愛かったでした。
それでいいじゃん。平和じゃん。
綺麗事言ってるわけじゃない。
人間て、みんな一緒。

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世界一周    198日目