美容師が韓国ソウルの美容室に行ってオマカセでコリアンヘアカットをしてもらった結果・・・。

『あーーー髪切りてー!!』

3月10日、浅草にある美容室Niceで切ってもらって早1ヶ月半がたとうとしていた。

軽めにカットしてもらったはずなのに、いつの間にかもさい感じになっている。

『これはアカン。美容室、行きたいな・・・』

東京にも行きたい美容室がたくさんある。

というか切ってもらいたい人がたくさんいるのだ。

僕は悩んだ。

『あそこに行こうか、いやあっちにしようか・・・』

そんな時に、ふと思いついたのが韓国のサロンだった。




ちょうどいいタイミングだったので、ソウルで髪を切ってみることにしたんだ。

というのも、僕は世界一周をしている時も10回以上いろんなサロンを巡ってきたんだけど、なにせおもろい。

日本にはない独特の技術や、謎の道具などを知ることができるからだ。

ちなみに僕は日系サロンには絶対に行かないことにしている。

だって日本にあるようなサロンで日本人に切ってもらってもおもしろくないもんね。

というわけで!

今日は韓国ソウルの美容室レポートをしようと思います。

韓国滞在2日目、韓国人の友達ジュヨンと共にホンデという街に向かった。

ホンデは大学があり、若者の街として知られている。

服やアクセサリーなどを売っているお店も並んでいるので、ここに来れば美容室探しは困らないんじゃないか?と思ったからだった。

安い服屋さんやピアス屋さんなどを冷やかしながら探してみたのだが、なぜかなかなか美容室が見つからない。

『ないな〜』

『隣駅に行ってみる?』

ジュヨンの提案で隣駅のシンチョンに向かうことにした。

その読みはあたっていたらしく、美容室をチラホラ発見できるようになってきた。

問題はここからだ。

どこの店に行けばいいのかわからない。

というのも、2階や3階にあるサロンが多い上に、窓などがないので中の様子がなかなかわかりづらいのだ。

○○○HAIRとかいう看板だけあっても、そこには怪しさしかない。

僕は相当神経質になっていたように思う。

というのも韓国という土地柄、選択を間違うとやばい。

よくあるKポップアイドルの前髪流し重ためサランヘヨヘアーにされてしまったら韓流好きなオバちゃん達からサランヘヨされまくる恐れがある。

もしくは、韓国軍の人みたいにガッツリ刈り上げ角刈りアーミーヘアにされてしまった日には、もう日本の地はしばらく踏めなくなりそうだからだ。

キムチマシソヨーとか言ってる場合ではなくなってしまうかもしれない。

そんな感じでかなり悩んだ末、外から中が見え、すごくおしゃれそうなサロンに行くことに決めた。

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ビルに入り、2階へと上がる。

ジャスリヘアーという名前だそうだ。

受付はキラッキラしていた。

美容室は緊張するから嫌いというタイプの僕からしたら”まさに”な美容室だった。

一人だったらエレベーターの下ボタンを押していただろう。

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スタッフは多くて、女性しかいない。

中は広く、鉄アレイのような形をした店のようだ。

キラッキラしてる店内には韓国のおばちゃまやお姉さんがいるのが見える。

「こ、ここは女性専用なのか?」

思わず構えたが、どうやら男もオッケーらしい。

よく見たら男のスタッフも1人いた。

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なんともゴージャス。

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待ち合いに通された。

どんだけ椅子あるねんって思ったが、それが埋まることが想定されるくらい人気なのだろう。

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これだけゴージャスなのにテレビもある感じがなんか「コリアンスタイル」を感じさせる。

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日本の美容室のようにカルテを書かされることもなく、カウンセリングもなくいきなりシャンプー台へ連れて行かれた。

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AKBみたいな制服を着たアシスタントの女の子に洗われる。

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ガコンッとまあまあの勢いで倒されたんだが結構フラットに寝れて体は楽だった。

実は僕は海外の美容室でシャンプーをされるのが結構好きなんだ。

なぜかというと、国や地域によってびっくりするくらい違うのだ。

頭一つ洗うという行為でここまで”常識”が違うのもすごく面白い。

例えばドイツやイギリスなどヨーロッパ系のところでは耳に水をバシャバシャ入れられる。

日本では思いっきりタブーとされる行為なのだが、やられてみるとなんてことはない。

気持ち悪いどころか全然気にならない

日本みたいに気を使った結果1滴、2滴入ってしまうから気持ち悪いんだと思う。

そして韓国はどうだったかというと、お湯ではなく水だった。

最初の一瞬こそ「え?」って思ったものの、これもやられてみると案外嫌じゃない。

むしろなんか良いとさえ思えた。

水っていうかなんかプールとかそのくらいの温度なんだけども。

日本ではお湯加減をこれでもかというくらい気にするが、韓国ではしないのだろうか。

逆に僕達の常識は、広い世界から見たら間違ってるのかも知れない。

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シャンプー台から席に通してもらい、担当の美容師さんとバトンタッチ。

AKBさんありがとう。

ビフォーを撮る間もなく席に通されてしまったので、ここでビフォーの写真を。

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(くらい)

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濡れてるから非常にわかりづらいが、前回ちょっと長めにしてもらったから襟足とか結構長い。

そして髪の量が増えてきたのでモサモサしてる。

担当の美容師さん(名前聞いたけど発音が難しい)に、アシメスタイルで、軽くしてくれとだけ伝えた。

あとは任せますっと。

今回は通訳のジュヨンがいるからミスは起きないだろうと思う。

いつも通訳無しで行っていたが、それはそれで意外となんとかなっていたんだけども。

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強力な助っ人のおかげでいろんな事を聞くことができた。

こちらのサロンではミルボンという美容メーカーのハサミやカラー剤を使っているとのことだった。

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手際よくカットされていく。

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このタイミングでAKBちゃんが飲み物を聞きに来てくれた。

ビビったのがその種類の多さ。

カフェですか?っていうくらい多かった。

お茶からコーヒーからカフェラテまで。

僕はコーヒーが苦手なのでホットの緑茶を。

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(蓋付きなのは嬉しい。なるほど)

ジュヨンに通訳してもらいながらいろいろな質問をしてみた。

「美容師は何年やってるんですか?」

「15年くらい」

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「韓国ではスタイリストになるまで何年かかるんですか?」

「3年くらいかな」

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「今流行のスタイルはなんですか?」

「特にコレって言うものはないけど、前髪を短く切ったボブスタイルがこれから流行りそう」

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聞いてみると結構日本と似ているようだったが、今でも韓国では学校卒業後にインターンをやるのだそう。

気になるお休みとお給料だが、休みは今までは週1日だったのが近年は週休2日のシフト制が多いそうだ。

給料は日本と違い歩合制になるので、働けば働いただけ貰えるし、休めば減るとのことなので、人それぞれだから何とも言えないって言っていた。

具体的な数字は話してくれなかったのでわからないが、ただ日本のアシスタント1年目や、スタイリストなりたての人の給料の事を話してたら「意外と少ない」みたいなことを言っていたので、韓国の方がもしかして多いのかな・・・。

ちなみにカット料金はソウルでは1500〜2000円くらいが相場のようだった。

田舎の方に行くと1000円くらいまではさがるようだ。

最も高いところで10000円程。

おそらくカンナムとかアックジョンという青山表参道みたいなエリアの美容室の話だと思われる。

カラーに関しては日本とあまり変わらない。

今回行ったジャスリヘアーでは8000円くらいだった。

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カットが終わり顔を払ってもらったのだが、その道具が面白かった。

スポンジみたいなので払い、ある程度使ったら先端をチョキンとカットして使い続けるらしく、すごく毛を払いやすそうだった。

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もう一つ面白かったのがヘアカタログ的なものはタブレットで見るようだ。

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芸能人やモデルなどの写真をネット上で集めてアルバムにしてるモノを見せてくれた。

韓国では”流行り”というものがすごい力を持つそうで、ファッションでもヘアでも、1つが流行るとみんながそれを真似するらしい。

だからそういった流行りを発信していく芸能人の髪型の写真があれば話が早いのだろう。

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そうこうしているうちに仕上げに・・・。

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「ワックスつける?」

「お願いします!」

「どんな感じに・・・」

「任せます!」

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そう、僕は基本的にはお任せなのだ。

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その国の美容師さんをリスペクトしているから、あまり注文は付けたくない。

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そして完成。

普段僕がしないようなスタイリングだったので、見ていて面白かった。

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耳周りは長さを残しつつ、すっきり目に。

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僕的には後ろもアシメになったのが結構新しくて、でも好きだった。

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終わって記念撮影(笑)

シャンプーしてくれたAKBちゃん

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そして2人と。

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お会計時には何故か料金が10%OFFになっていて、25000ウォン→22500ウォンだった。

日本円にすると約2200円。

最後にエレベーターのところまで見送ってくれて「楽しかった」と言ってくれた。

こちらこそです。

名刺を渡してインスタグラムかなんか見てもらったところ、僕の投稿を見たことがあったと言っていた(笑)

マジか。

ありがとうございます。

また韓国に来たら遊びにこさせてもらいます!




✱感想

ひとことで言うと、とても良かった。

ある意味衝撃だったかも。

サービスがよかったこともあるし、技術面でもやはり髪質が日本人と似ている事もあって、気持ちをわかってくれる。

海外で切ってきた中では今のところ1位かもしれない。

だけど、今回は1位になりえる要素があった。

それは通訳の存在

通訳がいれば結構問題なく気持ちを伝えることができるということを知った。

たぶん一人で行ったら「メッチュチユセヨ(ビールください)」くらいしか話せないので、また違う結果になっていたのではないかと思う。

そういえば、よく外国で美容室に困るという人が多いが、僕の中では言葉と知識を持っていけば大体はうまく行くと思っている。

世界10ヶ国以上で自分の髪を切られてきた僕が言うんだから信憑性はあると思う。

ってかそんな日本人他にいないでしょ多分(笑)

最悪言葉がわからなくても旅の指さし会話帳miniがあれば全然いけます。

美容室以外のシーンでも使えるので旅行の際はおススメです。

しかし本当に今回も多くの発見があったなあ。

2000円ちょっと払ってこんな経験できるなら全然いいですね。

韓国旅行のついでに美容室に行ってみるのもオススメですよ!

きっといい思い出になることでしょう。




旅の指さし会話帳mini

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