たぶん業界初私はこうして美容室を廃業させましたというセミナーです。
年間10000件が潰れているという美容業界でありますが、それだけ厳しい業界に無装備で突入していく人が後をたたず、1年以内の閉店率は60%だといいます。
今後独立を考えている人に向けて少しでもリスクを下げられるように現在5店舗経営(うち2店舗が美容サロン)している元美容師・経営者である桑原淳が2016年に無借金でオープンした美容室Up to Youを2018年で閉店させるまでの3年間のしくじりをお話ししていきます。
失敗したこと・大変だったこと・トラブル・対応策・成功したこと・得られた情報・閉店した本当の理由など誰も表に出さない情報を公開します。
- 開業前にしたこと
- なぜ借金なしで開業が?オープン秘話
- オープン2ヶ月後に崖っぷちに立たされた
- 1人営業の最大のデメリット
- 意地でもホットペッパーを使わなかったわけ
- 実際の売り上げと客数
- 仕事を複数始めた理由と結果
- シェアサロンを始
- めた理由と結果
- 現代で店舗をもつメリットデメリット
- 閉店した本当の理由
当日は時系列にそってこのようなことをお話ししていきたいと思います。
売上や失敗談も隠さずお話ししますのでこれから独立する方には特におすすめです。
参加資格特になし。学生、アシスタント、美容師以外も大歓迎
開催日 | 9/9大阪 |
---|---|
参加費 | 3500円 |
時間 | 大阪12:30~14:30 東京13:30~15:30 10分前開場 |
参加方法 | 申込みはこちら |
【一部】 フリーランス~開業するまで
2015年12月20日にフリーランス美容師として独立しました。
そこからわずか3か月半後に美容室Up to Youを無借金でオープン。
そこまでにかかった費用や、どのように物件を探し、オープンまでたどり着いたのかをお話しします。
顧客ゼロ、貯金ゼロ、運転資金ゼロ、家賃27万円、ホットペッパーなし
めちゃくちゃな状況での美容室Up to Youのスタートのストーリー
【二部】 1年目 オープン直後に窮地に立たされ方向転換
個人的な貯金もなく運転資金もなく始めた美容室。
閑古鳥が鳴いていたわけではありませんでしたがすぐに様々な問題が出てきました。
その当時の売り上げ状況と客数も当日は公開します。
今思うと行っていたブログでの集客方法にかなり問題がありましたが、当時はそのことには気がつかずにそれしかないと思い込んで間違った方法を続けていました。
そのブログは過去に某美容師マガジンのライターをやっていたことをきっかけに「ブログ無料で制作しますよ」と声をかけてきたWEB制作会社に作ってもらったものだったんですが、オープンからわずか2ヵ月後にいいなり売り上げが落ちこんでいた時に高額なお金を請求されました。
結果として騙されたのですが、支払いをこばめばブログを消去するぞと脅しをかけられ窮地に・・・。
その時の詳しい状況や行っていた集客方法、お金の作り方について変わった考え方、そのことがきっかけになって始めたこと、頭に来すぎてWEBの勉強を始めたことなどをまとめてお話しします。
【三部】2年目 値上げとシェアサロン
独立して2年目に突入し、メニュー変更と料金の値上げを行いました。
その背景にあった事情と、実際値上げをしてみて売り上げがどう変化していったか?等をお話しします。
また、2年目の夏より全国的にも先駆けてシェア美容室を始めました。
その当時採用したシェアサロンの仕組みと、実際にシェアしてみて起こったこと、よかったこと、悪かったことなどまとめてお伝えします。
【四部】 3年目 閉店を決意 閉店するまで
そして2018年。
独立して丸3年、オープン2年8か月後に美容室Up to Youを閉店いたしました。
※誤解されないようにあらかじめ書いておきますと閉店ではありますが別のオーナーがシェアサロンを引き継いで現在でも運営を行っています。
その閉店を考え始めたきっかけと、決意した時の思い。
実際に閉店するまでに行ったこと、かかった費用をお話しします。
こんな方にオススメ
このセミナーはこんな方にお勧めです。
- これから独立したい
- 独立の準備中
- シェアサロンを運営してみたい
- 集客方法で悩んでる
- 独立にかかる資金のことを知りたい
- 1人営業でやっていくのが不安
- WEBなどを始めたほうがいいか迷っている
- 働き方に悩みがある
そもそも美容室で独立失敗する理由とは?
当日お話しするようなことを少し書いてみます。
美容室の独立開業で失敗する理由・・・それは
- ビジョンがない
- 人に伝えてない
細かく言えばいろいろありますがこの要素が大きいです。
美容室のビジョンがない
恐らくこれが1番多いのでは…なんて思います。
どこの誰にどうなってほしくてお店をやっているのか?がない。
言い換えると誰のためのサービスで、誰のためにお店が存在しているのか?を明確に決めずに存在そのものがふんわりとしてしまっているお店がすごく多いと感じます。
『世の中すべての人に美しくなってほしい』というサロンも結構ありますが、それは実はとても難しいことです。
いろんな人に対応するということは平均的であると言うことなので、良くも悪くも【特徴がない】という評価をされます。
お客さん目線だと特徴がないからあまり考えずに利用できますが、特徴がないからリピートする理由もないと考える方も多いです。
一昔前は美容室数そのものが少なかったからそれで逆に良かったと思いますが、今は増えすぎてるので特徴がないことは致命的と言えます。
そのビジョンがあるか?ないか?
ビジョンなく出店をする事は今はリスクでしかないと言えます。
美容室のことや開業を人に伝えてない
フェイスブックやインスタで『お陰様でヘアサロン○○オープンしました!頑張ります!』みたいな感じでSNSで告知しているのをよく見かけます。
それもとても大切なことだし、友人や知人に知らせる事は認知度アップの第一歩だと思います。
でもホントに伝えなきゃいけない相手は友達ではなく“サロンを利用してくれるであろう人達“です。
近隣住民とか、少し遠くてもサービスを利用してくれそうな人とか。
伝える方法としてブログ・SNS・チラシ・ホットペッパーとかが思い浮かぶと思うのですが、伝え方は1つじゃないです。
そのサロンのビジョンやそのサービスによって伝え方は違ってくるはずです。
だから『ブログやっとけばいい』『インスタやっとけばいい』『ホットペッパーやっとけばいい』『チラシやっとけばいい』は間違いです。
例えばポスティングで少し効果が出たとしても膨大な時間がかかってたとしたらそれはあまり意味がないし、ブログを一生懸命書いても見てもらえなかったら意味はないです。
また『ホットペッパーやっとけばいい』『SNSやっとけばいい』というのも危険で、もし突然サービスが終了したり、新興サービスが出て機能しなくなったとしたらどうするのか?という問題があります。
つまり他社サービス頼りで運営してるサロンは、そのサービスにサロンの運命を握られているということになります。
大げさな話ではないと思います。それだけ伝え方は大切なのです。
美容室の独立開業で失敗しないために
まず1つは『失敗してしまった先輩たちから学ぶ』ということ。
閉店してしまったサロンがなぜそうなってしまったのか?を分析する必要があります。
また、現状うまくいってないサロンが何をやっているか?を知る必要があります。
『スタッフがやめる…』
『売上が落ちてる…』
『人が入ってこない』
その様な悩みをかかえているサロンのビジョンはどうなっているか?
伝え方はどうしているか?それを知ること。
美容師の方はよく技術だけあればいいと言いますが、全然そんなことないと僕は思います。
誰も知ってくれてない技術は、たとえどんなにすごいものだとしても誰も買ってくれないからです。
素晴らしい技術があったとしても他サロンの分析もせず、売り方も考えず、伝え方のアイデアも皆無な状態で独立開業してしまうのは危険です。
失敗・成功を経験してきたからこそ伝えられることがあると思います。
年間10000件も潰れてる業界の歩き方を閉店ストーリーから学んでみませんか?
開催日 | 9/9大阪② |
---|---|
参加費 | 3500円 |
時間 | 大阪12:30~14:30 東京13:30~15:30 10分前開場 |
東京会場 | 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-34-1 |
大阪会場 | 大阪市北区太融寺町1-10 祥慶ビル5階 |
参加資格 | 特になし。学生、アシスタント、美容師以外も大歓迎 |
参加方法 | 申込みはこちら |
お申込み
ご希望の回のチケットをご購入ください。
複数名で参加される場合は人数分のチケット購入をお願いいたします。
当日お気をつけてお越しくださいませ。
《9/9 大阪》
お問い合わせ