「自分は社会に必要ない人間」って思いこんでない?10代の学生に伝えたい超シンプルな生き方。

こういうニュースは悲しいですね。

https://matome.naver.jp/m/odai/2150451397439435101

長い休みが終わって憂鬱になっちゃうんですかね。

でも調べてみたら意外なことに戦前、戦後の高度経済成長のときの方が全然多いそうです。

時代背景がかなり違うので単純な比較はできませんが…

現代に多い学生の自殺の動機は【学業不振】がトップだそうです。

入学試験を受ける年齢は昔にくらべてどんどん下がっていて、不合格通知がきたりすると「将来このままでいいのか」「社会に必要とされない人間なのかも」と思ってしまうようです。

そういう子供たちに対して、大人はみんな「何言ってんだ、平気だよ」と言います。

実際、勉強ができるできないは別にそんなに気にすることではないんです。

だけどそう言われても子供たちは「ああ、そうだよな」とはならないものです。

大人になった人はみんな”どういう形であれ”大人になるまでの道を歩んだので、学生時代というのは今となってはただの通過点でしかありません。

自分の過去と現在を照らし合わせることができるので「そんなもん気にしなくて平気だよ」と思えるようになる。

でも子供達からしたら今が全てで、経験したことない【大人】【社会人】というのはうまく想像することもできません。

実際僕達も子供の頃想像してた大人とは違いますよね。

なってみて初めてわかること、思うことがあるはずです。

なのでもしかしたら、大人になった結果思うことを子供に押し付けるのは違うのかもしれません。

「学校は勉強するところだから」とか「友達できたら楽しいでしょ」とかもそう。

「自分がそうだったからあなたもこうしなさい」はやっぱり間違ってると思います。

世の中に飛行機がなかった時代、海外に行くことはほぼ不可能でした。

いろいろな乗り物ができて人々の価値観や生活は変わりました。

昔の人は一生に一度はお伊勢参りをしたいと考えてたそうです。

でも今ならいつでも誰でもビューンと新幹線で行けてしまいます。

学校も同じで、手紙をコソコソ回してた時代があります。

ガラケーで隠れながらメールをしてた時代があります。

今はラインでグループチャットです。

元々存在しなかったものが存在するようになるという事は、それとともに無くなっていくものがあるということです。

それでいて選択肢は増えていきます。

お伊勢参りをするには歩くしかなかった時代は選択肢は1つだけ。

今は新幹線、飛行機、バス、車、バイク、チャリと選択肢は様々です。

その裏で歩きという選択は消えました。

その時その時でいろんなモノの価値や、いろんな事の概念はがらっと変わっていきます。

新しいものが生まれれば生まれるだけ、どんどん人々の生活は複雑になっていきます。

たった10年前と今でも全然違いますよね。

そんな複雑な時代の今だからこそ、実はめちゃくちゃシンプルに生きるべきだと僕は思っています。

シンプルに生きる

多くの選択肢、あふれる情報。

新しいものが生まれて、消えていくモノ、コト。

周りに惑わされるのは簡単です。

そんな中で唯一やるべき事は「シンプルに思い込むこと」だと思います。

「社会に必要ない人間」「こんな事もできない人間」

そういうのもある種の思い込みです

「子供は学校にいくもんだ」「勉強なんかできなくても平気だよ」

それも思い込み。

大人も子供も基本的には”思い込み”で生きています。

学校は楽しい、楽しくない。

勉強ができる方がいい、出来ないとだめ。

大学に行けばいいところで働ける、高卒だとだめ。

どちらも正解で、不正解です。

勉強ができないとダメだと思い込んでる人からしたら、できないことは駄目なことです。

勉強ができなくてもいいやと思い込んでる人からしたら、できないことは別に大したことがないのです。

周りにあるいろんなモノやコトはだいたいがそんな感じです。

仕事をやめるのはダメだと思い込んでたらダメだし、学校やめるのはダメだと思い込んでたらダメ。

何が言いたいかというと、自分がどんな人間であろうと、周りにどう思われようと、勉強ができなかろうと、スポーツができなかろうと、引きこもってようと、自分が「今の自分のおこないや、気持ちは間違ってない」とハッキリ言えるのであればそれでいいということです。

正解か不正解かは他人ではなく自分が決めること。

それで良い!って思い込んでれば、それで良いんです。

だから学校生活も、将来も至ってシンプル。

ツイッターで流れてくる情報とか、いろんな大人のお叱りとか、友達からの視線とかそういうのはその人の”思い込み”によるものです。

「お父さんも学校でちゃんと勉強してきたからこの仕事ができてるのよ!」

「学校で仲良くなった友達は20年たっても仲良しだよ」

「社会に出たら勉強ができない人は大変だよ」

だからあれしなさいこれしなさいゴニョゴニョ…

ぜーんぶその人たちの思い込みです。

良い学校に入って、真面目にちゃんと行って、勉強頑張って、大企業に勤めて、病んで退職してニートと化して引きこもる人もいます。

引きこもって学校も行かなくて、友達もいなくてゲームばかりしてたけど今社長の人もいます。

もちろんいい学校を出て社会人になって活躍してる人もいますし、ずっとニートやってる人もいます。

つまり”この世に正解なんかない”が正解です。

自分ルールを作り、自分が道を作り、自分がそれに納得できたらそれで良いんじゃないかなって。

だから学校行かなくても、友達作らなくても、ずっとアルバイトでも、なんでも良いと思います。

正解は自分でつくるもの。

僕はずっとそうやって生きています。

そういう体験や思いを講演会で話させてもらうこともよくあります。

講演会に学校の先生とかが何故かちょいちょい来てくれます。

なんかこの前もメッセージいただきまして、次の福岡での講演を聞きに来てくれるそうです。

不思議なんですよね。

僕は引きこもったりはしてないけど、ずっと学校が嫌いでした。

サボってバイクでどっか行ったりしてて出席日数足りなくて進学できなかったところを、当時の恩師がゴマカシもみ消しいろいろやってくれて美容師になることができました。

そんな僕の学生時代を講演会に来てくれる方々が知ってるわけもありませんが、先生という立場でも「こいつの話を聞いてみよう」と思ってくれる方がいることを嬉しく思います。

なんかその流れで中学校か高校とかで呼んでくれないかなーなんて思います。

今10代で楽しんでる子にも悩んでいる子にも「人生って面白いし、自分次第でどうにでも素敵に彩ることができるよ」って伝えられるような気がして。

なんか30歳を前にしてそういう若い世代に貢献できる様になりたいなと思うようになりました。

お金とか1円もいらないし全国どこでもいいから、もしそういう機会をもらえるのでしたらご連絡ください。

これ読んでくれてる先生いましたらよろしくお願いします。

先日ブログにも書いた、今度講演会を一緒にやらさてもらう北原さんはこの前高校で講演をしてきたそうです。

美容師にアプローチするよりもっと前の”こらから美容師になるかもしれない人たち”に話したくてずっと念願だったそう。

なんか確かに大切なことだなと思い、そのタイミングで自殺のニュースをみたので書いてみました。

Dears北原さんの驚きの美容室経営とは!?業界の風雲児に話を聞きに長野まで行った話。

ちなみに北原さんとの講演会は1日で満席になっちゃいました。

ビビった。

2次募集も考えてるので決まったらまたお知らせします。

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