紛らわしいので最初に言っとくけどサロカリというサービスがなくなるわけじゃないですからね。
名前は変わるかもしれないけど、10年後も残るコミュニティ(サービス)を目指してるので、もう1回言うけどやめませんよ。
ただ昨日ちょっと事件があったのでそれについて書きます。
いろんな人にとっても他人事じゃない気がするのでちゃんと書きます。
正直イラッとするのを通り越してなんかもうよくわからない感情です。
怒ってるわけでも悲しいわけでもないんですけど、なんなのでしょう。
自分が馬鹿すぎて悔しいです。
できるだけ手短にわかりやすく書きます。
【サロカリ】を商標登録されてた
これ昨日の記事なんですけどまずコレ読んでほしいです。
ひょんなことから、美容師と美容室のマッチングをしているサロカリのパクリサイト(見るからにパクリ)を見つけたんですね。
作りも雑だし試しに登録してみたけど全然機能してないし「なんなの?」と思ったけど、機能してないしいいやみたいな感じになってネタにしてたんです。
まあパクリかどうかはわからないですよ。
知る由もない。
サービスに関しては似たようなものも出てくると思ってたのでそれはそれですが、「サロカリ」という名前自体僕が作ったものであるし、作った時点では存在してなかったものなので、どっちが先かといえばこっちです。
間違いなく。
だから正当性はこちらにあると思っていて、のんきに「商標登録でもしようかな」なんて思ってました。
それが、後々とんでもない事がわかりました。
このパクリサイトの運営をしてるのは名古屋の株式会社abeilleという会社のようなのですが、ちょいと名前を覚えておいてください。
昨日の記事を上げたあと、僕の読者さん数名から「商標登録とられてるよ」と連絡をもらいました。
なんかわざわざ調べてくれたみたいで。
マジか…と思い見てみると。
マジだった。
今年の8月に登録されてると。
や、やられた…。
1年半みんなと作り上げてきたコミュニティの名前をとられました。
いや、盗られたという表現は良くないのはわかってますよ。
先にやった人に権利があると法律で認められてるので。
むしろそんなことも考えずにやってた僕が死ぬほどアホでクソだというだけの話なんですよ。
使用料を請求されるかされないかは場合による(相手による)そうですが、そうなればお金を払うか名前を変えなくちゃいけなくなります。
1年半前に脳から血が出るほど考えて生み出したものであり、賛否両論ある中たった30人で始めていろんな事をやってきました。
自腹で全国飛び回って、僕が店を借りに行くとこから始めました。
だんだん人が増えていって、だんだんコンテンツも増えていって、だんだん名前を知ってくれる人も増えて、いつの間にか雑誌などでも取材してもらえるようになり、参加者も250名を超え、会社も立ち上げ…
独裁国家ではなく街を作りたくて、みんなで作ってみんなが幸せになればという思いだけで自分なりに頑張ってきたつもりでした。
な の に ! !
そりゃないよな〜…
いや、別に名前変えるくらいえーやんって思うかもしれないですよ。
それに商標登録取ってくれた人は別に何も間違ってはいないですよ。
法律がそうなってるから。
でもなんかこうね…
言い表せられない。
商標登録取ってくれたあなたにはこの気持ちがわかりますか…
わかるわけないよね。
僕は出来ることをやります
この会社さんは美容室を名古屋で2件やってるそうです。
星ヶ丘というとこにあるmoikkaとmielという美容室だそうです。
どちらも代表が同じ男性だったからその人がたぶん会社の代表取締役なのでしょう。
会社情報調べたけど詳しいことが出てきませんでしたので、その辺りは不明です。
驚くことに、この2件の美容室に関してはホームページもなければ商標登録もされてないんですよ。
ではなぜわざわざ機能してない上に作りも雑なHPサロカリが存在し、そちらは商標登録をしてるのでしょうか。
商標登録自体はお金がかかるものです。
謎ですが、確信的な何かがあるのでしょう。
お金の請求が目的なのか恨みなのか知りませんが…
会ったこともないですし。
昨日商標登録に詳しい人にもアドバイスいただき、いろいろと教えてもらったのですが、正直まだ可能性はあります。
裁判とかはめんどくさすぎるので絶対にやりません。
まず商標登録には区分というものがあり、調べると見ることができます。
書いてある意味がよくわからないかもしれないのですが、電子機器だとか広告業などで「サロカリ」という名前を使うとアウトということです。
逆に言うとそれ以外には名前を使ってもいいということです。
例えば「サロカリ」という美容室があってもいいし、車があってもいいし、チョコレートがあってもそれは問題ないということです。
つまり商品やサービスの内容が一緒かどうか?今僕がやってることがどこの区分に当てはまるのか?という事が重要になってきます。
サロカリを立ち上げてから1年半の間にいろいろと状況もやってる事も変わったので、解釈にもよるのですが主に41区分などがが該当しそうなので、セーフかもしれないということです。
でもウヤムヤにしとくのも気持ち悪いので、もう自分で商標登録をすることにしました。
今運営してるホームページ自体は「理美容師マッチングサロン サロカリ」という名前を使っているのでアチラとは違う該当する区分でロゴも一緒に商標登録しようと考えています。
そうすればもう関係ないし、こちらはこちらで権利主張できるようになります。
ただ半年かかるのとお金がかかるのが痛いところですが…
最悪どーにもならなかったら名前変えるしかないですし、それはまったくめんどくさすぎるのですが、僕の性格だとそれさえネタに出来そうなのでまあそうなったらそうなったで。
とりあえずは警告がない限りは問題はないとの事なので、ゆっくり対応しようと思います。
サロカリのメンバーの人もいろいろ心配して連絡くれた方もいますが、大丈夫です。
なんとかします。
しかし今回の件をきっかけに商標登録や特許について調べることができたのは良かったと思いました。
最後に読者の皆さんに注意喚起をしておきます。
最近美容室の枠をこえて様々な活動をされてる方が多いと思います。
例えばオンラインサロンなんかもそうですし、美容商品の製造なんかもそうです。
素晴らしいサービスや、素晴らしいアイデアや、素晴らしい商品を作ったとしても、赤の他人に商標登録されたら、弱いのはこちらです。
規模も関係ないです。
仮に僕がクソみたいなオンラインサロン作って、有名なオンラインサロンと同じ名前にして商標登録したらもう使えなくなると言うことです。
美容室だって同じです。
パクられて商標登録されたら親しんでもらった名前ももう終わりです。
法律ってなんだろうって思います。
あいては間違ってはないし、ただただ無知な自分が悪い。
その一言につきます。
「さっさと登録しなかったお前が悪い」と思うでしょうが、そのとおりです。
結局法律で守られるのは先に登録をした人です。
全然間違ってはないけど、感情的な部分で言えば、そんな馬鹿な話はないと思います。
はっきり言って悲劇でしかないです。
大切にしてきたもの、たくさんの人が大切さにしてくれてるものを、例え名前だけだとしても無くなってしまうのは辛いものです。
もし末永く活動を続けていきたいのであればオンラインサロンなどでも商標登録をおすすめします。
どうか僕の二の舞いになる人が現れませんように…。
最後になりますが今やっている活動やサービスがなくなるわけじゃないので、そちらは引き続き暖かく見守ってくださればと思います。
終わり。