こんにちは。
今日はちょっと髪型についていろいろ書きます。
※現在地はボリビアのウユニで、記事のトルコとは1ヶ月ちょいのズレがあります(;´∀`) no way…
イスタンブール出張カット週間の3日目。
今日は、ホテルから1時間半程のところにあるお宅へ。
電車に乗り、指定された駅で降り、バス停を探す。
駅前で、地名の書かれた紙をみせ、その行き先のバスはどこから出るのか?と人に聞いてみると100mほど歩いた先だという。
そこにはバス停があったのでしばらく待ってみた。
なんか来ないなーって不安になり、待ってる人に聞いてみるとやっぱりココだという。
待てども待てどもバスは来ない・・・
その間おばちゃんに電話したいから携帯かしてって言って断られたりもした。
もしかして反対車線なのかも?と思いそっちに行っておっちゃんに聞いてみるとココだという。
さっきの奴らはテキトーなこと言ってたんだな・・・クソ。
おっちゃんありがとう。
・・・でもバスは来ない。
そして待ちあわせ時間になった頃にようやく人に電話を貸してもらい、電話をすると全然違うバス停とのこと。
え、マジで?って感じで。
そこから説明してもらったとおりに歩いてみると5分ほどのところにバス停はあった。
そしてやっと到着。
死ぬほど大遅刻をかましてしまった。
自慢じゃないが18歳で東京に出て2年間学校に通った時は無遅刻無欠席。
就職してからは一度だけ遅刻をやらかした事があるものの、基本的にはしないタイプだった。
それが1時間半の大遅刻である。
すっませんっした!!
海外ではこういうテキトーなこと言われることはよくあるんだけど、この時心に誓った。
もう人に道聞いても信じない。
そう、自分で聞いといて信じないという無茶苦茶ぷり。
それからと言うもの数人に同じ質問をし、地図は用意するようになった。
到着し、早速カットすることになった。
本日お邪魔したのはSayakaさんという方のお宅。
ビッグな家で御座います。
犬もいます。
509人目。
まずはお子様カットから。
Sayakaさんの息子さん。
しばらく伸ばしっぱなしだという髪をちょっと整えるようにカット。
長めが好きなんだって。
ちょっとですね。
世のお母さん達いいですか。
男の子が長い髪が好きだと言ったらぜひその気持ちを尊重してやってください。
男は短い方がいいというのは無いです。
すぐ伸びるんだから短くしなさいもダメです。
僕もそんな子でした。
長めが好きだったから、母親に切れ切れ言われるのが苦痛でしょうがなかったわけです。
前髪がなげえとかよく言われたもんです。
でもそれが好きだったんです。
例えば、ラーメンは好きですか?
ラーメン食べたいのに、うどんのほうがヘルシーだからうどんにしなさい!
って言われてもうるせーって感じですよね。
そういうことです。
つまり、僕は今モーーレツにラーメンが食べたいんです!!!!
ラーメンが!!
ラーメンが食べたい!!
はい、すいませんでした。
昨日ラーメン屋で餃子食べてる夢を見ましたので。(ラーメンじゃねえ)
次
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バッサリとカッコいい男らしい髪型に。
ちょっとですね。
世のお母さん達いいですか。
短い髪型が好きな子には切れって言っていいです。
でもその手に持ったバリカンで何をするつもりですか?
『男の子なんて刈っとけばいいのよね♪』
違います。
なんですか『♪』これは。
音符はダメです。
お、お前自分で勝手に♪書いといて何言ってんだよ?って言うのもダメです。
女の子は小さい時から美容室に行ったりして髪を切る権利を与えてもらえるのに対して、ナゼか男の子はだいたい初期の頃は扱いが適当です。
ぜひ、床屋さんなり美容室に連れて行ってやってください。
かわいく、もしくはかっこよくしてあげてください。
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大遅刻をかました僕は急いでカットを。
まだいっぱい待ってる人がいるので、どんどん切ります。
イスタンブールの奥様方は皆若々しい!
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彼女は15歳だったかな?
見えません。
すごく大人っぽい。
顔周りを少し短めに。
513人目
切ってるとこの写真は撮り忘れ、、、
バッサリとカットしました。
担当してた美容師がやめてホストになっちゃったそうです。
ホストとか3日くらい試しにやってみたい。
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女の子。
ちょびっとカット。
僕の今までの経験上、女の子は切りなさいって親に言われるというよりも
『切りたい?』と聞かれるんじゃないかと思う。
ですよね?
うんって言えば切るし、嫌って言えば『あ、そう』で終わる。
つまり小さい時から自分の意思で髪型を決めることができるわけです。
羨ましい。
515人目。
時刻は夕方。
ヤバイヤバイ。
少しカット。
今日は一体なん家族集まってくれたんだろう。
5?かな?
実は誰が誰のお子さんかわかりませんでした(笑)!
よしーー!最後516人目
ちょびっとカット。
もうね、かわいい!
かわいいよ子供は!
掃除してくれましたから。
優秀なアシスタントとして、一緒についてきてほしいくらい。
計7人のカットが終わりました。
ちょっと前後してしまうんだけど、途中のご飯タイムでお寿司とチキンを頂いた。
奥様方は口々に
『生肉買うより安いわよねー』と言っていました。
確かに街中で見かけても何故か安い。
不思議。
日本では鳥の丸焼きってほとんど見ないよね?
やったらめちゃ売れそう。
そしてまさかの2日連続寿司を食べることができるという贅沢。
貧乏くせーバックパッカーとしてはまずありえない出来事です。
ってか東京で仕事してた時もありえなかった。
東京の時→節約でほぼ毎日もやし焼きそば
こんなんでしたからね。
寿司美味しかったです。
さらに。
イスタンブール初日にお土産屋さんを借りてカットした時に切ったAkikoさんがケーキを作ってきてくれた。
開けてみてと言われて、、、
おお!
なんか夢とか旅人とかかいてある!!!
なんて思ったわけですが、Akikoさんの本当の力が僕には見えていませんでした。
よーく見てねよーく
名前で作られてる!
言われるまで気づかなかったけど、言われてびっくりしました。
いやーすごい!
めっちゃ嬉しかったです。
これパクらせていただこう!って思ったけど、自分で『じゅんくん』とか言うのはチョットあれなのでやめときました(笑)
このイスタンブールの文字も橋と一体化されててオシャレ。
味ももちろんおいちーって感じでした。
いやー本当皆さんありがとうございました。
いろいろ話せてよかったです。
帰りのバスはなんだか空いてて、もう寝ました。
今日は最後にちょっと髪のことを書こうかな。
久々。
世のお母さん達にあーだこーだ言ってしまいましたが、じゃあ今度は男性諸君にあーだこーだ言ってみようと思います。
もし自由に髪型が決められなかったらどうしますか?
どうしようもないですよね。
日本でもないわけではないことです。
例えば、仕事や学校によっては決められていることもあると思います。
その環境から脱しない限り、短くしとかねばならないわけです。
逆に言えば仕事なり学校をやめてしまえば好きにできるわけです。
では法律で決まっていたらどうしますか?
そんな国があるのか?って感じですよね。
あります。
他には今回書いたトルコにしてもそうですが、イスラム教やキリスト教の宗派によっては長髪はいけないと決まってるころもあります。
ただ、驚くことじゃないんです。
例えば、日本で裸で街を歩くような人がいたら警察にキャッチされてまいますよね。
それは日本の決まりだからです。
でも裸族の人たちは、その街では裸で歩いてもいいんです。
文化や法律、常識が違うからです。
裸族の人たちが『あ~日本人は服来ててうらやましい』とか思うんでしょうか?
多分思わないですよね。
だって一人だけ来てたら変じゃん。
大切な点はみんな同じって言うところです。
みんな短髪だし、生まれた時から短髪なのでそれが当たり前なんですね。
日本で生まれ育った人からしたら嫌ですよね。
常に刈り上げみたいなの。
僕は世界を旅して、いろんな人の髪を切ったり、髪型文化に触れてみて感じることがあります。
日本はすごい。
一言で言えばすごい。
髪型に関して結構自由です。
世界的に見たら。
でも僕は更に思うわけです。
厳しいと。
もう言ってること矛盾してるどころの話じゃないですね(笑)
どーいうことかというと、日本には宗教や法律程の強い力があるものによって髪型をどーするかっていうのは決められてないんですよね。
せいぜい会社の規則だとか、校則。
その程度のもんなんですよね。
僕は規律を守るためにルールはもちろん必要だと思うんですけど、髪型に関しては常に疑問を持ってます。
髪型と規律を守るとこは関係ないじゃんって思ってます。
例えば、飲食店でロン毛は汚いからダメですとか。
金髪だとダメですとか。
たしかに髪型で清潔感てかわるのはわかるんだけど、金髪だってロン毛だって綺麗な人はいるし、短髪黒髪でもひげとか服装とかだらしなかったら 汚らしい人も中にはいるじゃないですか。
つまり、どんな髪型しても不潔になるかどうかは人次第であって。
髪型が学業や仕事とは関係ないと思うわけですね。
例えば、髪型自由の高校の生徒がみんなダメ人間かって言うとダメじゃないでしょうと。
例えば、金髪のアイドルだっているわけですよ。
なぜその人たちは良くて、この人たちはダメと区別してしまうのか。
自分の感覚的に、僕が美容師を目指し始めた13年前と今では今のほうが髪型に関して寛大になってきていると思う。
つまり『それを許す』学校や会社が増えているんじゃないかと思っているわけです。
でも未だに厳しいと思います。
なんでだろうと。
むかーしむかし(例えば戦後とか)みんな黒髪短髪だったから、長髪や染めた髪が受け入れられなかったのはわかる。
でも今は2015年であって、これだけ多種多様な髪型が存在する日本になった。
これだけいろんなカラーの薬だって手に入る用になった。
なのにまだ受け入れられない空気も残ってる。
時代は日々変わってるはずなんです。
携帯だってスマホになったし、テレビだって薄くなった。
いろんな常識が変わってきている。
じゃあ髪型の常識も変わってもいいじゃんって思う。
でも特にそれを口に出す人もいない。
もちろん仕事によっては難しい場合もあると思うけど、、、
うーん例えば自衛隊とか、、、。
変わらない理由はなにかと変な先入観だとか、頭ごなしにそれが当たり前だ、常識だ!と決めつけてしまう日本っぽい風潮というか、そういうところにあると思う。
それは日本のいいとこでもあり、悪いとこだよね。
柔軟なのに硬いっていうか。
僕は旅を通していろんな人の頭に触れた。
可哀想だとまでは思わないけど、ずーっとこの髪型でこの人は生きていくのかって思った時にどこかもったいないような気持ちもしてしまった。
それはきっと僕が日本人だから。
日本は、せっかく法律や宗教などの強い力で縛られていない自由な髪型文化をもっているんだから、大学生が就活で黒染めしなきゃとか、そういうのもなくなって、もっと大人も子供も髪型を楽しめるような世の中になればいいなと思います。
勝手に。
なんか変かな?
世の美容師さんはどう思うんでしょう。
日本を出ていろんな国の髪型文化を知ったからそう思うだけなのかな。
うーん。
ま、答えはわかりません。
誰に対して言ったことでもないし、全体に対して言ったことでもないですけど読んでくれてありがとうございました。
じゃあ長くなっちゃったので今日はこれで。
★カットした人★
516人
☆カットした人 国別☆
47ヶ国
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