『日本人の幸福ってなんなの?』日本人は何のために頑張っているのか…とベトナム人に言われて。




 

世界の人々の幸福ってなんなの?

美容師クワバラ・ジュン(東京都28歳)

私は世界に出るまで、日本は裕福で偉大な国だと思っていた。
出国当初も、世界の他の国の発展ぶりや人々の生活の貧しさを見て、私の国日本との差は大きいと感じた。
きっと世界の人々は自分の国に不満を持ち、不幸せだと感じているのだろうと思っていた。
しかし、出国から2年が過ぎた今、実はそうではないように感じる。
世界には、日本よりも自殺率が低い国がたくさんある。
電車の中で、睡眠不足で疲れた顔はあまり見ない。
世界の人々はいつも笑ってるし、あまり心配事があるようには見えない。
日本人は勤勉で、一生懸命働いて今の国を建設した。
でも、会社や組織への貢献ばかり考え、自分の成果を自分が享受することを忘れていると思う。
日本は裕福な国だが、困難がなくても悲観的に暮らし、たまに自殺を考えることもある。
経済的貧しさは不幸につながるとは限らない。
世界の人々は何のために頑張っているのか。
幸福とは何なのか。
世界の人々を見て答えを探したほうがいいと思う。

 

とある記事がシェアされて話題になっていたのでパロってみました。

 
本物はこっち↓

「日本人の幸福って何なの?」ベトナム人留学生の新聞への寄稿が話題に
 

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留学生グエン・テイ・トゥイ(千葉県21歳)
私は日本に来るまで、日本は立派で偉大な国だと思っていた。
来日当初も、街の発展ぶりや人々の生活の豊かさを見て、私の国ベトナムとの差は大きいと感じた。
きっと日本人は自分の国に誇りを持ち、幸せだと感じているのだろうと思っていた。
しかし、来日から10ヵ月が過ぎた今、実はそうではないように感じる。
日本は、世界でも自殺率が高い国の1つだという。
電車の中では、睡眠不足で疲れた顔をよく見る。
日本人はあまり笑っていないし、いつも何か心配事があるような顔をしている。
日本人は勤勉で、一生懸命働いて今の日本を建設した。
でも、会社や組織への貢献ばかり考え、自分の成果を自分が享受することを忘れていると思う。
ベトナムはまだ貧乏な国だが、困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺を考えない。
経済的な豊かさは幸福につながるとは限らない。
日本人は何のために頑張っているのか。
幸福とは何なのか。
日本人自身で答えを探した方がいいと思う。

 
これが今けっこー話題になってる記事。

読んだ人はどう思うんだろうか。

    
 

なんかこの手の話って旅人のなかで囁くようにブログ記事にされたりするのをよく見る。
 

『海外に出てみたらみんな貧しいけど幸せそうだった』

『みんなお金がなくとも笑顔だ』

『なのになぜ日本人は・・・』

 
冒頭で書いたように、僕も実は海外に出てみて同じようには感じてた。

 
旅に出てみるといろんな国の日常を知ることができた。

確かに日本のようなキレイ目な感じの場所は少なかったし、ほとんどが日本よりも物価が安い国。

街を歩けば仕事もなく暇そうで、ボロそうな家に住んでる人だって見かけた。

もちろん先進国と呼ばれるようなところはそれなりに洗練されていたし、全体的に裕福そうな印象もあった。

ただどちらにも共通して言えることは『なんか知らんけどみんな楽しそう』ということだった。

  

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他の旅人と同じように、いろんな街、いろんな国を見れば見るほど『なぜ?』という疑問が湧いてきた。

『なぜみんな楽しそうなのか?』と。

 

自分で言うのもあれだが、僕は一般的に『世界一周』だとか『長期旅行』なんて感じで旅している日本人よりは、現地の人と話した自信はある。

どこの国の人も文化も宗教も言葉も関係なく、とにかく髪を切ってくれと言われたら切って、そういうチャンスをたくさん作ってきたからだ。

もちろんだからって本質的な事を全て聞いてたとは思ってない。

ただ、他の旅人が言う『なんとなく日本は・・・』という感じでもない。
 
 
だけど、たくさんの人と話してみても、考えてみても、”日本ってなんでみんなこんなにせかせかしてて、なんでこんなに長い時間働いて、なんでみんな死にそうな顔して電車に乗っているんだろー・・・。”という答えは結局よくわからなかった。

というかこれからもわからないだろう。
 
 
それが“日本の国民性”とか“当たり前”と言ってしまえばそれまでだったりするのかな、とも思う。
 

 
みんなその『なぜ?』を解きたがる。

だけど正直、理由なんか実はどっちでもいいのではないだろうか。

 

単純に、それが嫌なら勉強して海外に出るなり、お金ためて南の島で暮らすなり、どっかそこら辺の安い国で地元の人と一緒に暮らすなりすればいい。
 
そういう努力をすればいい。

ただそれだけの話。 

 
きっとみんなそれはわかってる。
 
 

でも、そうする人は10000人いたら一体何人いるだろうか?

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記事のコメントを見てみるとみんな『ほんとそう』とめちゃ共感してるっぽい人が多い。

『日本って不幸せだよね』と。

 
それはつまり自分は不幸せだと言ってる。

それは日本人は不幸せだと認めてる。

そういう人たちは社畜だとかブラック企業だとか言われるようなところで働いているのかもしれない。

そうじゃなくてもきっとなにか心当たりがあるんだと思う。

だけど、そういう人たちの中で自分で行動に移す人が果たしてどれほどいるのだろうか。

 
どんな職業の人でもそうだけど、ほとんどいないと僕は思う。
 

明日には『本当そう!』なんて言ったことはサッパリ忘れ、タイムカードに出勤の刻印を押してたりするんだろう。

 
だからこの新聞にのってるベトナム人が言うように、日本人は不幸せなのかもしれない。

  

不幸せなのは労働環境がどうとかではない。

不幸せなのは時間に追われて働いてるからじゃない。

賃金が安いからでもない。

 
自らが変わる努力をしないから、不幸せなんだ。
 
口だけで動こうとしないから、不幸せなんじゃないか。

  
なんて僕は思ってたりする。
 

よく海外と日本を比較する記事とかを目にするが、基本的にはこの世には似たものはあっても同じものはひとつもないと僕は思ってる。

それは国も文化も一緒で、日本とアメリカとか、日本人とベトナム人とか、そもそも似てるようで全然違うんだ。

日本は日本、海外は海外であって比較する事はすごく難しいことだと思う。
 

ただその中でも、いろんなもの(国や文化や人)を見て、話してきたからこそ思うことがある。

 
そんなモノ努力次第でいくらでも手に入る・・・と。

 
国籍だって変えられる。

金持ちにだってなれる、

今からでも勉強すれば英語だって話せる。

 
数々の選択肢が生きてく中であるけど、一体どれほどの人がその選択肢もしくはチャンスに手を伸ばすのだろうか。

それは他人事だと見逃してないだろうか。

知らなきゃ変わるという選択もそもそもできないが、知ってても変わらないという人がこの国には本当にたくさんいるんだろうと僕は思う。

今が不幸せだと思うのなら、むしろ動き出さねばずっとそのまま。

 
と言っても、日本にだって幸せな人ももちろんたくさんいるだろう。

多分半分以上の人は幸せなんじゃないのかな。

少なくとも僕は今が幸せだと思って生きている。

多くを望むが、あまり多くは望んでない。

なんか矛盾してるけど、ご飯が食えて、ビールが飲めて、好きな人と暮らせて、好きな仕事をしてる時点でとりあえず不幸せではない。

お金もそんなにないし、長期で海外旅行もいけないし、心の底から満足してるかって聞かれたら実は全然そんな事ないけど、だからこそより良い生活を求めて変化し続ける。
 
停滞は衰退を意味すると思ってて、満足したらその瞬間から不幸になってしまうような気がするから。
 

それはめちゃめちゃ頭を悩ませ、めちゃ労力がいる事だったりするけど、それでも人は変化を求めるべきなんだと思う。

 
仕事に追われる日々でも、やらなきゃいけないことが多くて忙殺される日々でも、より良い未来が想像できて、そこに向かって頑張ることができるのであればそれは幸せだと言えるんじゃないんだろうか。

  

海外をチョロっと見てきた奴がなんか言ってるくらいにしか思われないかもしれないが、行動に移すことをしなければどんな事も一生改善されないと思うし、一生が『よその国が、他人が羨ましい』で終わってしまう気もする。

環境とか体のこととか、金とかも、全然関係ない。
 

 
隣の芝生が青く見える・・・それで?

  
嘆いて終わりじゃなくて、青いペンキを買いに行くだけでも大きな進歩だと僕は思う。

  

・・・なんていう記事を読んでのひとりごとでした。
 
 
明日も頑張ろう。