育児を男性も絶対やるべき理由。女性が一人で子育てするのはリスクしかないという話。




最近話題になった【おむつの話】をご存知でしょうか。

以下↑からの引用。

タイトルの「はじめて子育てするママへ」からしても、ワンオペ育児(家事や育児を一人で担っている状態)をテーマにしているとみられる。

この動画に対し、Twitterなどではさまざまな反応がある。

「吐きそうになった」

「ワンオペ育児賛美にしか見えない」
「このCMみたいなお母さんはいっぱいいる」
「『その時間がいつか宝物になる』からこの状況のままがんばれって言われても」
「つらかった時を思い出して吐きそうになった」

共感する声の一方で、大変だった頃を思い出してフラッシュバックしてしまう、といった声もあった。ワンオペ育児が美化されているように感じる、との意見もある。

僕は一応結婚はしてるものの子供とかいないので、お前が言うなって感じだと思いますが、僕はワンオペ育児なるものはダメだと思うんですよね。

それは女性の負担軽減という意味ももちろんあるんですけど、実は男性のためそして子供のためでもあると…。

なぜ育児を男性がするのが男性のため?子供のため?と思うかもしれないですが、僕の考え(というか将来的に子供が生まれたらそうするべきだと思ってる)について書いてみようと思います。




女性が当たり前に働く時代になりつつある

今「働き方改革!」とか言われてなんだかソワソワしてるこの世の中ですが、その中でめちゃめちゃ思うことがまさにこの育児についてです。

これから働き方が変わっていく時代で、それと同じくらい”育児のあり方”を変えないとやばいのではないか…と思っています。

20年前は育児は当然女性の役割(仕事みたいな)であり、専業主婦という人がたくさんいました。

僕の母もそうでした。

当然働くのは男性、つまり父であり、その稼ぎで一家を養ってくれていたのです。

ですが現代では共働きが当たり前になりつつあります。

そして、今後もっともっと「共働きの社会」になっていくと世界的にもいわれています。

なぜ専業主婦→共働きと変化しているのか?ということをまずは知らなければなりません。

理由としては、現代の日本の社会では男女差別は減らす動きがあり、女性の社会進出や地位向上が叫ばれてて、単純に女性にも働くという選択肢が増えたというのがあると思います。

会社のことを考えても、雇用する側からしたら男性女性とわけるのではなく優秀な人を雇用したいわけですよね。

雇う側が性別で判断せず、そして働きたいと思う女性が増えているので共働きは当然増えていくわけです。

また、昔と大きく違う点が収入が減っているという点です。

簡単に言うと”男性が一人で家族全員分の収入を得るのがまあまあ無理”ということです。

バブル崩壊、リーマンショックなど時代の変化とともに昔より収入が減ったけど、増税、物価の高騰、教育費増加で支出は増えた…。

という状況なので女性も働かないと生活が厳しいわけです。

これからさらに増税、物価の高騰、人口の減少、少子高齢化、長寿化…と日本は変化していくので、今よりもっともっと共働きが当たり前になる時代がやってきます。

女性が育児を一人でするリスク

日本は世界的に見ても育児や共働きという点で遅れています。

“女性が育児をして当たり前”という考えの人が未だにとても多いからです。

なぜそれがリスクなのか?

女性には、人生の中で仕事を続けることを断念する理由が3つあると言われています。

結婚、育児、介護

この3つです。

昔はそのライフイベントが起こるたび、女性は仕事を辞めてきました。

結婚→出産→育児という夫婦のライフイベントの流れの中、男性が稼ぎ、女性が家事、育児をするのが当たり前でした。

ですが今同じことをすると一家共倒れになるリスクがあります。

【家族のお金→男性】

【家族の世話→女性】

この様にお互いがお互いに頼り切っている状態だと、どちらかが倒れたときにイキナリ生活ができなくなってしまう可能性があります。

例えば男性が仕事をクビになったとか、美容師の夫の手が事故でなくなったとか、そういう風になった時に収入がいっきにゼロになってしまいます。

それぞれに役割を分担し、頼りきってしまうことで万が一収入源である夫が倒れてしまったときのリスクが最大になってしまいます。

「そんなことないよ笑」

ほとんどの人はそう言うかもしれません。

でも大企業でもクビを切られ、有名美容室が突然破産する時代です。

ロボットができたら昨日まであった仕事がなくなってしまいます。

昔より「夫が職をいきなり失う」という可能性は上がっていますし、これからさらにどんどん上がっていきます。

20年前と今は社会というものがもうまったく違うのです。

そしてケガなどの不慮の事故は想定できるものではないですが、ないとはやっぱり言い切れません。

日本の社会全体的に、収入がどんどん減り、支出はどんどん増え、生活のため共働きになる夫婦が増えます。

人々は長生きするようになるので、今よりもっと晩婚になり、子供は減り、人口も減ります。

高齢者は増え、年金を払う若い人が減るので間違いなく年金はもらえなくなるので、65歳を過ぎた人も自分の生活のために働くことになります。

さらに簡単な仕事はロボットに取られ、セルフサービス化が進み、様々な仕事の価値が下がります。

美容師も例外ではありません。

今よりずっとずっと厳しい時代がやってきます。

そんな時代になるのに女性一人に育児を任せっきりにして女性を働けなくしてしまうのは、かなりリスクが大きいとは思いませんか?




女性の働き方、夫婦の働き方を見直す時

海外を旅してて結構びっくりしたことの中に「母親の働き方」というのがあります。

特にヨーロッパなどの先進国では、子どもをもつ母親も当たり前のように仕事を持っていました。

ちょっと調べてみたらわかったことなんですが、例えばフランスでは女性の就業率は85%なのだそうです。

働く母親という存在は、すごく普通なのです。

母親が仕事と育児をどのようにかけ持っているのか?という疑問が出てくると思うのですが、ヨーロッパなどの先進国ではそもそも労働時間が短くなっています。

残業もほとんどなく、定時になればさっさと帰ります。

さらに有給は年間で何週間分ももらえ、休みも日本人よりも多くなっています。

そういった社会の仕組みが大前提にありますが、それとは別で夫が育児や家事を積極的にしている…ということです。

フランスのパリ郊外のインドネシア人とフランス人の夫婦(子供は二人いる)の家に1週間ほど世話になったときにすごくそういうのを感じましたし、それが「普通だよ。」と言っていました。

日本では未だに労働時間が長く、残業もふつうにあり、有給も少ないので決して同じようになりません。

なので女性が育児をしながら企業に勤めるということがそもそも無理に近いのです。

それに男性が育児や家事をするというような“考え”が基本的にほぼ無いので、男性が育児もできる働き方を選ぼうとする傾向もないように思います。

育児と仕事の両立…それができるできないの前に、やるべきだとみんなが思わないと「育児をするために働き方を変えません?」という話にもなりません。

多くの人が「男性は働くから育児、家事をしなくて当たり前」と未だに思っていることが一番の問題なのかなと思います。

女性一人が育児をして大変な思いをするから男性も手伝う…という観点で男性も育児をするべきだみたいな事を議論する人もいますが、それだけでなく“仕事、育児、家事、介護をそれぞれが同じくらい負担してリスクを分散させる”ということが最も大切なことだと僕は思います。

働き方を変えなければいけない理由はお金云々だけでなく、これからの厳しい時代に家族がみんな幸せに安全に過ごしていくために必要なのだと思います。

なので共働きならぬ共育児は、女性だけでなく男性のためそして子供のためでもあるのだと思います。

共育児

with 富士山

僕と嫁の人生設計と仕事の作り方

最初にも書きましたが、こんなこと言ってて子供いません笑

大変さなんて、当然知りません。

ですが結婚した時から僕はそういう将来も前向きに考えていて、前述したような時代が来ることも予想した上でマルチな働き方を選んでいます。

現状僕はリスク分散のため仕事を3つ掛け持っています。

嫁は同じく2つ掛け持っています。

別々の仕事なのですが、今年の夏からはまた新しい仕事を2人で始めます。

計6つの仕事を少しずつ掛け持つことで、いっきに破産するというリスクをゼロにまで減らしてます。

そしていざ子供が生まれて育児をするにしても、嫁は今の働き方なら仕事を継続していくことができます。

一つ一つの仕事の負担がそもそも少ないので(その分収入も一つ一つは少ない)、育児と同時進行で時間を見つけてやっていくことが可能です。

インターネットを使った仕事もしてるため、在宅ワークも可能です。

また、僕自身も同じように3つの仕事をパズルのように組み合わせてやっているのでスケジュール管理をしっかりすれば時間は自由に作ることができます。

その時間を育児や家事に当てたら、実質的に嫁の手があくので今までどおり美容師として現場で働いてもらう事が可能になります。

例えどちらかの仕事の1つや2つダメになっても収入はゼロには絶対になりませんし。

もっと言えば、僕がいきなり死んでもとりあえず生きていくことはできるでしょう。

フリーランス化するとそういう事が可能になるので、反対する人も多いですが一概に悪いとは言えないのではないか?と思っています。

もちろん企業に勤めることが悪いというわけではないですが、企業は今後男性社員も育児ができるような労働環境にしたり、女性社員が復帰しやすいように労働時間短縮など条件を変えていかないといけないのかもしれません。

そのためにまず日本の人々が「育児は女性の仕事ではなく、男性も育児をすべき」という意識に変わっていかないといけないのかな…と思います。

長くなってしまいましたが、おむつの記事を読んで思ったことを書いてみました。

共育児…こんな言葉が当たり前に言われるようになったら素敵だなーと思います。