あなたがフランスに祈りを捧げる前に知らなくちゃいけないこと。




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なんとなく・・・なんとなく思うこと。

今回フランス、パリで大規模なテロがあったことが大々的に報道されてる。

僕自身パリには2度行ったことがあり、世界各地の中でも好きな街の一つでもあり、いろんな人と出会った場所でもあり、大切な人が現在そこにいるから今回のことに関して正直まったく人事に思えず、本当に残念なことだと思っている。

というか友達や、一度でも関わった人の事はすごくすごく心配でもある。

ニュースを見れば写真や動画もあがっているし、何人亡くなってという具体的な数字までも出ている。

日本人の被害者がいなかったとしても、それだけの人が理不尽にも殺されたというニュースは見てて気分のいいものではないし、悲しみとか、テログループに対しての怒り、憎しみといったいったいろんな負の感情が湧き出てくることと思う。

ひどいことしやがる・・・。

それはたぶん世界中の多くの人々が僕と同じように思っていることだろう。

現代ではインターネットやSNSにより、外国との距離感が縮まり、なんでもかんでもより身近に感じることができる。

だからフランスでのニュースも全世界にすぐに知れ渡るし、調べれば情報はいくらでも得ることができる。

他にも、カナダにいる僕からすれば遠くにいて会えないはずの日本人の気持ちだったりもSNSのポストを見ることによって知ることができる。

『Pray for France』

亡くなった人々や、テロの標的となったフランス、フランス国民に対して写真やこの様な文章をそえた投稿を今日になってよく見かけるようになった。

まあそれもいいだろう、と僕は思う。

・・・と思うんだけど、同時になんだかなぁとも正直思っている。

遠く離れた国、被害にあった人々を思いやる気持ち。

そういうのは確かに大切だと思う。

どこの誰かわからないかもしれないが・・・

『Pray』と祈りを捧げることは確かに大切。

だけど、それで自分自身が『何かやったこと』に勝手に満足して、フランスで起きたテロ事件に終止符をうってないか?

と思ってしまうところもある。

ちょっと冷静になって状況を考えてみてみるとわかるかもしれない。

米軍はじめ、欧州各国がシリアで行った空爆で大多数の民間人の被害が出てる。

ということをご存知でしょうか?

フランスは2014年9月、今からちょうど1年ちょっと前にシリア空爆に参加した。

アメリカ、フランスやイギリスを始め欧州諸国も参加し、2014年にISISメンバーを1000人近く爆撃で殺し、一般市民も100人ほど殺した。

それはいわゆる正義の戦争だ。

悪の塊テロ組織を壊滅させるための爆撃。

一般市民がいくらか死んでもまあ仕方ないといったところだろう。

中国、ロシアなどはそのアメリカ主体の作戦に反対していた。

だが、今年10月にはロシアがついに空爆に参加した。

そしてさっそくテロ組織と関係のない村を爆撃して一般市民の死者を出している。

果たして、フランスで起こったテロと、シリアの空爆と何がちがうのか?

どちらも無関係な市民が犠牲になっている。

武装していない、テロリストでない一般市民が殺された。

フランスのテロとシリアの空爆とは一体何が違うのか?

日本の人々はなぜフランス人に祈りを捧げる?

なぜヨーロッパに避難してきたシリア人を悪く扱う?

なぜシリアで被害にあった人は取り上げられない?

無事や幸せを祈ってもらえない?

一体誰のためにやってるの?

なにが正しいのかなんて誰もわからない。

僕もわからない。

ただ、何かがおかしいと思う。

ミーハーなんて言葉にヘドが出そうとまでは言わないが、そんな”虚の正義”にちょっと嫌気がさす。

フランスの国旗のようにプロフィール写真を何も考えずにしましまにするまえに、深呼吸でもして考えてみたらどうか?

別に画像を変えることやフランスに祈ることをおかしいと言っているわけじゃない。

ただ、起こったことに対してなんとなく悲しんで、なんとなくそう言う事を投稿して、なんとなく忘れるくらいなら意味ないでしょうと思うだけ。

そういったアクションを起こすのであれば、物事の本質というかなんというか、そういうところも触れておくべきだと僕は思う。

目の前のことだけに注目してたら、きっと物事を深く知ることはできない。

あと、テロに関しては日本も決して例外ではないはず。

イギリスも、デンマークもカナダなども空爆参加国、アメリカ支持国は必ずISの標的になる。

パリでの事みたいなのが起こるかもしれない。

世界のどこも安全ではない。

明日は我が身としか言えない。

運が悪ければ人々に祈られる側にまわるだろう。

海外を旅して思ったが、そういった危険がある国にはなるべく近づかないほうがいいとおもう。

どこが安全かなんて誰にもわからない。

どこにいたって危険は常にある。

それは日本国内にいたとしても。

だけど、危ないと言われてるところにわざわざ行く必要はない。

そんなのかっこよくもなんともない。

興味があるから行きたい!というのなら良いタイミングに恵まれなかった自分の人生を呪うしかない。

来世で行きましょう。

なんとなく思う日本人の一方的な感情の流れや投稿なんかは見てて面白いもんでもないです。

それを見てだれか泣く人がいるかもしれないですね。

今回亡くなった人々への追悼の意味を込めたものだとはわかりつつも、なんだかなぁと思ってしまったので書きました。

勘違いしてほしくないのは、それを批判したいわけじゃないということ。

あと最初に書いたように、テロは最低最悪だと思うし、僕自身もパリに友達がいるので悲しく思っています。

やられればやりかえされるんだから、もうやめちまえばいいのに。

参考記事↓
テロ対策にみるここがヘンだよ日本の感覚




 

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