「人生は死ぬまでずっと通過点でしかない」人生を旅するということ。

こんにちは。

本日やっとこ今年の仕事が終わりました。

まるで1年間働きまくったかのような言い方ですが、実働わずか10日(笑)

なめんなと言われても仕方ないです(笑)

いやーでも帰国直後から休みなくあれこれしたため、疲れました。

2015年、僕は350日くらい海外にいました。

「今年はどうだった?」

そう聞かれたら一言「楽しかった」と答えるでしょう。

世界を旅するということ。

それは人生を旅するということ。

僕は旅人で、あなたも旅人。

新しい世界に足を踏み入れていかなければ、なにも得られない。

・・・なんかそんなようなことを記事にしてみました。

ぜひ読んでみてください。

あなたはどんな一年でしたか?
僕はとても楽しい一年でした。

それ以上もそれ以下もなく、ただただ楽しく過ごしてこれました。
美容師として忙しく、時間に追われ生きていた自分は仕事をやめ、家具に始まりいろんなものを捨て、海外に行ってみました。
一年と七ヶ月、世界を旅してあっちこっちの国で出会った人の髪を切りまくり、今月やっと日本の地を踏みました。

そして今はまた新しい形で美容師を楽しんでいます。

帰国後わずか2週間で100人以上の人に会いました。

約半数はお客様としてお店に来てくれました。
そうして新しく会えた方々と話していて思うことがあります。

僕のブログ上でのイメージなのか、はたまたイケイケギャル男風な見ためからなのかわかりませんが、なんだかとても大きなことをしたように人からは思われます。

実は「すごいね」などと言われることにすごく違和感を感じています。

確かに人がなかなかやらない事をしてしまったという意味ではそうなのかもしれません。

でも、自分の気持ちとしてはそうしたいから、したという以外の何物でもないんです。

 

僕は人として生きる中で美容師という仕事を選択しました。

そして、美容師として生きる中で旅をするという選択をしました。
日本を飛び出した時点では、これを書いてる今の自分なんてあんまり想像できていませんでした。

成功するとか失敗するとか、先のことなんかわからなかったし「こうなれたらいいな」と思うことしかできず、ただそれに向かって行くしかありませんでした。

今の状況が成功なのか失敗なのかってこともわかりません。

なんでかというと、全ては通過点でしかないと思っているからです。
旅したかったからした。

そのために仕事をやめた。
僕の中でそれはギャンブルでもなんでもありませんでした。

生きるための手段として、世界を旅することを選んだというだけです。

 

旅するなんて言葉自体、すごく曖昧なものだと僕は思っています。

人生は旅だなんていう人がいますが、それは表現の問題であって、人生は○○となんにでも言い換えることができると思っています。

逆に言うと、人生のなかで起こるいろんな事を「旅」と言い換えることもできるのかなと。

意味わかりませんよね。

つまり、進学、就職、転職なんていうものだって僕は旅だと思っています。
自ら環境を変えること。
かつて知らなかった世界に足を踏み入れること。

そこで待っている人、出来事なんてのは全くわからないはずです。

でも、人は生きるために足をすすめる。

環境を変えていく。
新しい人と会い、新しい当たり前を作っていく。

そうやって人は成長するんだと思います。

だから、僕は海外に行ったからこそ旅だ!すごいこと!なんて思っていません。
美容師としてでなくとも、学校の先生でも、建築士でも、キャバ嬢でも、生きるために旅をしなければいけません。

新しい世界に足を踏み入れていかなければいけません。

成長するために。

または何かを得るために。

その時に絶対なにかを捨てる選択をしなければいけません。

だから人は悩むし、迷う。
いろんな不安が出てきます。

判断基準が曖昧で、決められない。

 

そんな時はどうしますか?
僕は基本的にそういう時は人に相談はしません。

自分で決めます。

自分の“これがしたい”という気持ちを信じて動きます。
なにかを捨て、何かを得ようとするとき。

環境を変えようとするとき。

その先に何が待ってるかなんて誰にもわかりません。

成功するか失敗するかなんて誰にもわかりません。
だったら“それをしたいか、したくないか”で決めていいと思うんです。

したくないことをイヤイヤやるくらいなら、したいことして生きて行くほうがいい。

美容師してたって、ニートしてたって、なにしてたって、生きてることには変わりない。

どうせやるなら、楽しい方がいいですよね。
何かを捨てれば何かを得られる。

今置かれている環境に納得していないのなら自分で作っていくしかないですよね。

それは別に仕事を辞める事がいいとかではなくて、旅をすることがいいとかではなくて、その今の環境の中でも自分次第で理想を現実にすることができるはず。
2015年僕は世界を旅して、そして日本に帰って仕事を始めてみました。

思い描いていた理想が現実となりました。
でも、今でさえ通過点でしかない。

来年は、さらなる理想のために過去の産物を捨て、新しい何かをゲットしていこうと思います。

 

歩きだしたら人は足を止められない。

迷う前に、自分の理想の為に第一歩を踏み出す。

すぐに日の目を見なくても、いずれ日は登る。

そんな生き方で僕はいいかなと思ってます。
今年は暖かく見守ってくれてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!

よいおとしを!

 

image

poolmagazineより

 

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