なーんてことを常に思ってる。
自分に対して。
一昔前、世界を飛び回って仕事をしているという高城剛さんの存在を知り、衝撃を受けた。
「なぜそんなことができるの?」
単純に不思議だったしそんな生き方に興味が湧いた。
世界のどこでも仕事ができる…
雇われ美容師だった僕には1ミリも理解できなかった。
それから数年経った、今僕は世界をまわって仕事している。
今は中部国際空港にいる。
香港行きの飛行機を待ってるところ。
本日は香港、明日はカンボジア、28日からフィリピン。
そして12/4は福岡、翌日は札幌。
いい具合に飛び回ってる。
表向きは「旅してる」と言ってるけど、実はその全てが仕事だったりする。
たぶん言ってる意味はわからないと思う。
僕はかつての「なぜそんなことが!?」の答えを見つけることができたから、今は世界をまわって仕事ができている。
いつか憧れた高城さんに少し近づいたような気がしてる。
足で稼ぐ。仕事はつくる。
一昨日は大阪で言わずと知れたDears代表北原さんとコラボセミナーをさせていただいた。
北原さんはやり手の美容室経営者という感じでまわりから見られてるけど、僕にはモンスター級にとんでもない個人に見える。
あんなに自分の足で動いて仕事を取ってくる人はそういない。
表向きは組織で動いてるように見えるけど、そうじゃない。
まわりを動かせるくらい最強の個人なんだと思う。
昨日はカナダトロントの一等地で美容室を経営していて、有名人も担当するHiroさんとコラボセミナーをさせていただいた。
しかも1日に2回というハードスケジュール。
Hiroさんもまた最強の個人だと思う。
必ず年に2回、日本に帰国して学校での授業、セミナー、チャリティカット、企業のトップとの会食などなど様々な活動を行ってる。
それ以外にも定期的に中米にも行っている。
足で稼ぎ、仕事をとりにいく。
それができるかできないかで、正直人生は変わると思う。
目で見て考える。
足を運ぶこと。
それには様々なものがついてくる。
その土地にいる人、その土地にあるもの、様々なものが目に入ってくる。
それだけじゃなく、食べる、聞く、感じる。
五感をフルに使う。
良い意味で感情が高ぶると、人間の脳はそれをものすごく強く記憶に残そうとする。
寝ても冷めても忘れられないものになる。
だからそれを考えようになる。
ひたすら。
“思考すること”は何かを始めたり新しいものを生み出す第一歩だと僕は思ってる。
つまりその第一歩を踏み出すために、まずは五感をフルに使う必要があり、足を運ぶという行為はそのためにある。
新しいものを作ったり、面白い事を始めたりするということは、言い換えると行動をするということになる。
行動は思考がなければ起こせない。
想像できないものを作ることなんてできないからだ。
行動をおこさないかぎり、仕事は生まれてこない。
働かずしてお金なんかうまれるわけがない。
「足で稼ぐ」というタイトルはそういう意味でつけた。
すべて繋がってる。
「まずは足を運んで見てみよう」
この思いから全ては始まる。
すべて自分でとりにいけ。
多くの人はその最初の思考をしない。
「めんどくさい」「忙しい」「時間がない」「お金がない」
足を運ばない理由なんかいくつでも出てくる。
「やめとこ」と思うことはものすごく簡単な事だけど、かわりに何も生まない。
「やろう」と思うことはものすごく大変な事かもしれないけど、多くのものを生む第一歩になる。
だから僕は「ここぞ」という時は無理してでも足を運ぶようにしてる。
一時的にお金がなくなろうが、時間がなくなろうが、それは関係ない。
足を運んで仕事を作りに行くつもりだから、あとで取り返せばいい。
今回セミナーを一緒にやらせてもらったに北原さんには「お会いしてください」とメッセージを入れて、長野まで会いに行った。
お金も時間も使った。
それが巡り巡った結果、今回セミナーという仕事を僕はつくった。
Hiroさんとは旅をしてる途中にトロントで出会った人から紹介してもらい、美容室まで会いに行った。
それが巡り巡った結果、仕事になった。
なんでもそういうもんなのだと思う。
だから僕にとっては足を運ぶ事がそもそも仕事になってる。
実際に旅をして、世界中で仕事をとってきてる。
これを繰り返して行けばどんなに平凡な人でも”最強の個人”になれるのだろうし、やらなければずっとそのままただ歳を取り続けるだけ。
物事はとてもシンプルだし、どういう人生を歩んでいくかもシンプルに決めていけばいいと思う。
今回の2日間のセミナーのあとはサロカリのメンバーと飲んだ。
あんまり一部の美容師さん以外とはご飯行ったりしないんだけど、サロカリの人は僕にとっては大切なので別。
その日に突発で「今日来れる人飲みましょー」とコミュニティ内でアナウンスしたら結構集まってくれた。
お金を使い、時間を使い、来てくれた皆さんもまた「足を運んだ」という事になるのだと思う。
人と人をくっつける仕事をしている僕は、そういうのを本当に大切にしている。
それに僕も同席すればなにか思わぬコラボが生まれるかもしれない。
だから僕もメンバーのもとへ足を運ぶ。
仕事がないとか、お金がないとかないとか、時間がないとか…
そんなのは自分次第でどうにでもなる。
シンプルに考えたらいいだけ。
一番最初の思考の部分があるかないか。
足を運ぶか運ばないか。
五感を使うか使わないか。
感じたことを考えるか考えないか。
それを形にするために行動するかしないか。
ただそれだけなのだと思う。