『違う母親を持つ兄弟』ニュージーランド人美容師から言われた一生忘れない言葉。





こんにちは。
今日はニュージーランド人の自称 Traveling Hairstylist ジェロームについて主に書こうと思います。
旅人でもなければ美容師でもないあなたもぜひ読んでってね。

この日はトルコ、イスタンブール六日目。
※現在地はスペインで記事とは1ヶ月のズレがあります(;・∀・)ヤベェッス

昼前、ジェロームと僕の泊まる宿にて待ちあわせ。
今日は前回行ったブルーモスクはやめ、ガラタ橋というところに向かった。
そこの橋も観光地で、橋にはたくさんの人が集まり、近くの広場にはモスクもあり、そこもまた賑わっている。
良さげな椅子を見つけて、さっそく手作り看板を起き人探しをはじめた。

青空美容室 ガラタ橋前店オープンである。
営業時間は12時開店~気分次第で閉店
店内のBGMを担当しますのはワタクシ桑原です。

(この緑の)
ノリノリのダンスミュージックに突如ウルフルズのバンザイや坂本九の上を向いて歩こうとかを入れるような選曲にしました。
なかなか最初の1人が見つからなくて、荷物番と声掛けを交代でやってるうちにジェロームが1人目をみつけ、切りはじめた。
旅行中のインド人のオッサン。
写真は撮り忘れ。

カットした後に、どうゆう話の流れでこのオッサンが逆立ち大開脚をイスタンブールのど真ん中でかますことになったかはわからないけど、なんかすごかった。
そして僕の方も・・・485人目
襟足をジョリっと刈っておわり。


記念にやって!みたいな人だった。
ジェロームは次はヒゲ爺ちゃんをカット。

486人目はトルコ人の子供をサッパリとかっこよく。

なんだか見てる人も増えてきた~。

487人目
トルコ人のおじいちゃん

英語が話せなかったので、通訳してもらったところによると4ヵ月くらいほったらかしのもじゃもじゃだから綺麗にしてとのことで、、、

この際ヒゲも綺麗に整えたかった。
488人目のギリシャ人カップル。

なんかキスしてた。いいね。

489人目
マレーシアで4ヶ月前に会ったゆうきくん。


せっかく再会したのだけど、彼についてはめっちゃ省略。
明日悔しく書かせてもらおう。
くっそーー悔しいけど書いてやるよ!チクショー!!
って。
はい、違うね。詳しく書かせてもらおう。
490人目
この日最後の方。
日本人のおじいちゃん

旅行中の方のようだった。

この日何故か最初から最後までずーっと協力してくれてたトルコ人がいたんですが、その人をジェロームが最後にカットして終わり。

終わってみればジェロームさん♡と僕で2時間半ほどで12人の髪を切ったみたいだった。

っていうかこれを書いてて写真を見てたら思ったんだけどジェロームさん、女の子ばっかりカットしてる。

自分はというとおじいちゃんから子供まで男の人のみ。
なんだよジェロームさんモテモテですか。

近 く な い ?



なんだよピースがギャルっぽいくせに。
ほんとジェロ様、かっこいい♡である。
ジェラシーですジェラシー。
ところで話が変わるけど、『ヘイブラザー』
洋画なんかを見てるとこういうセリフを聞くことがあると思う。
でも日本でも『よお兄弟』って聞いたこともないし言われたこともないわけですよ。
言わないですよね?
あなきょ・・・いやなんでもないです。
これは言葉の違いなのか、文化の違いなのか。
海外に来て、ひとつ驚いたって言うほどでもないけど気づいたことがあったんだ。
日本語ってほんとうに複雑だなぁって。
物売りとか、宿のお姉さんとかに『ヘイ、マイフレンド!』 とか言われると 『なんで初めてあったのにお前のフレンドなんだよw』 とか思うんだけど、よく考えたらそういう表現がないのかなーって。
例えば、家族、職場、恋人を除いて、人との関係を一言で言いたいときに使う言葉ってものすごくたくさんあるじゃないすか。
他人、顔見知り、知り合い、友達、仲良い友達、親友
まあ例えばね。
このくらいは言っちゃうじゃないですか。
これは英語にはない表現だと思うんですよ。
最近思うのは、その表現の多さゆえ、人との関係に壁をどうしても作ってしまうようになってるのかな?と思うんだ。
A、B、C
3人の人がいたとして、それぞれの人はあなたから何か代名詞をもらうことになるわけじゃないですか。
それは誰でもなくあなたが決めること。
Aは学校の友達。Bはよく遊ぶ友達親友。Cは名前と顔知ってるだけだから顔見知り。みたいな。
顔見知りにはここまでの対応とか、ただの学校の友達にはここまでとか絶対あるじゃないですか。
日本人でさえ、どこからどこまでが他人で、どこからどこまでが知り合いとかそういうの実際わからないけど自然に使ってるし、そうなってる。
気持ちの問題なのか何なのかわからないけど。
なんかそれってなんとなく決めなきゃいけないようになってんのかな。
無意識に頭の中で。
カテゴリーわけっていうか、ランク付けみたいに。
何も友達に限ったことではなく、接客業やただ目の前の人を呼びたいだけでも使う単語って使う人と使われる人の関係によって変わってくるような気がする。
改めて考えると日本語ってすごく細かいことまで言いわけられて、言葉でちょっとした気持ちも伝えることができて、便利。
だけど・・・そういうとこがものすごく複雑。
なんでこんなこと書いてるかというとジェローム様♡にこんなことを言われたからだった。
俺らは違う母親を持つ兄弟だな
と。
なんかお土産屋のオヤジとかが『ヘイwwブラザー!wwカモーン!www』とかヘラヘラっと言うのとは全然違って。
最後2人で話してた時もそうだし、その日の夜にくれたメールでも言っていた。
僕からしたらジェロームって『友達』って位置なのかなって思ってた。
というか特になんだって意識はしてなかったけど。
英語が母国語の彼にとって、ブラザーとか言うのはきっと普通なんだろうけど、でもすごく嬉しかったんだ。
なんかちょっとうまく言えないけど、初めて言われた気がして。

ジェロームと3日間一緒にいて、本当にいろんな話をして、いろんなものを見せてもらってああこの男、ヒゲもすごいけどすごい人だなって本当に思ってたんだ。
なんかリスペクトって感じで。
人としてカッコイイなって。
彼はすごく人を大事にしてる。
話してても、髪を切っててもそういうのがわかったから、なんか尊敬ですよ尊敬。


彼に言われて気づいた事もあるけど、なんかもっと人との壁を作らずに人に優しくできたらいいなとおもった。
僕はたぶん顔見知りの人にはそれなりに距離をおいてしまうし、友達の中でも仲良くなかったらそういう人もいる。
きっとそれは普通なのかもしれないけど、でももっと良い意味で物事を大雑把にとらえられたらいいかなとおもった。
1回話したらもうヘイマイフレンド!くらいな感じで。
人に接する事ができたらいいな。
・・・ジェロ様にそんなことを気づかされた。

最後に彼は言った
『俺は数ヶ月前からジュンのことを知ってたよ。すごいやつがいるって。だからトルコで会えると知った時は嬉しかったよ。それからこの3日間、一緒に美容室で仕事をしてるみたいで本当に楽しかった。ニュージーランドにお前の家はあるんだからさ、いつでも遊びに来いよ。 またいつか一緒にやろう。 』

そして彼に
『ジェローム本当に会えてよかった!本当に楽しかったよ。この旅の途中で行くかもしれないし、もしかして結婚して子供を連れて行くかもしれないし、いつ行くかはわからない。でもジェロームと、このトルコでの思い出は死ぬまで絶対忘れない。約束するよ、次はニュージーランドか、日本か、とにかく世界の何処かで会おう。その時はまた一緒に髪を切ろう』

いろんな思いが交差して、嬉しくもあり寂しくもあったけど、笑ってガッチリ握手をした。
男の友情ってたぶんこんなもんだ。
でもこれが最高なんだって思う。


『Have a safe and great trip!! Love and peace always!!』
最後にお互いそう言って、僕らはまた別々の方向に歩き出した。

Good luck brother!!
次回予告

静岡の花屋の息子と、、、!!!

★カットした人★
490人
☆カットした人 国別☆
45ヶ国
★世界一周★
240日目