ちす。
今日は雨がすごがったですねー。
あ、間違えて”すごがった”とか打ってしまって。
秋田県民みたいになってしまいました。
さて、旅日記続きです。
今日は秋田県の裏側にあるリオデジャネイロでのことです。
コルコバードの丘の上は本当に狭くなっていて、景色を見渡すかキリスト像の写真を撮るしかやることがない。
というわけで・・・
そこは・・・
1000人カットの旅らしく・・・
ヘアカットを!
976人目
そこら辺にいたペルーからの観光客の女の子達と話していて、なんか切ろっか…みたいな感じになり、キリスト像の前で。
さすがに他の観光客に邪魔なので、光フレッツくらい早くカット。
毛先をババっと揃えて終わった。
なんかサングラスの下から溢れ出すスマイルが素敵だ。
終わって記念撮影。
本当にありがとう〜!
聞けば彼女はペルーのリマからやってきたそうだ。
僕はボリビアにほど近いクスコにしか行ったことがなかったのだが(この時点で)あまりこの子のように顔が小さくてスタイルがいい女性はあまり見かけなかった。
リマはかなり北部なのできっと人の感じも違うんだろうな…と、なんとなく思った。
ペルーにはこんな可愛い子もいるんですよ、日本の皆さん。
しかもペルー人女性に日本人男性はモテますよ。
日本で何もかも嫌になったらペルーに行ってみるといろいろと楽しいことが起こるかもしれませんね。笑
これで用事がすべて済んだので、僕はキリちゃんにバイチャして下山することにした。
余談だが、キリちゃんの後ろ姿はこんな感じなんだけど
その下はバッチリ物置になっていた。
観光客もたぶん全員見れる位置が物置で、しかも汚くて、しかも空いてる。
ここらへんさすがブラジルと言うかなんというか、日本の観光地ではまずないであろう光景。
時刻はまだ3時だった。
コルコバードの丘の上から、またバンに乗って街まで一気に降りていく。
10人くらいのバンの中にはいろんな国の人がいるようだった。
もちろん言葉も違う。
だけど、同じ人間だ。
ヤバイ
という感じだけは直感的にわかった。
うしろのオヤジが何やら気持ち悪そうにしているのだ。
あと5分で麓につこうかというその時、恐れていた事態が起きた。
マーライオンである。
「ちょ、待てよ」
今何かと話題のSMAPの草なぎくんみたいに「ちょ、待てよ」って言っていたかもしれない。
ここはシンガポールじゃない。
ブラジルだ。
だけど、さすがに怒れない。
こればっかりは生理現象みたいなものなので、バンのメンバーはみんな静かに平然を装うしかなかった。
バンが麓につき、まず新鮮な空気を吸った僕はどこ行くわけでもなく歩きはじめた。
「今日でリオデジャネイロは最後か」
もうサンパウロに戻らなければならない。
次にここに来れるのはいつだろう?
そんな事を考えていて、ふとコパカバーナビーチに向かってみることにした。
この天気だからぜったい人がたくさんいるはずだ。
コパカバーナビーチはやはり賑わっていた。
曇っていた昨日とは打って変わってめちゃくちゃきれい。
ベンチに腰掛け、道行く人を眺めてたら少年たちに話しかけられた。
座っていろいろと旅のことを話してると「じゃあ切ってよ」といつもの流れに。
977人目
地元の少年。
見物人もいろいろやってきた。
一通り切り終わったあと、「顔周りを剃ってくれ」ポルトガル語で何やらそんな感じのことを言っているようだった。
バリカンと鏡を見せて「こんな感じ?」とやっていると、少年の友達が「やらしてくれ」と言ってバリカンを手に持った。
ヴィぃぃぃぃーーーんwww
変わりにやってくれました笑
1000人近く切って初のことだったなこれは。
そして978人目
979人目
二人とも通りすがりのブラジル人のおいちゃん。
最後は980人目
チリ人の観光客のおっちゃん。
楽しかった。
やっぱり楽しかった。
天気の関係もあって、リオデジャネイロでのヘアカットは諦めていたが、コルコバードの丘、そしてコパカバーナでヘアカットできたので本当に良かった。
そそくさと片付けをし、ダッシュで丘の上の宿へ。
荷物をとって、宿のお姉さんに別れを告げ、僕はまたあのカオスなバスターミナルへと向かった。
次の行き先はサンパウロ。
ボリビア行きの飛行機に乗るためだ。
いよいよ1000人目まであと20人。
「一体1000人目はどこの誰になるんだろう?」
ドキドキしながらバスに乗り込んだ。
世界一周1000人ヘアカットの旅
切った人の数→980人目。
切った人の国→62ヶ国