入島税100$かかる神秘のガラパゴス諸島へ。リマからエクアドルへの大移動。

​旅日記続き。

頑張って書いてます(笑)

前回の記事はこちら↓

今回は2015/7/1と2のこと。

リマでカットが終わり、タクシーでバスターミナルに。

バスの出発は夕方だったんだけど、2時間遅刻してくれやがって夜発に。

これは大変マズイのです。

なぜならこの日僕はリマからグアヤキルに行く予定でした。

そう、グアヤキルといえば凶悪都市として名高いあのエクアドルの大都市です。

できる事なら昼のうちについておきたい…

旅慣れてるとか関係ないです。

なので夕方発午後着のバスにしたわけですが、2時間も遅れやがって!!クソが!

グアヤキル着時刻が日もしずみかける17時に決定です。

そして南米のバスなのでさらに遅れないわけがないと思うわけで、もうドキドキ。

勘弁してよ…と。

しかし悲劇はこれだけではなかった。

ペルー→エクアドルと国境を越えていくので、ペルーのお金を使いはたす必要がありました。

ペルーはソルという通貨で、エクアドルはUS$が通貨になってます。

バス乗車の大部分はペルー国内を走ります。

確かバスにはご飯が付いてくるようなことを言っていた気がしたので、小銭は使い果たしてから乗車。

しかし…

飯でねえじゃねえか!

受付のオバサンは出るようなことを言っていたんだけど、嘘だったのか?

バスはしれっと道沿いのレストランに止まって乗客にご飯タイムを与えます。

でも僕は…金がありません。

チーンです。

その結果、近くの売店でこれを。

バナナチップス。

これでもう水も買えません。

これで1日の飢えを凌ぐ。

暇だー腹減ったーあーあーあーわーってやってたら国境につきました。

ここを越えればドルが使える!

エクアドル側の国境の売店でクソ高いボッタクリポテチを買いました。

菓子しか食ってないやん。

ボッタクリポテチって名前の響きがいいですね、はい。

ボッタクリポテチ。

ボッタクリポテチ…。

グアヤキルについたらやっぱり夜…

普通に怖いやん、どーすんのこれ。

翌昼頃にガラパゴス行きのフライトに乗るので街中で一泊してく予定だったのですが、まじ悩む悩む…。

空港に向って一泊したほうが安全なんですが、暇です。

とりあえずバスを降りたところがどこか運転手に聞いてみたらなんと空港の目の前なんだと。

マジっすかと。

これはもう空港に泊まるしかありません。

「でもビール飲みたいなぁ…」

ふと遠くに光るスーパーらしき建物が目に入ってきました!

空港の周りは治安が悪いというのは海外あるあるなんですが、ビールのためならそんなもの関係ありません。

スーパーであれこれ物色してみたんだけど、なんかビールが高い…

でもガラパゴスはもっと高いだろうから買っとくしかないかぁと12缶買いだめしました。(笑)

しょぼいバックパックの中が酒だらけ。

くっそ重かったです。

あとはハムとチーズを買って、空港で晩酌(笑)

柱の裏みたいなところでコンセントもあるし人も来ないしみたいな最高な場所を見つけてそこの床で寝ました。

バス睡眠→床睡眠のコンボで翌朝には体がバキバキ。

まあタダなので仕方ないっす。

グアヤキルから目指すはガラパゴス諸島!

ガラパゴス諸島とは…

ガラパゴス諸島(ガラパゴスしょとう、スペイン語: Islas Galápagos [ˈizlaz ɣaˈlapaɣos]、英語: Galápagos Islands)は、東太平洋上の赤道下にあるエクアドル領の諸島。Islas Galápagos は「ゾウガメの島」という意味で、スペイン語でゾウガメを意味する galápago からきている。正式名称はコロン諸島(スペイン語: Archipiélago de Colón)で「コロンブスの群島」を意味する[1]。行政面ではガラパゴス県にある。約2万5124人(2010年統計)が居住し、主要言語はスペイン語。

そう、ゾウガメの島。

ガラパゴス諸島はゾウガメの島

めっちゃ葉っぱ食ってます

太平洋にぽつんと取り残されたような島なのです。

不思議やね。

日本からはなんと15,000km離れた地球の反対側にあり、赤道直下に位置するそうです。

15000キロってどんだけだよってピンとこないと思うのですが、キャンベルが身長150センチなのでキャンベル10万人分って事ですね。

地球上のすべての肉が無くなりそうです。

ガラパゴス諸島は、1535年にスペインの船がペルーに向かう途中嵐にあい流されていった結果発見されたそうです。

進化論で有名なダーウィンは1835年にガラパゴスに訪れ、それがきっかけとなり後に世界遺産に。

もちろん住んでる人もいます。

「え、地元?ガラパゴスだぜ!チュイ!」

とかっていう人もこの世にはいるわけですね。

それだけで合コンでモテそうですよね。

「山梨だぜ!」がすごくしょぼく聞こえます。(山梨ごめん)

ってか「地元どこですか?」って聞いてくるのは別にいいんですけど「山梨です」って言ったあとのあの「ああ…」みたいな微妙な反応やめてくれませんか?

今度からたとえお客様でも「ああ東北でしたっけ?」とか言ったら桃投げつけます。

「梨があるんでしたっけ?」

「富士山がある静岡の隣でしたっけ?」

これもムカつくのでやめてください。

信玄餅投げつけます。

※山梨県民あるある

そう、ガラパゴスはそんな感じのところなのです。

向かうはサンタクルス島!

グアヤキルからサンタクルス島の往復はそれほど高くなく、安ければ1万円代でも航空券がとれそうです。

しかし、ガラパゴスには入島税なるものがかかります。

ガラパゴス諸島の入島税とは

空港でまず始めに入島管理なるものが行われます。

よくわからないガラパゴス諸島での身分証明証みたいカードを買わされます。

料金はたしか10USドル。

待たされてめんどくさかったです。

その後荷物検疫検査を行います。

植物や果物などガラパゴスの自然の生態系を壊しそうなものは持っていってはだめなのだそうです。

種とかも基本的に国境を越える場合は持ち込みは禁止されてるのですが、特に厳しく検査はされません。

でもガラパゴス行きの空港のところではカバンをガサゴソされます。

僕のバッグには大量のビールが…

「やばいかも」

でもその心配はよそに全然余裕でした。

検査後、預け荷物には検査済みのタグが付けられます。

飛行時間は約1時間30分で、日本で言うところの東京→福岡みたいなもんですね。

近い近い。

ガラパゴス諸島のバルトラ空港に到着して入島料100USドルを払います。

ガラパゴス諸島へ訪問する際は入島料税なるものを支払うことを義務付けされているようで、そのお金はガラパゴス諸島のために使われると。

「カードいけますか?」

「現金のみ」

カウンターのおばさんにそう言われてATMでおろす。

列の最後尾になってしまいました。

一番最後に外に出て、人探し。

そう、実は僕は友達と待ち合わせをしていたのです。

それはゆうやくん。

むかーし若い頃に九州でヒッチハイクの旅をしていたときに乗せてくれたのがきっかけで知り合い、その後東京やシンガポールなどで再会し、なんと2014年の9月に台湾に“髪を切りに”来てくれるという無茶苦茶な友達。

それがなんと…

今回はガラパゴスまで髪切りにくると。

どんだけ(笑)

その彼と空港で待ち合わせていたわけです。

ホテルもとっていたんだけど、とりあえず同じ時間帯につくはずだったので待ってみることに。

ガラパゴスは赤道直下ということもあって灼熱でした。

僕はグアヤキルから持参したおビールをプシュッと開けて飲んでみたんだけど、まあヌルい。

ギターを弾いてビールを飲んで。

2日連続空港でなにをやっているのでしょうか?

1時間がたち流石に遅いなーと様子を見に行くと…

大変なことが起こっていました。

つづく。

世界一周1000人ヘアカットの旅

2015/7/3

切った人→1006人・62ヶ国籍

世界一周→33ヵ国・445日目

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