早くも本日バンコク5日目です。
明日は朝早くアユタヤに移動します。
アユタヤはバンコクから電車や車で2〜3時間のところにある、かつてアユタヤ王朝が栄えた町です。
日本で言うところの奈良とか鎌倉とかが近いかもしれないですが、アユタヤはもう少し田舎な感じ。
アユタヤにはじめて行ったのはかれこれ7年前かな…
初タイでアユタヤまで一人で足伸ばしていろいろボッタクられたっけ…
懐かしいです。
明日は自身3度目なので、まあ大丈夫でしょう。
まあ本日めちゃくちゃなトラブルがあったので、ちょいと不安ですが。
そのトラブルについては誰にでも起こりかねないのでまた後日触れてみようと思います。
話はかわり、昨日この旅初の路上ヘアカットをかましてきました。
その様子を。
1年半ぶりの路上ヘアカット
2015年12月14日
帰国前日に1000人ヘアカット世界一周の旅最後のヘアカットをしました。
ラスト1301人目はタイ人のチャンさん。
それから日本へ帰り、室内ヘアカットをするようになり(普通)1年半。
別に必要ないと思うけど、路上の勘は失われました。
今回はタイで過去に出会った様々な人にも会いたくていろいろと友達に連絡をしたのですが、そのなかの1人タイ人のスィーくんがカットしてよとお願いしてくれたのです。
スィーくんは2014年8月、2015年12月にカットをし、今回3回目。
なんか不思議な関係です(笑)
バンコク南にあるアジアティークというショッピング施設みたいなところがいいのではないか?ということでオススメしてくれたのでそこで待ち合わせ。
警備員に聞いたら瞬殺で「ダメ」と言われました。
1年半ぶりとあって聞くのもドキドキしました(実際に聞いてくれたのはスィーくん)
結局近所の公園へ移動して、記念すべき?今回の旅初の路上ヘアカット。
人気がないところで切ったので、野次馬はおらずでした。
なんか久しぶりだからか、すごく不思議な感覚でした。
路上ヘアカットは大変だけど楽しい
正直1300人も海外で切っといて言うのもあれですが、路上ヘアカットはマジ大変で泣きそうになります。
まずないものだらけ。
ドライヤーもない、シャンプーもない、鏡もない…
あげればきりがありません。
しかも外なので、室内で切るときは必要ないものが必要になってきます。
なのでハサミとカットクロスだけあればいい…なんてわけもなく、いろいろ準備すると結構荷物が多くなってしまいます。
個人的に重宝してるのが「ホウキ」と「ティッシュペーパー」です。
ホウキといっても小さいブラシなので邪魔にはなりません。
そいつと、ティッシュペーパー。
ティッシュは顔についた毛もふけるし、床に散らばった毛を掃いてまとめた時にも使えます。
そんな感じでいろいろと準備するものもあるし、場所探しも大変ですし、暑かったりしたらもういろいろ大変なのですが、それよりも楽しさが上回ります。
美容師の人だと「外なんかありえねー」という人ももちろんいると思いますが、何よりも楽しいのが【開放感】です。
よくパンツはかないでゆるゆるのズボンはくと「開放感がやばい」とか言う人がいますが、そんな感じです。
閉鎖された空間ではなく、風を感じられ、太陽を感じられる場所でのヘアカットというのは、なんかすごく不思議なんですが気持ちがいいものです。
この旅を通して伝えたいこと
それは旅の素晴らしさだけではなく、美容師という仕事の素晴らしさだけでなく、世界の人々の素晴らしさを伝えたいです。
1000人カットの旅で唯一後悔してることが動画を撮ってこなかったこと。
やっぱり動いてる人のほうが臨場感というか空気感が伝わると思います。
路上だけどもヘアカットという武器を駆使して様々な人に出会う…
そうして旅をして、世界は広いんだということと、世界はこんなにも素晴らしいんだということに僕は気がつきました。
別に義務でも責任でもないけど、僕がかつて見てきた世界をもっとリアルに、もっと自然に伝えたい…
そんな思いもあって、またこうして旅をしています。
路上ヘアカットの可能性…
みんなやらない事だからこそ、その可能性は大きいのかなと思います。
大変だしめんどくさいこともあるけど、でもそういう環境下だからこそ相手も心を開いてくれるのかもしれません。
とにかく、なんでかわからないけど、やってると楽しいんです。
タイの旅動画は帰国後に編集、公開となるかと思いますが、とりあえず日々撮った写真や動画はリアルタイムに近い感じでインスタグラムにあげることにしました。
7ヶ月ほど放置してたけど、またがんばって更新しますので良かったら見てください。
こちら↓↓