あっと言う間にカンボジア滞在6日目です。
アンコールワットとかいろいろ行ったのに記事にしてない…
それはまたおいおい書いていきます。
現在僕はコンポントムという田舎町におります。
シェムリアップ→プノンペンと移動してきたのですが、なんか田舎行きたくなってしまって、とりあえず来てみたんですよ。
そしたら、イイ。
めっちゃイイ。
その町で出会ったオヤジたちの話を書いてみようと思います。
何もない町コンポントム
コンポントムにはシェムリアップからもプノンペンからも3時間程車で走るとたどり着けます。
街の中心部にある国道から南北に3キロほどいけばもう何もなくなるようなところで、国道をそれると本当に何もありません。
しかも中心部といってもガソリンスタンドとご飯食べる店とゲストハウスがちょっとあるくらいのもの。
朝の5時から牛が泣き始め、人々も動き始めます。
野良イヌや野良ネコだけでなく、野良ヤギ、野良ウシ、野良ニワトリ…
たくさんいます。
夜の7時になると街灯もないので、どこもかしこもビビるくらい真っ暗になります。
かろうじて国道にちょっと灯りがあるくらいのものです。
お店もそんなに開いていません。
オヤジのたまり場にでくわす
初日の夜、薄暗い国道沿いをふらふら歩いているとバイクで移動式の屋台を見つけました。
なんか周りでオヤジたちがビールを飲んでいます。
そういうのが大好物な僕は、とりあえず屋台で食べ物を購入してみました。
「座れ座れ」と声をかけてもらい、屋台に付属してある巨大なクーラーボックスから出したビールをもらい、そのままオッサンたちと飲んで語ってました(笑)
その日いたのはビール会社で働くオヤジ、トゥクトゥクのオヤジ、小学校の警備員のオヤジ、バイクタクシーのオヤジ、そして屋台のオヤジ。
聞けば毎日のように薄暗い国道沿いにポツンと出店するこの豚肉屋台に集まっては地べたに座って飲むのだとか。
僕達がついてそうそうにビールが切れました。
「ちょっと待ってろ」とバイクを走らせてどっかいったかと思えばビール会社のオヤジがビールを抱えて帰ってきました。
どうやら安く買ってここで安く売っているようでした(笑)
いろんなことを話しつつ、カンボジア語を教えてもらったりしながら10時ころには帰宅。
カンボジアの田舎コンポントムは日本の時間の感覚より2時間早いって感じです。
22時→深夜0時
5時→朝7時
みたいな。
とりあえず楽しかったです。
そんで翌日…また行きました(笑)
そこらへんの食堂でかなりガッツリ食べた後にまたその屋台へ。
前日聞いた感じだと夜7時〜10時ころにいつもいるようで、仕事終わりのトゥクトゥクのオヤジもそこでストップして飲んでそのままトゥクトゥクで寝たりするようです。
かなり同じメンバーでした。
なんか東京で言うところの、立ち飲み屋の常連たちみたいな感覚なんだろうなーと思いました。
キャンベルはバカ食いした後に「豚が食べたい」といい、2回購入。
更にはサンドイッチまで作ってもらい貪り食ってました。
屋台のオヤジが売り物ではないアヒルの肉をつまみに出してくれて、それもめっちゃ食っていました。
昨日はカンボジア語を書いた紙を持参。
最近いろんな国に長めに滞在するので、その国の言葉はなるべく覚えていくようにしてます。
ビールとカンパイは必須。
チョルコンポンムイでビールでカンパイ!という意味らしく、3分に1回オヤジたちは叫んでいます。
ウルトラマンか。
更には家賃などの現地情報も教えてもらえました。
一軒家借りても4万円弱。
小さな美容室借りると15000円くらい。
ビール会社のオヤジは一軒家に住んでてオヤジたちが住むシェアハウスみたいなのやってるらしく「一室50$で貸すよ!」とか言ってくれました(笑)
やすい。
オヤジの家に住んで美容室借りても月2万円くらい。
やすい。
ビザさえ取れたらいいかもなーなんて思ってしまいました。
コンポントムの夜は静かで素敵です。
何もないけど、何かある。
人は必ず住んでるから、出会いがある。
旅の醍醐味だなと思います。
また今夜も行ってきます(笑)