なんか大食いで有名なキャンベルですが、実は食ってばかりではなく仕事もしています。
マツエク。
その大食いが先日こんな記事を書いてました。
マツエクやってない人も読んでみてください。
アイデザイナーの給料手取りと、未経験からフリーランスになるまでの雇用形態ごとの話
求人情報を見て近くのマツエクサロンを選び応募。雇用形態には業務委託と記載されていました。
掲載されていた条件は朝9:30〜19時、11時〜20:30の間で週2〜3日からOK
面接に行って技術チェック後説明を聞いていると、給料は時給制、早番勤務の日は掃除からスタート。週5日は勤務。
その時ふと疑問に思ったのですが、業務委託のイメージって自分で出勤日数や時間選べて出来高制じゃないの??って。
店長も業務委託の形態でしたが、残りの6人の働き方は委託も正社員も全く変わりがない。
働いててすごく不思議に思いました。「不満ないのか?」と。
私は早上がりだったのでラストの締めをすることはありませんでしたが、ラストだとレジが合わない、日報送らないといけない。それを委託が無給でさせられるそうです。
当時この話を聞いていて「やばくね」と思ったんですけど、とりあえずしばらくの間は…ってことで働いてました。
もっとヤバイのは辞めるときでした。
「辞めさせてくんない…」とキャンベルは嘆いていました。
凄まじいですね。
サロンはピリピリしたムードで、みんなイライラしてたそうです。
一度スタッフ間のグループラインをチラ見せしてもらったことがあるのですが、ライン上でキレててすごかったです(笑)
なんでも納得すると損する
言われたままにハイハイ言ってしまうと、かなりの確率で損をします。
あれ?と思ったことを自分の中で誤魔化さず、調べるなり考えるなりしていかないと、物事の本質は見えてきません。
本質がわかってないまま取り組むと良い結果は出ないと思っています。
例えば今回の業務委託の話ですが、業務委託って「たくさん稼げる」みたいなイメージがあると思います。
でも実は法律上のルールがたくさんあり、その上で”委託”というのは成り立つのですが、そこをおろそかにしている会社はやっぱりあります。
仕事を委託するということは、委託される側には断る権利があります。
つまり「やめれない」というのはめちゃくちゃおかしな話なんです。
それに委託する側は委託される側に対して一切強制することはできません。
なので時給、週○日〜、1日○時間〜、という表記もおかしければ、それで働かせるのは違法ということになります。
そういうことができるのは社員を雇用してる会社だけ。
雇用するってことはいろんな保障をするということで、業務委託は委託なので保障はないです。
もはやグレーとかじゃなくてアウトの領域。
超わかりやすく言うと「超安値でいいようにコキ使われてるだけ」って事です。
美容室でも業務委託が流行ってます。
さすがにキャンベルが働いてたマツエクサロンほどブラックなところはないと思いますが、もしかしたらあるのかもしれません。
わからないけど。
委託に限らず、なんでもかんでもそうなのですが、言われたことをそのまま納得してしまうとほんとに損をします。
美容室で雇用される時だって「給料いくらですか?」「残業つきますか?」「どのように皆さん働いてますか?」「過去3年で離職した人はどのくらいいますか?」って聞くべきだと思います。
なぜかそういうことを聞くと「こいつやる気あんの?」みたいな判断をする美容室経営がいますが、それはその経営者が1000%間違ってて、もし教えてくれないのであればそんなとこ入らないほうがいいと思います。
自分の人生の事だから簡単に納得せずに、疑問をもみ消さず解消する努力をするべきだし、それをするかしないかで全然変わってきます。
疑問や不満を解消させるために起こす行動はたいていプラスの動きになるはずです。
そこから新しいものが生まれたり、新しい環境が作られるのだと思います。
日本人の8割以上はお金より時間がほしいそうです。
なぜ時間がないのか?と疑問に思うところから始まるのかなと僕は思います。
何もせず諦めてたら何も変わりません。
疑問を持たなければ成長はない。
人生なんて自分の力でどーにでもなります。
ほんとに。