【閲覧注意】
グロテスクなものが写りますので、嫌な方はお戻りください。
なんてよく書いてあるけど、それで戻る人とかいないよね。
はい、今回は昆虫食についてです。
大食いの嫁の食レポです。
ご覧あれ。
大食いの嫁キャンベル
僕には晩御飯を食べたあとにもう一度晩御飯を食べる嫁がいます。
食べ終わったと同時に「お腹が空いた」という嫁がいます。
飲んだ後のシメにピザを1枚食べる嫁がいます。
非常に不思議な人物です。
過去の大食い記事はこちら。
今回僕はそんな大食いと2週間タイを旅しているところなのですが、なんかちょいちょいイラッとしてしまうんですよ。
「パッタイ食べたい」
このセリフを毎日言うわけですよ。
毎日。毎朝。毎晩。
しらねーよ、食えよ…と。
パッタイを知らない人のために説明すると、パッタイとはタイの一般的な麺料理で、日本で言うところの焼きそば的な位置のものです。
『パッ』はタイ語で炒めるという意味らしく、世界中からバックパッカーが集まるカオサン通りではパッタイの屋台がたくさんあり、おばちゃんやおっさんがせっせと『パッ』しています。
価格はカオサン通りの屋台価格で30〜50バーツほど。
※1バーツ=約3円
エビを入れるか入れないかなどで値段が変わってきます。
安くてうまいので僕は結構好きです。
おっちゃんが一生懸命『パッ』して『パッ』そして『パッ』してくれたパッタイを…
食う!!!
食う!!!!
食う!!!!!
食う!!!!!
食うううう!!!!!!!!!
ってな感じでめっちゃ食うのです。
ちなみに昨日の夜中2時半にもパッタイ食ってました。
アル中みたいなもんです。
パッ中。
そんな嫁がついにアレに手を出した
パッタイだけでは満足せずついに手を出してしまいました…。
これがアレです。
ヒィィィィィィィ!!
虫!虫!虫ぃぃぃ!!!
右下の黒いのはタランチュラ、その横がサソリ、左下がタガメ。
他にもコオロギ、カエル、バッタ、蛾の幼虫などが売っています。
タイでは約200種類もの虫を食べるそうです。
みんながみんな食べるのかは謎ですが、市場などでは1キロ約130バーツとかで売っているとか。
近隣のラオスやカンボジアにもやはり昆虫食の文化があり、たまに普通に売ってるのを見かけたりもします。
昆虫食ってタンパク質が簡単にとれて体にはいいようです。
別に虫を食べる人が嫌だとかは全然ないですし、体に良いのはいい事だと思いますが、自分が食べるとなると流石にちょっと辛いところです。
とは言っても僕も世界を色々旅したので、それなりに食べたことはあります。
でもまあウマイかと聞かれたら決して『うまいよ』とは答えないかな…。
サソリなんかは硬すぎて何を食ってるのかよくわかりませんでしたから。
それで昨夜のことなんですけど、先程の写真の屋台を発見しました。
まあカオサン名物でもありますね。
それでちょいホロ酔いだった僕が勧めてみたところ、お腹が空いてる嫁が昆虫を食べてみる事になったわけですよ。
選択は迷ったけど【蛾の幼虫】にしました。
芋虫です。
お兄さんに値段を聞くと『60バーツや』と言っていました。
60バーツでかなりの量です。
『そんな流石に食えない…』
ということで40バーツでハーフサイズくらいのをもらいました。
お兄さんが謎の液体が入ったスプレーをふりかけて、コショーみたいな粉をふりかけて渡してくてました。
それでもまあまあ入ってます。
さすがにちょっとビビる嫁。
覗き込むと…
まあまあグロいですね。
そしてまあまあ大き目です。
それを大食いの嫁が…
『パクッ』
なぜか爆笑してました。
そしてビールを飲む。
お気づきだろうか…
よく見ると酒の瓶をもう一本抱えてるということを…
宮本武蔵かなんかでしょうか。
たまにチキンとビールの二刀流にもよくなります。
ちなみに僕もこの虫を食べましたが、味はエビのちょっと苦いやつって感じでした。
食感はブヨブヨしてるかと思いきや、意外とカスカスって感じで、例えるならボソボソ…かな。
まあ味は思ったほど悪くないんですが、やっぱビジュアル的に気になってしまいます。
【嫁が虫をむさぼり食う】という世紀末な絵を期待していたのですが、お気に召さなかったようで結局あまり食べませんでした。
せっかく買ったし捨てるのもなんか申し訳ないので、そこらへんで酔っ払ってたイタリア人と中国人におすそ分けしました。
気付いたら大食いの嫁は、そんな僕をよそにビール片手に豚串をむさぼり食っておりました。
幸せそうで何よりです。
おわり。