ブログ書けない病が治ってきました。
だいぶ遅くなっちゃったけど最近読んだ本の感想文を。
あ、最近よく本を読むようになりました。
ためになりそうな記事を選んで1日10記事くらい読む習慣があるんですが、合間に本もちょこちょこと。
今も読もうと思ってるのが手元に2冊。
本は勉強になりますね。
寺村さんに著書をいただいた
原宿にあるLilyという美容室で働いてる寺村優太さん。
先日ひょんな事から出会いまして、この前高円寺に遊びに来てくれました。
そのときはなんか「飲もうぜ」みたいな軽いノリだったんですけど、結局盛り上がってしまい終電過ぎてもワイワイしてました。
その日プレゼントしてもらったのがなんと著書の「美髪のルール」でした。
早速翌日の夜くらいから読み始めたんですが、読みやすかったので3日くらいで全部読み終ってしまいました。
美髪のルールを読んで
ネタバレになるのであんまり内容は書きませんが、ザックリいうと「綺麗な髪になるためのルール」をQ&Aの形で紹介と解説をしてくれています。
美容師ではない一般女性が自宅でケアする際の注意点がまとめてあり、シャンプー、ドライヤー、コテの使い方、熱の温度などがイラスト付きで書いてあるので専門的な知識がなくてもスッと入ってきます。
ケアだけでなく美容室での技術的なことも書いてあるので、学生さんや若手美容師さんにもオススメですし勉強になる事がたくさん書いてありました。
そもそも寺村さんがヘアケアとか美髪にこだわる様になったキッカケにはアシスタント時代の”疑問”だったそうです。
高いトリートメントを使っているのに髪が傷んでるお客さんをみて「なぜだ…」と思い、専門的な勉強会に参加したり本を読んだりするようになったそうです。
僕自身も似たような経験があって、美容師1年目のときに少し突っ込んだ事をお客さんから聞かれ、ぜんっぜんわからなくて答えられず「わかりません、すいません…」と謝った事がありました。
それが何か悔しすぎて”薬剤”について勉強し始め、毛髪科学とか薬剤知識の講習会も結構行きました。
しばらく経ってシャンプーの成分なんかもいろいろと調べるようになりました。
当時働いていたお店で「髪がきれいになる」「ダメージケア」「刺激も少なく頭皮に優しい」とうたって売っていたシャンプーの成分をみてみたところ、ドラッグストアなどでも売られているシャンプーによく使われている刺激が強い洗浄成分が入っていて、頭の中が「?????」となりました。
それがダメとか言う話ではなく、言ってることとは合っていないのではないか?と思い、実際のところどうなのだろう…と上司に聞いてみたわけですが、答えは「まあ髪にいいんじゃん?よくわからん」でした。
そ、そうなのか…。
となんかショックを受け、研究熱がフツフツと沸いてきて専門書を読んだり科学者の先生が開催する勉強会に行ったりした経験があります。
とはいえ僕は研究者ではないので、やっぱりわからないことだらけと言ってしまえばそれはそうなのですが…
結局のところ、実際に現場で起こってることが1番大切なようです。
髪がキレイになると言うものを使わずにキレイになったのであれば、その結果が全て。
逆もまた然り…ということなのだと思います。
寺村さんは予約3ヶ月待ちというハンパない人なので、きっとそれだけ結果が出ているという事なのですね。
美容師さんにも一般の人にもオススメです→
ちゃっかりサインまで頂いた…。
あざますm(_ _)m