こういう時代がもうすぐくるんじゃないかと思ってたら来てました。
こんなニュース記事が。
ウーバー(UBER)と、ドバイのビューティテック企業bgXは、プレステージ性のある美容師派遣サービスについて提携し、ロンドンとドバイでサービスのためのプラットフォームを立ち上げた。
ヘアサロンはこのサービスに登録すると、1km圏内の美容師の移送や、分析ツール、スタッフの労務管理などのサービスを受けることができる。
ヘアケア製品や化粧品などの販売を通して、売り上げ拡大も見込めるかもしれない。
bgXは、顧客とヘアサロン・美容師の双方に使いやすい設計になっている。
顧客はアプリにログインし、希望のサービスを登録すると、近隣のヘアサロンから連絡がくる仕組みだ。
予約すると、ヘアサロンは派遣する美容師を決め、顧客はそのプロフィールを確認することができる。
そしてウーバーが美容師をピックアップし、顧客のもとへ送り届ける。
料金は髪型やサービスごとに決まっており、顧客はメニューを見てサービスを選ぶ。
たとえば、英国ではブロウで65ポンド(約9425円)だ。
シニヨンなど、もう少し凝った髪型を希望すると料金は上がる。
施術が終われば、顧客は美容師に対する評価をアプリに書き込み、チップを払うこともできる。
美容師も顧客を評価し、お互いに高評価であればリピート利用も可能だ。
https://www.wwdjapan.com/580552より
美容師が伺う時代へ
おそらくロンドン、ドバイの場合は”利便性”重視だと思います。
つまり、消費者が行く手間がなくて自宅でキレイになれるというところがポイントで、今まで顧客ではなかった層もターゲットにできます。
消費者はより簡単にきれいになれ、美容師は仕事が増え、既存のサービスウーバーを使う事でドライバーにもメリットがあるということですね。
日本ではタクシー業界の反発もありウーバーがあまり活発ではないので使ったことない人も多いかも知れないですが、本当に便利なサービスです。
近くにいるドライバーを呼び出し、事前に評価も見れるし料金も決まっているので安心です。
この美容師派遣サービスが実現すれば、近くにいる美容師がいくことになるので美容師からしても効率は良くなり、空き時間も埋めやすいということを考えるとフリーランスや副業で美容師をするような主婦などにも嬉しいサービスだと思います。
面白いですね。
日本ではまだまだ先かも…
日本ではどちらかというと利便性ではなく”高齢者や介護者”へ向けてこういった訪問サービスが増えてい来ます。
それは間違いないのですが、現状ウーバーがあまり活発ではないことや、日本では派遣事業は資格が必要だったり、美容師にも免許が必要だったり、訪問にも規定があったりするのでまずは規制や法律が変わらないと難しいかもしれないですね。
店舗数が増えてるのに対して人口が減っている今、そしてこれからの時代にただサロンで待つだけなのは厳しいものがあると思います。
それにブローで9000円とか日本だとたぶん怒られちゃうレベルです。
個人ならまだしも全体的に評価を上げるのもこのご時世難しいところがあると思うので、やっぱり打開策はこういったインターネットやアプリを駆使したサービスなんだろうと思います。
シェアリング経済、評価経済というキーワードを自分の仕事とインターネットとどう結びつけていくか?がきっと大切です。
美容師など職種問わず少しでも多くのインターネットスキルと知識を身につけておけば、こういったサービスが出たときもフル活用できます。
逆に言えばそういう知識さえあれば時代がどう変わろうと取り残されることもないので、個人的にはお金やモノよりそういった能力のほうが重要だと思っています。
しかしどんどん新しいものが増えますね。
日本でも来年にはきっと全然違う常識があるんだろうなー。
新時代が来つつありますね。