初心者は”メモを取る”をなぜしなければならないのか?それでも僕はアナログに生きる。

なんか、春…ですね。

人々のテンションをブチ下げするほどの極寒エリアである我が地元、山梨県富士吉田市にここんとこ滞在しておりますがなんかもう「ポカポカかよ!」って感じです。

昼間ならロンティーでいけんじゃね?くらい。

2014年のときなんてこんなですよ?

それが今シーズンは雪さえ降ってないという。

これはアレか?なんか超常現象とか大災害が起こるアレか?

2019年は富士山が噴火するかもとか言われてて、もう勘弁しろよオイ…って感じですよね。

まあいいや。本題。

「メモをとる」ってめちゃくちゃ大事なこと

先日新人社員にカラーリング理論を直々に教えていました。

かつて自分がアシスタントの頃つかっていた資料やらなんやら引っ張り出してですね…

「あいつ美容師ってか、ただのホームレスの旅人でしょ?」

僕に対してそのような印象をお持ちの方もいるかもしれません。

でも僕もそれなりに美容師してました。

アシスタント時代の分厚いカットモデルや勉強したノートとか見てたらなんか懐かしくて。

ビフォーアフターの写真見ながら

「ああ、このモデルさんお世話になったなー元気かなー。」

「うわ、友達若!ギャルじゃん!」

とかいろいろ思うわけですよね。懐かしい。

しかし字汚いな…

うちの会社では美容師の技術トレーニングも勤務時間内にやります。

ありえねーと思う美容師も多いかもしれないですがマジです。

ただ、やはり練習100%でお給料出すのはキツイので仕事もちゃんとしてもらいながらバランスみてやっています。

練習=業務に必要なことを覚えてもらう時間

という考えなので、居残り練習はしない方針で残業も禁止としていますが…

とはいえ本音は自主連も大切だとは思います。

やったらやっただけ身になりますから。技術って何でもそうだけど。

逆に言えばチンタラやろうと思ったら永遠にうまくならないです。

で、そのなかで僕が毎回言うようにしてるのが「メモって」です。

元からメモる系の人にはあんま言いませんが、あえて言うようにしています。

なぜか?

答えは単純で、すぐ忘れちゃうからです。

ビビるくらいすぐ忘れちゃうのです人間は。

【教えてもらう】というものは、一種のインプットです。

本を読む、話を聞く、映像を見る、ラジオを聞く

そういった行為と全く同じです。

だいたい、人間なんて3日前に何食べたか、何を聞いたかも覚えてないものです。

忘れることが悪いのではなく、あまりにも多くの情報をインプットしており、その処理ができないから仕方がないことなのです。

【メモる】はアウトプット

メモを取る➡紙に書く

これは立派なアウトプットです。

つまり僕は「アウトプットしやがれコノヤロー!」と社員に言っているわけです。

忘れられると何が困るかというと

  1. また教えなきゃいけない
  2. また教えるとイラッとする
  3. また教えるのはめんどくさい
  4. 勤務時間内やってるから無駄にしたくない

などなど、めちゃくちゃ僕自身の勝手な都合によるところです(笑)

まあでも、限りある時間の中でいろんなことをやろうと思ったら意図的ではない反復行為は無駄になってしまう場合があります。

それに、本人のためでもあると思います。

自主連してるときに「あれ?これどうやるんだっけ?」ってなったりした経験ありませんか?

ありますよね?絶対。

そしたらそこで手が止まってしまいます。

そのときに見返せる物があるかないか…この差はとても大きいです。

だから意図的にすぐにメモを取るようにする必要があります。

すぐじゃないと忘れちゃいますから。

こんな時代だからこそアナログに

「スマホで良くない?」と思うギャルたちもいるかもしれません。

いいですよ、たしかに。

便利ですし。

でも、「書く」という行為は人間が古くから行ってきた生きるための動作の1つです。

スマホは厳密に言うと機会に触れているだけ。

機会がなければ何もできないわけです。

でも「書く」という行為はいつでもどこでもできるのです。

「話す」というのも同じです。

一番原始的なアウトプット方法。

書くよりも簡単かもしれません。

とにかく、アウトプットする事がなんにおいても大切なのです。

飲み込んだ知識や発見を頭の中をぐるっと一周させて口から出す。指で表す。

そういうことに慣れていくと、いろんな事が上手くなると思います。

SNSとかも〇〇人フォロワー集めます!とか自己顕示のために使う人が目立つけど、単純にアウトプットのためでいいと思います。

ツールですからね。

このブログもまた同じです。

自分自身が「アウトプットの大切さを伝える大切さ」を社員に伝えるのを忘れぬよう書いてます。

終わり。

この記事をシェアする