新年あけましておめでとうございます。
2019年最初のブログ。
100万円がほしい。100万円ください。
もうニュースにもなり、便乗する人も出てきて社会現象みたいになってるZOZOの社長さんの「お金あげちゃうキャンペーン」
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 5, 2019
もちろん会ったことも見たこともないお方ですが、感想としては「え?お年玉1億円?何それ罰ゲームやってるの?」くらい見たことがない光景だった。
前澤さん半端ないって!あいつ半端ないって!
100万円めっちゃ配るもん
そんなんできひんやん普通!そんなの出来る?
言っといてや 出来るんやったら
って感じですよね。なんかもう。
※アイツ呼ばわりごめんなさい
え、お前もリツイートしたのかって?
当たり前じゃないですか(笑)
もらえるものならもらいたいですよそりゃ。
残念ながら当たりませんでしたが。
んで、ふと「そーいえば小学校の時の卒業文集に【社長になって世界中の困ってる人にお金配ったんねん】とか自分も書いた気がするー」とか思い出して読み返してみたんですが、なんて言うかバカですねー
ジャンボジェット機買えるレベルの富豪が「学校作って給食費を100円にします」とかもう何なのかと。
そこ微妙にケチるんかい…と。
話がそれましたが、まあなんにせよすごいことですよね。
そんで、この一連の出来事の中で個人的になにより興味深かったのがコメント欄でした。
「○○がしたいのでお金ください」
みたいにコメントがたくさんついていたのです。
なんとなしに見てたんですど、使い道ってだいたい2通りなんだなーということに気が付きました。
- 夢や人のためなどポジティブで自己投資的なもの
- 不満や不幸を解消したいなどネガティブなもの
すごく勝手な印象としては①の人は前向きそうだし、心にゆとりがありそう。
②の人は常に「ワイは不幸や」とか思ってそう。
イメージですよ勝手な。
そして、ちょっと気になったのが「なかったらどうするのだろう?」ということ。
①の人は夢を叶えないのか?それとも自分で頑張って投資するのか?
②の人はめっちゃ頑張って100万円を作るのか?そのまま変わらないのか?
わかりません、わかりませんが、たぶん①の人は自分で何とかするだろうけど②の人も何も変わらないと思う。
だから社長さんからネガティブな人には100万円プレゼントはされなかったと思う。たぶん。知らんけど。
僕ならしないかな。
不幸な人は「不幸である」と思ってるから不幸になる
正直、お金と不幸は関係がないと思うのです。
お金あったら幸せになれるなんてことはなくて、幸せか不幸せかは自らのマインドでしかないから。
- ケガしたら不幸
- 恋人がいなかったら不幸
- 無職だったら不幸
- 家族がなくなったら不幸
物事の捉え方は人それぞれ。
だからこそ逆の捉え方もまた存在すると思うのです。
ケガしたから知れたことがあるとか、恋人がいないから新しい出会いがあるとか、無職だから選択肢がたくさんあるとか、家族が亡くなったから家族の大切さに気づくとか
「これで良かった」と思えたときは不幸とは言えないはずです。
逆に言えばお金があっても恋人ができるわけでも、家族が生き返るわけでもない。
それとこれとは別なのに、でも一定数お金がないと不幸だと思ってる人はいます。
不幸だからお金が必要
⬇
お金がほしいから嫌でも働く
⬇
仕事つまらないから不幸だ
とかそういう感じになって常にお金のことを考え、お金を見てはため息を付き、自分を犠牲にしてでもやりたくない仕事を優先する。
最近そういう人増えましたよね絶対。
僕のところに相談に来る人はそういう美容師さんがとても多いです。
本当に大切なものは後から手に入る
…と僕は思います。
最初厳しくても後々のことを考えて積み重ね積み重ねってコツコツやっていかないと結果なんか絶対でないと思います。
最初は例外なく大変です。
なにもしなくていきなりお客さんが山ほど来るとか絶対にありえないと思うのです。
理由は何であれ、目先の売上とか利益とかお金とかそういうものにこだわりすぎると後先のことが見えなくなり、気がついたら何もなくなってた…なんてことも。
否定はしないけど、個人的には「どうなん…」と思ってる業務委託美容師の働き方とかまさに。
目先の売上や利益を最優先し、自分の大切な時間を犠牲にするスタイル。
上手くやれる人を除いては計らずともだいたいそうなっちゃってるように思います。
確かに短期的には結果が出てお金持ちになったような気がしても、長期的に見ると残るものが少なかったりお客さんがつかなかったり損することになったりする人も多いように思います。
体力や若さに任せて働きまくっても、それこそ怪我や病気になったら一気にしんどくなります。
このリスクと隣り合わせの“今だけ限定“みたいな働き方はなくなるどころか増えているとさえ感じます。
時代なんでしょうか。
お金ばかりに目が行くと本質的なことは本当に見えなくなっちゃいます。
自転車操業、新規食いつぶし。
自分の技術の価値は下がり、延々と安いお客さんをこなしていく。
そういう余裕がない状況は人のマインドも曇らせると思います。
本当は大したことがないのに「あぁ…不幸だ」とか思ってしまうようになったり、前向きに考えられそうなことも「無理ゲ…」とか思ってしまったり。
心がキツくなくなります。
ZOZOの前澤さんのように1億円あげちゃう!とかだとこりゃ真似できん…とか思うけど、もうちょっと、いやもう盛大にレベルを下げれば「やってる人はやってるよな」と思うのです。
ちょっと心にゆとりがあればなんの見返りも求めずプレゼントしたり、飯おごったり、そういうのってわりとありますよね?
額が違いすぎるから「ひょおおおおーーーー!!!!」とか思うだけで、本質的な所は同じですよねきっと。
人に喜んでもらえれば…みたいな思いだけで、自分の余裕をおすそ分けする感覚。
その人がそれでハッピーになって、そのハッピーが伝染してったら素敵だなーって。
その対象はやっぱ幸せそうな人に…素直に喜んでくれそうな人に…ってなるんだと思います。
逆にもし「あぁ…私はめちゃくちゃ不幸で貧乏でなんたらかんたらパヤパヤ」って言ってる人は誰かに奢りもしないし、また誰からも奢られもしないのだと思います。
お金よりも知識があったほうが幸せになれるかも
ちょうど時を同じくして話題に?なったこのツイート
【美容室エマージュで理不尽すぎる損害賠償請求】
〈美容師Bさんのケース〉
毎日12時間、休憩時間もお昼ご飯やトイレの時間もない長時間過密労働
→精神疾患にかかり退職
→社長からBさんに「契約期間に働いてないから」と100万円以上の損害賠償請求
長時間過密労働で就業困難にしたの会社側ですが。。 pic.twitter.com/CyIqmsOFyh— 美容師・理容師ユニオン (@ribiyou_union) January 6, 2019
同じ100万円でもこれはこれでヤベェ。
請求する側もする側だけど、これやっぱ働く美容師一人一人が契約元と対等な立場で話さないとだめだと思うんです。
「知りませんでした」はやっぱもったいない。
不当に拘束され、不当に請求され、泣き寝入りみたいな。
こういうの本当なくなるといいですね。
法律とかちょっと知っとくだけで自分の身は守れると思います。
今後僕は美容室の集客と経営サポートしてきますが、別途社労士さんや税理士さんにもお願いしてサポートを手伝ってもらう予定です。
楽しく働ける人が増えるよう、頑張っていきたいと思います。
とりあえず、病は気から…的な感じで「幸せ幸せ」と思っとけばまあなんとかなります。笑
100万円なくてもまあ、ね。
ほしいけと、お金が全てじゃないですから。
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