出来るか出来ないかで考えるから何もうまくいかないんだよって話。

5月…怒涛のゴールデンウィークでした。

世間は10連休ウェーイ!令和ウェーイ!ってなってたけど、サービス業はむしろ忙しいわけだから当然休みとかなくて。

今山梨で観光の仕事をやってるけど、やっぱり普段と違ってすごい忙しかったように思います。

特にこれ。

ほうとう体験、富士吉田

※画像クリックで詳細ページに

今地元の街で唯一“ほうとう作りの体験教室”ってのやってるんですよね。

すごいお客さんたくさん来てくれてて。

まだ初めて4ヶ月くらいなんですけども。

ほうとうって何かというと、まあ鍋みたいなもんでね。

煮込みうどん的なものなんです。

だから簡単に作れるんですよね。

地元の人は実はあんまり食べないんだけど、改めて食べてみると結構うまい。

僕自身は飲食店で働いてた経験が結構あって、料理も好きなんですよ。

だからそんなに抵抗なくはじめてみたって感じでした。

そんなのは無理と言われて燃える

ほうとう以外に吉田のうどんっていう同じく麺料理も地元では名物とされていて、その体験教室もやってます。

割合的にほうとう7割、吉田のうどん3割くらいなイメージで予約が入ります。

実は、最初この教室をやり始めようとしたときに地元のうどん屋に掛け合ったりしてみたことがあって。

それは社員が言ってくれたんだけど、わりと門前払いだったそう。

確かにどこの馬の骨なんちゃらかんちゃらな奴が急に来て「営業時間外に客席貸してもらって体験教室やらせてください」とか言ってきても「はいそーですか」とはならないですよね。

まあだから当然といえば当然なんですけど。

ちなみに地元のうどん屋って11時〜14時だけ営業してるとこがほとんどなんでめっちゃ空いてるんですよね。

それはおいといて…

僕自身も地元の人にいろいろ聞いてみたんだけど、まあアレコレ言われましたね。

「いや、無理っしょ」

みたいな反応ばっかで、批判はせずとも「いいじゃん!」なんて言ってくれる人は1人もいませんでした。

ゼロですよゼロ。

悔しさをバネに…じゃないけど、逆に「そこまでいうならやってやるぜ!」くらい燃えてきました。

出来る出来ないが判断基準だと一生なにもできない

普通に考えてみると「できないに決まってんじゃんwww」ってなりません?

やった事もないのに、できるわけ無いだろうと。

むしろ一発でできたら人生イージーモードすぎんだろww逆につまらんわw

ってなりません?

前提として、できないのは当たり前。

だから出来ないって事ってやらない理由になり得ないですよね。

できるようになるためにはどうするか?を考えて実行することでいつかできるようになるわけです。

その繰り返し。

だからほうとうとか吉田のうどんなんて作ったこともなかった僕はまずメモ帳を持って店に食べに行きました。

「観光客に人気の店ではこういう具を入れるのか…」

バッチリメモって、次にその野菜と小麦粉と鍋を買いに行きました。

作り方はわからないのでググりました。

あとは1回やってみる。

スープがうまくいきませんでした。

もう1回やってみる。

麺がベチョベチョ。

ってな感じで何回か繰り返して「これだ!」ってしっくりくるところを感覚でも数字(配合とかグラムとか時間とか)でも掴んで、それをお客さんに提供してます。

「いやいやそんなサービス無理っしょw」と言われた1ヶ月後にはお客さんが来てくれて、喜んでくれたんですよね実際。

これってやっぱり喜んでくれる人がいる以上価値があることだと思うんです。

実際ゴールデンウィークの10日間で60〜70名ほど体験教室に来てくれました。

お断りも何組かしてしまって。

できるできないじゃなくて、やったら出来た。

だから結果オーライ。

自分は周りにどう言われようともそういうスタンスでやってます。

まだ”できない”けど今できるようになろうとしてるもの

一年前の事。

ふと、そういう観点で地元を見渡したときに「できるのにやってないもの」が無数にあったんです。

その1つが料理体験だったんですけど、今やっているゲストハウス、居酒屋、美容サロンなんかも全部そういう感じでやってて。

“単純にそこに無いもの”

“めんどくさがってみんなやらないこと”

“できないと漠然と思われてること”

こういうものはやったら価値が生まれます。

最近世界遺産にも認定されて観光客であふれてる地元はそういうものだらけだと気が付きました。

同時に、申し訳ない気持ちにもなりました。

観光客からの需要はたくさんあるのに、供給ができてない。

しようとしてもいない。

世界を旅した一旅人としては、やはり観光に来た世界中の同士達にもっと日本や富士吉田を楽しんでもらいたいなと思うわけです。

「日本でどこが良かった?」と聞かれたら「富士吉田&サムライゲストハウス」などと言ってもらえたら最高だし、それが自分たちが一生懸命働く意義なのだと思ってます。

ゲストからもメッセージをもらうことも。

少しずつだけど、ありがとうの声も増えてきて、忙しい毎日ではあるけど最近めっちゃ楽しくなってきました。

最近は富士吉田の文化を発信したり富士吉田の歴史と文化に触れられるサービスを作っています。

うどん文化がありますが、それを自分たちなりにアレンジしてサービスを作ったり。

まあただの天ぷらなんですけどw

うどんが富士吉田のうどんの冷やしざるうどんバージョンになってます。

富士吉田のうどんって、なぜかわからないけどザルでは食べないので必然的に天ざるうどん(富士吉田のカチコチ麺バージョン)はオンリーワンになっちゃうんですよね。

ぜひ体験&食べに来てください。

もう一つ同時進行で【消えかけてる文化再興プロジェクト】も進めています。

室町時代(1560年頃)から続く富士山信仰の文化が近代化と登山のレジャー化によって急激に衰退しており、風前の灯火となっています。

そのため、その歴史ある家とタッグを組んで世界遺産級の文化財や歴史を国内海外の人に知ってもらい、文化を体験してもらえるようなサービスをつくっているところです。

この古文書なんか240年ほど前の貴重な資料なのです。

それもやっぱり、できるできないじゃなくて、やるかやらないかだけなんだろうなと。

僕はお金も経験も知識もまだまだないものだらけなんで、行動で結果を持ってくるしかなくて大変だけど、そこは気合で(笑)

このブログでも今年は富士山、富士吉田の魅力をもっともっと伝えていきたいなと思います。

ぜひ遊びに来てくださいね。

「東京から1時間半で来れるんだよ…コソッ」

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