“やりきった”と言いきれるほどあなたはやったのか?

2週間ぶりのブログ。

先日山梨の自分の美容室でオーガニックカラーの勉強会をやってもらった。

先生は岐阜からわざわざお呼びして…。

僕は今楽しいと思えることの1つに【植物カラー】がある。

10年美容師やってきて知らなかった世界の話がとてもおもしろい。

髪は草で染まるのだ。

肌は果汁で染まるのだ。

果汁で痛くない&14日で消えるタトゥーをしたり、草で美肌パックもできる。

楽しい。

新しいおもちゃを見つけた子供のようだと自分を客観視している。

僕はこれを”やりきろう”と決意している。

プレイヤーとしてとかではなく、現場には立たないがサービス構築側としてやりきりたい。

何をやるかはさておき、とりあえずやりきるつもりだとだけ書いておく。

辞める時にやりきっているかどうか

講習のあと講師と飲んでて「なんか…もう美容師やりきりましたよね」みたいな会話になった。

講師できてくれた先生はほぼ同世代。

奇しくもお互い表参道・青山で美容師人生をスタートした。

あの頃はやっぱり今と違う。

今だとありえないこともたくさんあったし、やってた。

10年という歳月で概念は少しずつ変わり、今の常識がある。

「昔はこうだった」

これほど言われてめんどくさいものはない。

若者からしたらすべてが【今】なので、10年も20年も昔のことは聞かされたところでどうにもならない。

だから僕の過去の経験がどうとか語るつもりはないが、ただそういう無茶苦茶な時代を過ごしたことは事実だ。

それなりに頑張った。

その後そういうスタイルに疑問をいだき海外放浪したり、自分で店やったりいろんなことをやりながら10年間美容師をやった。

そして去年末で引退をした。

引退という言葉を出したのは「やりきったな」と思えたから。

人からしたらまだ30歳じゃんとか思うかもしれない。

売上がいくらだとか、お客さんが何人だとか、会社の大きさがどうだとか…

いろいろ思う人もいると思う。

しかし求める結果、満足行く結果というものは人によって違う。

だからこそ正解は作れない。

何年やったから良い。

いくら売り上げたから良い。

何店舗やってるから良い。

そういうことじゃない。

大事なのは

「自分が納得しているのか」

「やりきったと胸を張って言えるのか」

それだけじゃないかと思う。

本気で向き合う意思の強さ

やりきったかどうか…

そう言い切れる要素として必要なのはそれだけだと思う。

本気出したのか出さなかったのか。

時間やお金や結果は全然関係ない。

人と比べることもできない。

ただ、必死でやったと言えるか。

言えるのであれば、どのような結果だとしてもそれでよい。

やりきったと胸を張って言える人はきっと結果に不満を持たない。

本気出したのだからそれ以上やりようがないから不満を持てない。

だからそれで良いよね。

はたから見たら本気だったかどうかはわかりにくいと思うから周りにどう思われるかはわからないけど、理解してもらう必要は特にないと思う。

自分が胸を張れれば。

ただ、これは僕の経験上だけど本気でやってる人は絶対結果を出すからなんかわかる。

そういう人はうっすらそういうオーラが出てるように思う。

スピリチュアルとかじゃなくて、本気でやってる人は本気な空気感があるから。

言動からも読み取れる。

自分自身が美容師にしろ旅にしろ、やりたいと思ったことには本気で向き合ってきたから、似たような空気を察知できるのかもしれない。

逆に本気じゃない人もすぐわかる。

だらだらズルズルやってしまったり、ずっと自信がなかったり。

全然関係ないことを引き合いに出して言い訳したり。

そういう人はやっぱり結果も出せてないから。

いろんな人から相談をうけるけど、ぶっちゃけ「この人には無理そう」って思うときがあって、そういうのは例外なく本気になれてなさそうな人。

何かに悩んでる方は「やりきった」と胸を張って言えるくらい本気でそのことに向き合ってみたらいいのかなと思う。

悩むのはそれからだよね。

なんて思いました。

僕は冒頭に書いたようなオーガニック×アート、オーガニック×美容に今ゾッコンで本気で毎日触ってて、30代はこれで一旗上げてやろうって思ってて。

そういうのもちょいちょいブログでアップしていけたらなーと思う。

ブログの本気度は下がっちゃったけどw

頑張って書こう。

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