理想の美容室とは?もっと楽しいことしよう!美容師は楽しい。

こんにちは。

営業三日目なうです。

 
今日は火曜日とあって美容師さんの予約ばっかり。

しかも全部男性。

 
男臭いサロンにようこそ!\(^o^)/

 
うそです(笑)

美容師さんがわざわざ休みに来てくれるのは嬉しいです。

できるだけ平常心を装ってみようと思います。

 
一人でやるって大変なんだなぁって最近実感してます。

アレもこれも・・・

あ、これも必要。

あ、あれもあったほうがいいかな?

 
営業後も仕事してるかのような感じです。

でも楽しいからいいんです。
 
・・・とそんなようなことをプールマガジンにて書いてみました。

【理想の美容室 もっと楽しいことしよう!】

楽しいことしよう!などとタイトルをつけましたが、「お嬢ちゃん、楽しいことしようグヘヘ」的な変な意味じゃないです(笑)
12月20日から東京高円寺のサロンにて働き始めました。

帰国4日後のことです。

もうバタバタと寝ないで準備をし(寝たけど)その日を迎えました。
僕が働くサロンは、物件を所有してる建築士さんが貸し出しているスペースを借りてやっています。

僕以外に現在レギュラーで使用する美容師はいないため、実際のところ僕しかいないような状況になってます。
「ルールも自分で決めて好きに使っていいよ」
完全にその言葉に惚れ込みこの場所にしました。

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(さり気なく宣伝)
僕は旅に出るずっと前から「こんなお店がやりたいなぁ」と思っていたものがあります。
いろんな人が髪を切らなくても遊びにこれる場所。

外国人が言葉も国籍も気にせず来れる場所。

お客様美容師間の壁もなく、気楽に滞在してもらえる場所。

そしてビールが飲める美容室。

緊張しない美容室。

それは”普通”ではなく、あまりにも自由すぎるため、どこかの会社に所属してる限りは絶対無理だと思い、独立を決心したほどです。
それがいきなり叶ってしまいました。
二十歳そこそこの僕がなぜ今のようなお店で美容師をやりたいと思いはじめたのかは正直ハッキリ覚えてません。
ただ、20日,21日と営業を実際にやってみて確信しました。
これだ、と。

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初日からアメリカ人の方もきてくれ
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僕は飲まないが、ビールを飲んでく人もいて(かなりいた)

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お会計後でも座ってお客さんを交えて話す人もいて
「みかんが出てきた美容室は初めて!」と驚く方もいて

消防士のお客さん、遊びに来た僕の友達、そしてビール飲みながら髪を僕に切られる美容師のお客さんとでガールズトークもして・・・。

自分がやりたかったと思ってた理想。

それが実現したからもちろん僕は楽しかったです。

本当に。

でも、よく考えたらそう感じることができたのは僕だけの力じゃない。

実際に遊びに来てくれた人。

髪をやりに来てくれた人がいたからこそだった。
本当に本当に感謝しかなかったです。

ありがとうございました。

自分の中で「こんな感じでやったらよさそうだな」から「これでよかった」の確信に変わったのは、その訪れてくれた一人ひとりの言葉でした。
「こんな美容室はじめて」

「楽しかった、ありがとう」
僕に直接かけてくれた言葉。
その他にもたくさんのお客様から帰宅後にメッセージを頂きました。

「今日はありがとうございました。」

と。
僕が以前働いていたサロンでは、こちらから先にお客様にお礼のハガキを出していました。

「今日はありがとうございました、またお願いします」的なものを。
営業が終わり、携帯を見てみると、帰っていった方々のほうから先にメッセージが来ていて心底驚きました。

「ありがとう」「また遊びに来ます」「友達連れてきます」
僕に切ってもらいたいと思って来てくださった方々を良い意味で裏切り、いろんな意味で満足させることができたのかな。

人には人のスタイルというものがあります。

これはきっと僕のスタイル。

良い悪いでなく、自分の名前だったり、自分の顔だったりする、ある種の変えられない個性のようなものなのかなと思いました。

だからもちろん合わない人もいるはずです。

僕のことをアホかと思う経営者さんや美容師さんもいることと思います。
でも、これで良いとすごく思ってます。
「こんな美容室来たことない」

「え、ほんとにいいの?」

そんな驚きの言葉が僕は嬉しいです。

美容室ってこんな感じというイメージを裏切れた事が嬉しかったです。

十人十色と言われるように十美容室十色でもいいのかなと僕は思います。

双方楽しければそれでいいかなって。
いろんな形態のサロンが増えていますが、僕はこれからも僕なりのサービスでやっていこうと思います。

もちろんお金をいただく僕には責任があるので、髪は全力でやります。

その中で不思議だなと思ったことがあります。
以前東京でサロンワークしてた時はアシスタントがいないようなお店で働いていました。(いたけど一人だけ)

基本的にはすべて一人でやるという状況下で1日に担当できる数は限られてました。

予約つめつめな時は吐きそうなほど忙しく、やっていました。

今の場所でやり始めてから思うのが、同じ人数を担当しても、かつてのせかせかとしてたサロンワークの一日よりずっとゆっくりでした。

余裕がありました。

僕ほうじ茶のみながらやってます。

そんな余裕が余裕をうんだのかどうなのかはわかりません。
でも、僕も楽しく、お客様にも楽しいと言ってもらえ、忙しいのに時間と心の余裕もある。

それってなんか素敵だなと自分で思いました。

なんか・・・今までの美容師人生も楽しかったし、旅して髪切ってる時もすごく楽しかったです。
でも、自分の好きなようにできる場所で、美容師してる今はさらに楽しいです。

理想と現実は必ずしも同じじゃないですよね。

同じじゃないなら自分でその現実を作ってしまえばいいんです、たぶん。

僕はこんな変な店が理想でした。

あなたにはなにか理想はありますか?
あればぜひやってみてください。

辞めるとかじゃなくて、今置かれてる環境でも何か変えれるものはあるはずです。

信頼してきてくれるお客様とのサロンでの時間の過ごし方はひとつじゃない。

たぶんなんでもいいんです。

双方良ければ。

型にハマりすぎる必要もきっとない。
・・・かな?

と僕は思います(笑)
ぜひ高円寺に来た際は立ち寄ってみてください。

忙しい12月ですが、美容師のみなさん、ヒーヒーいいなから頑張りましょう。

 
 
では。

 

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