さてと。
衝撃的な毛の真実!ということでですね。
ちょっとしたウンチク記事です、はい。
まずはこの記事を書くにあたって説明せねばならない事があります。
実はここ数ヶ月、2014年と2015年に書いた記事を読みやすいように修正作業をしてるんですね。
何百記事と。
その中でドイツにいたときに書いていた旅日記の一部にちょっと面白いのがあったので、そちらを削除して新しく記事として公開する事にしたのです。
え、手抜き?
いやいや、そんなことないですよ。
リサイクルです、リサイクル。
資源を大切にねってみんな言ってるじゃないですか。
手抜きっていうのはね、カツ丼のカツ抜きみたいなやつのことを言うんですよ。
なんなの?丼なの?みたいな。
まあいいや。
というわけで、今日は髪の毛のウンチクのことを書こうと思います。
むかーしむかし書いてた手書きイラスト付きです。(昔からの読者は知ってるやつ)
それを用いてわかりやすく説明しようと思います。
手書きイラストが下手だからわかりにくいっていうクレームは受け付けません。
あなたの知らない毛のうんちく
ウンチクです、薀蓄。
うんちくとは、溜めるという意味なのだそうです。
美容師は様々な方と話す必要があります。
なので事件事故からすべらない話やウンチクまでキチンと勉強しておかないと行けないわけですね。
ウンチクは女性にはあまりウケないのですが、男性には結構ウケます。
女性とはくまもんの話をしておけば大丈夫です。
僕はしたことありませんが。
はい、では早速1つめ。
あなたが知ってる『アレ』はリーゼントじゃない!!
『え〜〜〜じゃああれは何なの〜〜!氣志團は何なの〜〜〜!』
とオッサンの悲鳴が聞こえてきそうです。
今はポケモン初期のミュウツーくらいレアな髪型ですが、オッサンが若かりし頃…今から30年40年前とかには結構いたんですね。
完全に昔のヤンキーのイメージですよね。
そんな元ヤンには衝撃だと思うんですけど、実は前にあるボフッてなってるのはリーゼントじゃありません。
あいつはポンパドールと言います。
英語だとクイッフとも言うそうです。
リーゼントの意味というのはサイドの髪がピチッとしてるということ。
ロンドンにあるリージェントストリートで左右の建物がぴちっと並んでいることから、この髪型の名前の由来となったそうです。
ポンパドール(ポンパ、ポンプ)って言うのはむかーし昔、ポンパドゥールという夫人が流行させた髪型なので、この名前がつきました。
だから、こういう人を見たら…
す、すげぇポンパドールだ。
強え…
って言わないとダメです。
ヒゲは剃ると濃くなるはウソ!!
しかし何なんですかね…この絵。
ポンコツタブレットで書いていたんですが…
2年前の僕はアホだったのでしょうか。
そうなんです、ヒゲを剃ると濃くなる…
それは嘘。
マジで?と思ったあなた。
マジです。
ひげの太さや濃さは年とともにどんどん増えていき、40歳でピークに太くなって、60歳を過ぎた頃からだんだん減っていきます。
つまり剃ろうが剃るまいが、増えちゃうんですね。
剃るという行為は、ニョキって生えてきた髪の毛を根本ギリギリで切ってる事と同じなので、この辺切ってるのとも同じこと。
ちなみに、腕毛やスネ毛なんかも同じです
もちろん髪の毛も。
濃くなりません。
ちなみに毛を剃ったら濃くなるのであれば、この世からハゲはいなくなります。
そしたら最高やのう。
恐怖で一夜のうちに髪が真っ白には・・・ウソ
髪の毛っていうのは基本的に死んだ細胞です。
血液が通っているわけじゃないんです。
髪の毛の色っていうのは髪が生えてくるところで作られる色素によって決まるので(日本人は基本黒)、恐怖で明日から生えてくる髪が真っ白に!!!なんてことがあったとしても、 もう生えて出てきちゃってる毛は変わりようがないんです。
まあ、個人的には朝起きたら白くなってたら嬉しいですけどね。
だって何色にもできるし。
ブリーチしなくてラッキー!みたいな。
髪の毛は意外と強力
そう意外に奴らは強いのです。
髪の毛1本で50~200gを持ち上げることができます。
200とか言われてもピンとこないと思いますが、健康な髪だとリンゴくらいは持ち上がる計算になります。
しかし…
絵はトマトです。
めっちゃトマトです。
2014年冬の僕はなんなんでしょうか?
アホだったのでしょうか。
日本人は平均10万本くらい髪の毛があるんですが、1本50gの重さに耐えるとして、全部でなんと5トンのものを持ち上げることができるらしいです。
5トンって言ったら…なにくらい?(笑)
検討つきません(笑)
まあそんなことしたら頭皮が髪の毛ごとバイチャしてしまうけどね。
(アラレちゃんのつもり)
髪の毛って本当に不思議な物体なんです。
実は僕は昔東京で勤めてた時に毛髪科学というものにハマっていました。
毛髪科学とは、髪の毛の構造だったり、カッコよく言うとメカニズムというやつだったりそういったものです。
髪は何で出来ているのか、髪はどのくらいの速さで伸びるのか、なぜ癖毛になるのか、なぜ髪に色がつくのか、なぜ美容師はチャラいと思われやすいのか・・・など、そういった事。
別に博士になりたかった訳じゃなかったけど、美容師になりたての時にお客さんに聞かれた質問に答えられなかった時があったんだ。
「わわわわかりません。」
って(((( ;゚д゚))))アワワワワってなってしまって。
これじゃダメだと、それから髪の毛に関する知識をつけるために勉強しました。
僕らはカットだけしてるわけじゃなく、そういったことも勉強して、髪の毛について正しい知識を持ってるからこそお客さんにカラーやパーマなどが出来るわけです。
チャラいだけじゃないんです。
ちなみに僕は、ギャル男じゃないので初対面で「渋谷好きですか?」とかいうの辞めてください。
渋谷109より中野ブロードウェイのほうが好きですから。
漫画たくさんあるし。
あとこう見えてもまだ28歳なので「子供何人いるんですか?」とか辞めてください。
ではこれにて。
カツ丼のカツ抜き記事でした。
バイチャ