嫌われる美容師ってどんな人ですか?

お客様が嫌う美容師第一位は…

会話がうざい人!

なんだそうです。

「今日超天気いいっすねーwww あ、今日お休みっすかー?」

「お仕事何されてるんですかぁ?ww」

「このあとどこ行くんすか?www」

…。

確かに文字にするとなんかすげえウザいですね。

この後何があるって答えてほしいんだよ的なね。

まあでもついつい言っちゃいますよねこういうセリフ。

気をつけないとですね。

今日は「嫌われる美容師」について。

遡ること数日。

僕は兵庫県は宝塚にいました。

2017初の関西出張です。(次は3/6)

朝っぱら大阪について、まず満喫でスープ爆飲み。

からの仮眠。

からの兵庫県の宝塚に。

この日は宝塚の美容室LIBREさんを貸していただいて、髪やりに来てくれた方々のカットやらカラーをしました。 

LIBREさんについてはこちらを。

今度は一路奈良県へ。

そうです、新年のご挨拶的なアレでキャンベルの実家にてあちらのご家族と夕方から日本酒を飲みまくる日だったんですね。

最近は日本酒とカルーアミルクと水を順番に飲むのにハマってます。

ご家族との一時を過ごし、そして夜9時に今度は大阪へ。

朝から大阪→兵庫→奈良→大阪と移動ばっかや…。

天王寺まで40分くらい移動にかかってしまったんですが、その間キャンベルは酔っ払って爆睡。

くっそ暇だなーーと思ってポケットをガサゴソしてたらなんかこんなのが。

ポケットからあさり汁。

朝行った満喫であとで飲もうと思ってポケットにキープしてそのまま寝て忘れてたやつだ。

とりあえず装着しておきました。

天王寺について、指定された居酒屋へ。

そう、実は人と会う約束をしていたのです。

その方は志摩さん。

美容師さんです。

僕もやってるツイッター@ Junkuwabaraで、ある日なんかをきっかけによく見るようになったアカウントで【しまじろう】っていう人がいたんですよね。

あちらから「共感します」的なメッセージをわざわざ頂いたこともあったし、なんとなく言ってることがすごいなーって思って気になってて。

なんかこうフリーランス推しで、共感する部分がたくさんありました。

しまじろうさんは匿名アカウント(だと勝手に思ってただけだが…)だったので全然誰かわかんなかったんですが、なんか直感的にメッセージして誘ったんですよ。

大阪出張いくので、会えませんか?って。

そしたらタイミング合わなくて断られてしまい。

それなら…とカラーの予約をしたんですよ。

そしたら一杯だと断られて(笑)

基本的に僕は人を誘うということがマジでほとんどなくて、しかも知らん人を誘うなんてことはもう人生初で。

なのに直感的に会わなきゃいけないと思ったから「会いませんか?」といった自分にもびっくりしましたが、それでフラレたのにもビックリしました。

よっぽど縁がないんだな(笑)っと。

僕は会う人は必ず会うし、会わない人は必ず会わないと思うんですよ。

だから「また今度」とか言ってたけどこのタイミングで会えないってことはもう一生何もないなって普通に思ってました。

ところが前日になり「実は予定が空いたんですが会いませんか?」と連絡を頂いて、やっぱり会うことになったんですよ。

僕は嫁の友達とかと会うというスケジュールになってたんですけど、そっちもそっちでたまたまキャンセルになりまして。

なんか縁って不思議っすね。

はじめましての挨拶をして、とりあえず乾杯。

ツイッターは匿名だったので顔出し禁止かと思ってこんなん撮らせてもらって…。

※実は顔出しOKだったらしい

しまじろうさんは志摩さんという30代の男性でした。

そもそもなんで志摩さんに会おうと思ったかというと、月額家賃わずか60000円のフリーランス専門サロンをやろうとしているということについてお話を聞かせてもらいたいと思ったからでした。

僕もそういう働く人の利益重視のフリーランス専門サロンやろうってずっと前から考えてて、でも周りでそういう話ができるオーナーさんもいないしいろいろ運営とかに疑問があったりしたんですよね。

でもいろいろ教えてもらってめっちゃ勉強になりました。

いろいろ安さにはカラクリがやっぱりあるのですね。

その話の中でまたある美容師さんの話になりました。

堂前さんという大阪で美容師やられてる方がいて、その志摩さんのフリーランスサロンで立ち上げと同時に働くことになってると。

売上ゼロから3年で貯金1000万にする!みたいな感じで半端ない目標を掲げていてすごいなーと言う感じでした。

その方の事は僕はよく知らなかったのですが、なんか話の流れで紹介してもらえることになり翌日3人でランチに行くことに。

気づけばあっという間に閉店アンド終点の時間で追い出されるように帰宅。

最後にこんなの出してくれました。

素敵。

電車出発前になんか酔っ払って買い込むキャンベル。

両手が塞がってたので、ブッ壊れた傘の柄を頭に装着。

そんで大和西大寺駅駅からタクって家に。

爆睡です。

そして翌日昼…

僕はなんば駅でお土産を買っていました。

店員「ありがとうございましたー」

たこ焼きです。

冷凍たこ昌です。

そして伊勢志摩のパンフレットを…

実は昨日お土産を頂いてしまい、僕は手ぶらで行ってしまったのでお返しを。

大阪人にたこ焼きをあげるという。

志摩さんに志摩のパンフレットをあげるという。

紹介してもらった堂前さんにも同じものを渡しました。

とりあえずこの日僕は4時からサロンワークだったので、それまで心斎橋でカフェることに。

普通に前日遅くまで飲んでて胃もたれしてたので僕はマンゴープリンという女子なものを頼み、志摩さんはチーズケーキという女子なものを頼み、堂前さんはコロナという。

「ビールが飲める美容室の方を前にしてビール飲まないのは失礼ですよね」

みたいなことを言っていました。

堂前さんは話してみるととても柔らかくて丁寧な方でした。

聞けば元々何かの仕事?をしてたけど途中で美容師を目指すことに決め、お金を貯めて自力で学校に行って美容師になったそうです。

そんで雇われたサロンがあるそうなのですが、あまりにも暇すぎてクビ宣告されて路頭に迷いかけてるところでひょんなことから志摩さんに出会って、一緒にフリーランスサロンを立ち上げる事になったと。

なんかすげえ。

その時チラッと聞いたのですが、とある美容師団体とツイッターでモメた?みたいな過去があるそうです。

深く聞いてないので誰と誰がとかよくわかんないですけど。

なんかそれが原因で一部から嫌われてるとか。

まあ僕もブログが炎上とか何回かしたことあるので「そうなんだ〜」くらいにしか思わなかったんですが(笑)

嫌われ慣れてますからね。

SNSなんてリアルな付き合いばかりじゃないからいろいろありますよね。

僕はツイッターとか最近まであまりアクティブにやってなかったので、その時のやり取りとかよくわかりませんしどちらが良いとか悪いとかも見てないのでわかりません。

切った貼った。

まあ僕は関係ないのでどっちでもいいかなって感じです。

その堂前さんはこんなことを言っていました。

「今はカスだけどフリーランスを広めるきっかけみたいな存在になりたい」

「通帳公開してもいいと思ってる」

まじですか。

なんか気合いすげえな…と。

僕もフリーランス推しなので頑張ってくれたらいいなーと思います。

最近結構ネット上でフリーランスがどうこう騒がれてますよね。

特に匿名の人ほど騒いでるようなイメージ。

そのフリーランスに関してですが、皆さんは雇用と個人事業主の決定的なちがいって何か知ってますか?

ハッキリ言って1つだけなんですよ。

自分ですべてやるか、誰かがやってくれるか。

これだけです。

個人店オーナー、業務委託サロン、面貸し美容師、フリーランス

上の4個は基本的に全部同じ個人事業主ですからね。

なぜかそれぞれ違うと思ってる人多いですけど…。

フリーランスなんて誰も面倒みてくれません。

自分でやらないといけません。

自分でできない人はお金を払ってできる人に頼むんですよ。

税理士とかね。

会社に雇用されてる美容師さんはそんな事自分でしません。

会社がやってくれるからですね。

それが雇用との決定的な違いであり、フリーランス最大のデメリットです。

確定申告とか保険とかね。

今まで誰かがやってくれてたものをいきなりやれって言われたってわからないもんですよね、なかなか。

まあだから勉強するんですけども…。

志摩さんってマジすごい人だなと思った理由が、フリーランスに対してそういう面をすべてサポートしてあげるのだそうです。

雇用じゃないですからする義務はないんですよ。

でも、すると。

月家賃6万払うだけであと全部100%自分の売上がもらえて、サポートもしてくれて、集客も手伝ってくれて。

フリーランスからしたらウンコ漏らすレベルの好条件ですよ。

僕もそういうサロンをやりたくてずっとどうしたらできるか?って考えてたけど、そんな好条件にしたらこっちが負担がでかすぎてやっていけるわけ無いって思ってたんですよ。

それがやっていけちゃうんだそうです。

だから顧客ゼロだろうがなんだろうがどう考えても利益がでないわけがないし、損することもないので結果的にフリー独立が失敗するわけがない。

なんか堂前さんが羨ましかったです。

ずるいっす。

その後もあーだこーだいろんなことを話してたらあっという間に時間が来てしまい、僕はサロンワークへ。

楽しい時間をどうもありがとうございました。

堂前さんがスマートに奢ってくれました。

ご馳走さまでしたm(_ _)m

嫌われる美容師かあ…

まあ世の中よくわからないものですね。

でも確かに美容師の会話はお客様目線で考えるとうざいかもなぁ。

ふと思い出したあるストーリーを。

僕がアシスタント2年目の時にシャンプーしてたら、隣でマダムの方をシャンプーしてる後輩の話が聞こえてきたんですよね。

後輩「え、マジっすか!wwちょうやばいっすね!」

マダム「あはは、そうですね。」

後輩「マジATフィールド全開っすねwwww」


マダム「え、あ、はい。」

とか言ってるわけですよ。

しかも超声でかい。

※ATフィールドがわからない人ごめんなさい。

こいつ一体何言ってんだ?と思って後で裏に呼びだして聞いてみたわけです。

僕 「ATフィールド全開ってなに?」

後輩「え、桑原さん知らないっすか」

僕 「いや、知ってるよ。あの人はエヴァンゲリオン好きな人だったの?」

後輩「いや、わかりません」

僕 「は?」

後輩「多分知らないと思います」

僕 「ぶっ飛ばすぞてめえ」

こんな事があったのを思い出しました。

まあ確かにこんなノリで美容師に話しかけられたらその人のこと嫌いになりそうですね。

僕も気をつけねば。

しかし…

ATフィールド全開マダムって…

怖くね…

シンジも逃げ出すレベルです。

シンジ「逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃ……………おう。逃げよ。うん、やっぱ逃げよ!」

アスカ「ちょ、ちょっとシンジ〜!?あんたバカァ!?」

綾波レイ「あなたは死なないわ、私が守るもの」

おばたのお兄さん「ポイ!ま〜〜〜きのっ」

旧世紀オバンゲリオンってか。

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