日々いろんな人に会う生活を僕はしてる。
そんな中、なんかいろいろあるなーと思う今日この頃。
まあ人生にはいろいろある。
みんなそう。
むかし昔、僕は生きるのが辛いと思ってたときがあった。
何をしても、誰と会っても、終わりのない迷路にいるようで。
好きな仕事についたはずだった。
楽しいはずだった。
ある時急にそのポジティブな感情がなくなった。
そして僕は生きるのが辛くなった。
人には様々な事情がある。
だから楽しいも辛いも人それぞれ。
どんなに僕が悩んでも、どんなにあなたが悩んでも、結局自分の頭の中のことや心の中のことは誰もわかってはくれない。
誰も。
楽しいときは笑うかもしれない。
辛いときは泣くのかもしれない。
でもその本当のところは誰もわかってはくれない。
人に期待するのは簡単だ。
簡単だからこそ勝手に期待して、勝手に裏切られたと思ってしまう。
そして辛くなる。
かつての僕はそうだった。
自分の人生に悲観していた時期がある。
「やらなきゃいけないことがある」
そう思って自分を殺した。
やらなきゃいけない。
でもやりたくない。
やりたくないけど、やらなくてはならない。
人に期待すればするほど、人に期待されればされるほど、辛いと思えば思うほど辛くなった。
「好き」がなんだかわからなくなった。
夢とかない。
希望もない。
そこにあったのは、終わりのない迷路だけだった。
そんな中、道は突然現れる。
いや、人にそれを見せてもらった。
旅の途中、偶然出会った人に。
迷路の終わりが見えたとき、僕はワクワクした。
僕にはその迷路の中でもがくか、その見えた道に進むかの2択があった。
迷わなかった。
そこから脱する選択をした。
「生きてるのが辛い人って辛い生き方を選択し続けてるだけじゃないの?」
もしその頃の僕に会えるのであればそう言ってみたい。
どういう反応をするのだろう。
わからない。
したいと思ってた仕事をしてて、なりたいと思ってた自分になれて。
だけど辛いと思ってた僕は一体なんと答えるのだろう。
わからない。
人の価値観は違う。
だから楽しいし、残酷でもある。
例えば同じ迷路でも、そこには1本道しかないという人もいる。
人それぞれだから、同じものを見ても見えているものは必ず違う。
今の環境が辛いとか、今辛い人生を歩んでるとか、自分がそう思うのであればきっとそうなんだ。
辛いと思ったとき、他人に相談は必要ない。
辛いと思ったとき、辛いことを理解してくれる人が周りにいるかいないかは関係ない。
本当に全く関係ない。
辛いままでいるか?
脱するか?
選択するのは他人じゃない。
生きてるのが辛い人ってただ辛い生き方を選択し続けてるだけ。
正解も不正解もこの世にはない。
辛く生きないほうが、きっと楽しい。
…
ひとりごと。