日本人でしたら読んでもらいたい記事…。
いやマジで読んでください。
やばいです。
一番下に動画貼ります。
僕はここ数日仕事するかビール飲むかユーチューブとにらめっこしかしてません。
あの廃人製造アプリのユーチューブです。
ハマって見漁っていた動画は”和妻”というジャンルのもの。
「なにそれ?」って思いませんでした?
僕は恥ずかしながら知らなかったんです、つい最近まで。
和妻とは日本の奇術。
つまりマジックの事です。
以下ウィキより。
和妻(わづま)とは、日本に古来から主に口伝で受け継がれてきた伝統的な奇術の分野である。手妻(てづま)、品玉(しなだま)と呼ばれることもある。和妻に対して西洋の奇術のスタイルを洋妻(ようづま)ということがある。語源は、「手を稲妻の様に素早く動かすから」である。
現代になって生み出された日本奇術は創作和妻、現代和妻などといわれることがある。
1997年5月24日に和妻は文化庁長官により記録作成等の措置を講ずべき無形文化財として選択された。
日本最古の奇術書は1715年に刊行された『神仙戯術』である。これには、ひょうたんがひとりでに動く術、つくりものの魚に水中を泳がせる術などが紹介されている。
他には1725年の『珍術さんげ袋』、1727年の『続懺悔袋』、1729年の『和国たはふれ草』などがある。
これらは身近なものを使った奇術(いわゆるクロースアップ・マジック)を紹介しているが、大規模な術を紹介しているものとしては1733年の『唐土秘事海』(もろこしひじのうみ)や1784年の『仙術日待種』(せんじゅつひまちぐさ)などが挙げられる。
江戸中期になると手練技を解説した専門書もかかれるようになる。1764年の『放下筌』や1779年の『天狗通』などである。
そう、なんと300年前から続く日本の伝統で、無形文化財に指定されているのだそうです。
マジックというとトランプとか、はたまた箱に入って剣で刺すやつとかを想像すると思いますが、和妻は”和”というだけあり日本的です。
代表的な和妻には「胡蝶の舞」というのがあり、白い紙を破って蝶をつくり、扇子で風を送りながら蝶の一生を表現するというものがあるそうです。
その他にも箱を使ったもの、水を使ったもの、仮面の早変わりなどなどあるようです。
それらが300年も前から続いてるとかロマンでしかないです。
そもそもなぜ僕が和妻に興味を持ったかというと、6月にヘアメイクの仕事で行ったTrueactという世界中のすごいパフォーマーが集まる公演会で見たのがきっかけでした。
正直どの方もとんでもないショーをしていて瞬きできないレベルで感動しまくりだったのですが、その中で1人めちゃくちゃカッコよかった人がいて、優勝をかっさらっていました。
その方のお名前は前嶋宏志さん。
演じていたのがまさにその和妻でした。
その時は和妻というものを知らず、後ほど調べて初めてそういう文化があるということを知って衝撃的でした。
僕はただの放浪者っぽいイメージかもしれませんが、そもそも旅をはじめたきっかけは日本の歴史です。
実は歴史オタク(戦国時代)みたいなところもあり、日本中の寺、神社、城を巡り始めたのが19歳のときでした。
それこそ東から西まで様々な場所に行っては時の流れと、歴史の重みを感じてきました。
歴史にはロマンがあります。
日本の文化には美しさがあります。
何百年も受け継がれてきた伝統を目の当たりにしたときは鳥肌がたったこともあります。
なんかそういったものを垣間見たような気がして、その日の夜からググりまくりました。
しかしなかなか見つからず、一度は諦めたのですが、また最近検索してみたら…
なんとユーチューブにあがってるではありませんか!!
それは2016年にどこかで公演したときのものの様ですが、僕が見たTrueactでの公演もこのような感じでした。
もうそこからどハマりしてしまい、ここ数日その動画自体は10回くらい自分で見たのですが、さらにお客さんや友達にもドヤ顔で「ちょ、マジやばくね」とか言って見せまくってきました。
その界隈で著名な方の動画なんかも見漁り、もう本当ただのオタクと化していました。
今日も朝起きて見てました。
そしてふと、この文化や前嶋さんをいろんな人に知ってもらいたいとブログに上げてみることにしたのです。
和妻を知らない方、是非見てください。
すごすぎるので2回くらい見てください。
マジパネェっす。
いや、誠に凄まじ芸でござる。
ね?ね?ね?
やばくね?
猛練習して転職しようか悩んでるレベルでハマってます。
ちなみに前嶋さんは日本で知らない人がいない超有名大学の学生さんなのだとか…。
余計すごいわ…。
ネクラなので普段自分から人にコンタクトを取ることはまずないですし、誘うこともほとんどないのですが、思い切ってメッセージしてみました。
ただつかってないっぽいSNSでメッセージしたので読まれてない可能性大です(笑)
本当お会いしてみたいな。
完全にただのファンの気持ち悪い日記ですね(笑)
でもこれで和妻というすごい文化を知ってくれる人、そして前嶋さんを知ってくれる人が一人でも増えたらいいな。
ありがとうございました。