【検証】ワサビを後退した生え際とおでこに塗りたくってみた結果。

今日は仕事を早めに切り上げ、ちょいと用事があったので赤坂へ。

勢い余ってなぜか千駄ヶ谷で降りてしまい、そこからトコトコ歩くことにした。



41分なんて嘘だ。

1時間は余裕でかかってた。

お腹が空いてたので、道中夕飯を食べることにしたのだが何せこのエリアは土地勘がない。

迷いに迷って結局まいばすけっとでご飯を買うことに。

僕は優柔不断だ。

おにぎりを手にしたはいいものの、オカズが決まらない。

おにぎり+オカズを買うのであれば、このチキン南蛮弁当370円のほうがいいのではないか…?

そんなことを考え始めてしまい、お弁当コーナーとお惣菜コーナーを行ったり来たりしていた。

別にお金が足りないとかそういうことではない。

ただ優柔不断なだけだった。

10分程狭い店内をぐるぐると歩きまわり、レジへ。

公園辛ラーメン

辛ラーメンディナー

公園なのか何なのかわからないところで、小学生が追いかけっ子をしてるのを見ながらさみしくラーメンをすすった。

僕は28歳だ。

ちょうど1ヶ月後には29歳になる。

高校生くらいのときに想像してた大人って、車に乗って、子供もいて、海とか行って、海鮮丼とか食べてて…

なんかこう、もっとすごいイメージだった。

それなのに僕は未だに公園で辛ラーメンだ。

先日は高円寺駅前のロータリーで地べたに座り、缶ビールを買ってきて、暇こいてたミャンマー人と飲んだりもした。

居酒屋に行くとしてもビールが380円以下のお店じゃないとソワソワしてしまう。

現実はそんなもんだ。

でも別に悲観しているわけじゃない。

そんな生活が別に嫌じゃないんだ。

幸せは感じてる。

それに僕はハゲてはない。

毛量もそこそこあるし、まだ大丈夫だろう。

そう思ってる。

でも僕も世間的にはアラサーだ。

アラウンドサーティ。

全く髪のことを気にしていないかと言うと、嘘になる。

隠さずに言うと、僕の父はベジータだ。

いや、決してベジータが父なのではなく、父の生え際が”ベジータっぽい”という意味だ。

僕の持論はこうだ。

「ハゲは遺伝する」

気にならないわけがない。

正直、ここ数年で少し生え際が後退してきたような気もする。

でも自分でもハッキリわからないくらいのレベルだからやはりまだ大丈夫なのだろう。

聞いた話によると、オデコに指が4本すっぽり入ってしまうと、いわゆる”広い”という状態なのだそうだ。

幸い僕はまだ3.5本というところだ。

ところで、昨日こんな記事を読んで、僕もブログに取り上げた。

育毛には本わさび 毛乳頭細胞活性化、市販剤の3倍

業務用わさび最大手の金印(名古屋市)が、日本原産の香辛野菜「本わさび」に含まれる成分がヒトの育毛を促すメカニズムを初めて解明した。東京で二十四日に開幕する国際食品素材・添加物会議「アイフィア・ジャパン」で発表する。

本わさびの葉から、アンチエイジングに効果があるポリフェノールの一種である「イソサポナリン」と呼ばれる成分を抽出。ヒトの頭皮の毛根にあり、発毛に関する物質伝達をつかさどる「毛乳頭細胞」にイソサポナリンを加えて培養すると、細胞が活性化する効果が観察された。活性化の度合いは、市販の育毛剤の有効成分に使われる「ミノキシジル」を加えた場合の三倍に達した。




赤坂からの帰り道、ふと思い出してスーパーマーケットに立ち寄ってみた。

豆腐とワサビの組み合わせがハゲには良いと聞き、購入。

残念ながら本物がなかったので、[本わさび]と書いてあるチューブを購入。

その代わり豆腐はフンパツして男前なものにした。

京都ケンちゃん豆腐

京都のケンちゃん豆腐

家に帰って冷蔵庫を開けてみる。

めっちゃあった。

使いかけのわさびが。

「もしや」

そう思い、調味料が入っている棚の扉を開ける。

とりあえずケンちゃん豆腐にワサビと醤油を垂らして食べてみた。

絹とも木綿ともとれぬその食感はまさに男前。

美味しかった。

その後、日課となっている記事あさりを始めた。

僕はブログを書くための勉強や情報収集、社会のことを知るために毎日最低10記事は読むようにしている。

気になった記事をとにかく読むのだ。

ネットサーフィンをしていると、ふとこんな記事が目に止まった。

え、ワサビ塗んの!?

え?

食べるんじゃなくて、塗んの!?

どうやら僕は勘違いをしていたようだ。

ワサビは食べると効果があると思っていた。

そうか、塗るのか。

キャンベルも家におらず、暇だったので、ふと指に出してみた。

よく考えたらワサビを指にちょこんと乗せたのは人生で初めてのことだった。

たった数グラムのこの物体が、日本以外の国に住む多くの人に「ohhhh〜〜〜shit!!!」とか言わせてきた魔物とは思えない。

改めてマジマジと見るとそのチョコン具合といい、色合いといい、なんだか少し可愛くも感じてきてしまう。

このワサビがハゲを治してくれるのか…。

僕は暇だった。

すごく暇だったのだ。

目の前にはワサビ、指の上にもワサビ。

空いてる右手で髪をかきあげればそこには気持ち後退してきた生え際がみえる。

よし…。

おでこにワサビを塗る

ドキドキ…

 

 

 

エイシャオラエイシャアァァーーーーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

ヒイイイイィィィィィィィィィィーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

いてえ!!!!めっちゃいてえええええぇぇぇぇぇぇァァァァァぇァァァァァァ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

あああーーーーーーー!!!!!超いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぁぇぇげぇぁぁえぇぇぁぁぁ!!!!

 

 

 


 

 

 
ホゲえええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!
 

 

 

悶絶した僕は頑張って写真を撮って(ブロガー根性)すぐにシャワーを。

無理です。

無理でした。

しかしこの毛乳頭細胞を刺激してる感じはやっぱり本物な気がした。

そしてワサビの香り漂う風呂場もまた乙だと言うことを知った。

 

 

 
 

 

 

お風呂を出てから知ったことだが、よく読んでみると育毛を促す二つの成分は本わさび特有で、チューブ入りわさびの多くに使われる西洋わさびには含まれていないという……。

よい子は真似しないでね

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