一昨日くらいから書こうかなーと思ってた事。
メールやメッセージやラインなどのレスポンスとシカトについて。
僕は個人的にはメール等の返信はさっさとする事を心がけてる。
理由はそのほうがメリットがたくさんあるから。
逆に返信が超遅い人とか無視するのってメリットは1つもなくてたくさんのデメリットしかない。
百害あってなんちゃらってのと似てるきがする。
なぜメールを返信しないのか?
僕にはよくわからないのだけど、しない理由として考えられるのは”めんどくさい”が1番だと思う。
僕自身も超がつくほどのめんどくさがりやで、ついつい後回しにしてしまう事ってよくある。
だからといってすべてのことに対してそうなわけないし、優先順位とかって判断はできてるつもり。
ということは、メールを返信しない人というのは返信する事は優先順位が低いと考えているのだと思う。
確かにめんどくさい人もいるだろうし、内容的にどうでもいい事って多々あると思う。
そういうのは優先かどうかではなく必要かどうかで判断して、必要ないものには返信しなくていいと思うし、僕もよくわからない営業メールとかどうでもいいラインとかは返信しないこともある。
でも例えば自分が興味あることや、総合的に考えてメリットがあるであろうことや、人からの依頼になると話は全く別。
特に仕事に少しでも関係しそうなものなど。
そういったものを返信しない、または超絶遅いレスポンスをしてしまう人というのはやっぱり「めんどくさいから後回しでいいや」という思考なのだと思う。
つまりメールを返す人と返さない人の違いはすごく単純で、ただ思考が違うだけ。
メールを返信しない人は損しかしない理由
まず返信しないことに対してメリットをあげろと言われたら結構困る。
特にないからだ。
デメリットはいくらでもあがる。
でも特に大きいデメリットを2つ書いてみようと思う。
まずひとつめ。
【チャンスを逃す可能性が刻一刻と増える】
すべてのメールやメッセージに対して瞬時に目を通すのは物理的に無理だし、仕事してれば手が離せないときもある。
例えば美容師だったらメールが来たからと言ってカットの手を止めるのはおかしいし、そんな事誰もやらない。
それは送信する側だってわかってること。
10分以内に返信が来るなんて誰も思ってない。
でもせめて2〜3時間以内くらいには見ることは見るだろ…と思っているはず。
それもできないくらい忙殺されてる人も中にはいるかもしれないけど、例えそうだったとしても何時間も続くものじゃないし、どんなに遅くなったとしても夜には返信がくるだろうと送った側は思う。
なのに返信が来ないとなると、送信した側からしたら困る。
2日後とかに「忙しかったです」とかって言われても、寝る前に絶対ユーチューブとかフェイスブック見るじゃん…と思うわけで、もし期待が大きかったとしたら失望もそれだけ大きくなる。
それはもしかしたら大切な仕事の依頼だったかもしれない。
もしかしたら何かやってくれる人を探してたかもしれない。
時間が経てば経つだけそういうチャンスはなくなっていく。
返信が早い人に決まってしまうからだ。
そして2つめ。
【信頼をなくす】
例えば結婚式の二次会とかって招待する側からしたら人数決定したいのでさっさと返事をもらいたいもの。
結婚式でなくても忘年会でもイベントでもなんでもそう。
送信する側はとにかく待たなければならない。
その時間は無駄だし、イライラもするかもしれない。
その矛先はやっぱり返信してくれない人に向く。
何も言えない相手でもフツフツと湧き上がる何かはある。
そんな経験誰にでもあると思う。
そういう人に対して良いイメージは絶対持てないし、きっと「次は誘わないでおこ」となる。
簡単に信頼はなくなってしまう。
あいてからの信頼はこちらの対応次第で大きくも小さくもなる。
信頼されなくて良いことなんかこの世に一つもない。
別に仕事に関係することでなくとも、友達でも恋人でもなんでもそう。
例えばどこの世界にお客さんからの予約のお問い合わせを後回しにして2日後とかに返信する美容師がいるのだろう。
絶対そんな人いないし、なんでいないかと言うと【信頼がなくなる】という事を頭でわかってるから。
わかってるはずなのに返信しない。
チャンスを逃すことも信頼を失うことも、みんなわかってるのにそれをやってしまうというのはやっぱり単純に思考の違いなのだと僕は思う。
“そんなこと”で得られるもの
仕事ができる人とか、すごいなーと思う人って基本的にレスポンスが超絶早い。
何をもって仕事ができるというかはわからないけど、例えば社長みたいな人の上に立つ人程早い。
そしてあれこれ大きなこともやっていて、実績もあって、忙しそうな人ほど早い。
それは何もメールに限ったことではなく、例えば何かを人から頼まれたとき、相談されたときにすぐさま「はい」「やります」と返事ができるかどうかと言う部分でも同じだと思う。
仕事ができる人は決定と行動が早いのだと思う。
あと必要なものと優先すべきものの判断ができる人。
そして”そんなこと”こそ大切にする人。
メールを返すのなんてたいしたことじゃない。
小さな小さなこと。
“そんなこと”
でしかない。
でも結局チャンスは”そんなこと”から生まれたりもする。
詳しくは言えないんだけど、昨日の夜とある大きな会社からざっくりだけどこんなメールが届いた。
「◯◯◯という理由で、近日中にお話を伺えませんか?お忙しいと思いますが都合の良い日程を教えてください。」
というようなメールに気づいたのは20時50分、受信したのは19時29分だった。
その間僕は作業していて携帯は見てなかった。
読んで「夜遅いから失礼かな?」とか1ミリも思わずマッハで返信した。
「ありがとうございます。明日○時〜○時、明後日○時〜○時……」みたいな感じで5日後くらいまでの空いてるスケジュールを書いて送信。
すぐさま返事が来て本日の13時に実際に会ってお話した。
聞けば明日水曜日の会議に間に合うように今日火曜日に話を聞ける人を探していたらしい。
心の底から「返信しておいてよかった」と思った。
それが未来にどう影響するかはまだわからない。
その会社からの何かしらの依頼に繋がるかもしれないし繋がらないかもしれない。
そこは僕が決めることじゃない。
ただ可能性が仮に小さかったとしても、ゼロではないという現状を作ったのは自分以外の何者でもない。
これは作り話でも何でもなく、リアルに数時間前にあった話。
だからこの記事を書こうと思った。
日々いろんな人から問い合わせがきたり、メッセージが来たりするけど、だから僕は無視はしない。
僕は別にすごくもなんともないけど、すごい人の良いところは真似したいと努力はしてるつもり。
「頼まれごとは試されごと。」
そういう風に言ってる講演家さんもいる。
やっぱり返事や返信は大切だと思う。
それがどんなに小さなことでも。
“そんなこと”でも。
“そんなこと”で信頼やチャンスはすぐなくなっちゃうよ。