こんちゃーっす!
うーっす!
俺っす!じゅんっす!
美女抱いちゃってまっす!
うっす!
みたいなノリ。
すいませんね、うざいでしょ(笑)
今じゃ信じられませんが10年ほど前の高校生のときはこんな感じでした。
まあちょっと、名残もありますけど(笑)
別にヤンキーじゃないっす(笑)
ラグビー部だったのでね。
頭悪そうな高校生だったわけですよ。
*こんにちは
先輩「おう」
僕「ちわーっす!」
*お疲れ様でした
先輩「じゃあな」
僕「っかれーーっす!」
*ありがとうございます
先輩「ほらよ」
僕「っざまーーーっす!」
*すいませんでした
先輩「お前ぶっ殺すぞ」
僕「さっっっせんしたっ!」
ね?
頭悪そうでしょ?(笑)
悪かったんですけどね。
アルガっちゅー先輩がよくいじめてくれたわけですよ。
たまに可愛がってくれましたけど。
アメとムチとムチとムチとムチみたいな。
今度会ったら蹴り入れたるぞ・・・
そんなラグビー部ですが、授業の後に練習があるんですね。
そのやり方があるとき変わったんですね。
今日はそんなお話も含めプールマガジンに書いてみました。
スポーツにせよ美容師にせよ練習ってやるじゃないですか?
やるはやるんですけども、やり方というか・・・
ひたすらやる、つまり体に叩き込ませるトレーニングより、頭を使う理論的なトレーニングのほうが効果があるんじゃないか?というものです。
読んでみてください↓↓↓↓
只今アメリカにいます。
プールマガジンでは毎月共通のテーマで記事を書く・・・ってのがあるのですが、今月は 「アシスタントの時、どんな感じで練習してたか?また、どんな感じが良かったか?」という内容です。
美容師って新入社員として入ってそうそう何でもかんでもできるわけじゃなく、練習をしていろんな技術を身につけていきます。シャンプーにしろカットにしろ、最初は何もできなかったが、練習を続けているうちにできるようになっていくわけです。
それはスポーツにせよなんにせよ同じことだと思います。
僕がアシスタントの時どうだったかというと・・・うーん、たぶん他の美容師さんと同じかなとw当時働いてた美容室は月一試験があって、それにパスすると次のレベルへ・・・というシステムでした。
だから1ヶ月同じ内容をひたすらやる・・・みたいな。
良かった点なのかどうかはわかりませんが、1年目の時からその毎月の試験内容の他にカラーとかカットとかのモデルを「先輩、おしえてくださいっ」ってやってました。
なんだか背伸びしてた感じでしたが、でもそれがまた楽しくて。
でも今思うと、もっとこうしとけばよかったなーとかいろいろ思うのです。先日ちょっと話題になった言葉がありますよね。
ダルビッシュ選手の言葉。
「練習は嘘つかないって言葉があるけど…頭使って練習しないと普通に嘘つくよ」
もう正論過ぎて笑えるレベルです。練習に頭を使う。
この言葉に違和感を感じる人ももしかしたらいるかもしれません。
「ただやるだけじゃ」と。
まあそうかもしれないのですが、効率とかの話になってくるとまさに正論です。
僕自身こんな経験があります。高校生の時、3年間ラグビーやってたんですね(見えないってよく言われるw)
まあまあ弱っちかった高校だったのですが、練習はまあ普通にやっていました。
内容は主に”決められたメニューをひたすらやる”というもの。
ただ走るだけだったり、タックルしまくったり、とにかく気合のみで反復練習!というやつです。
それが3年生になった頃に顧問の先生が交代して、練習内容が変わりました。
なんというかインテリジェントな感じになったのです。
筋トレひとつにしても、筋肉がつきやすい時間帯にプロテインをとることで筋肉がよりつきやすくなるだとか、ディフェンスにしても細かい戦略をまぜこんだ練習方法にしたりだとか、練習のなかでも「なぜこれをやるといいのか」「なぜしてはいけないのな」そういった知識をつけていくようになったのです。
従来の「ひたすらやる型」から「頭を使ってやる型」に変わったんですね。
具体的に何が変わったかというと、やっぱりそれが実践で生きてくるのです。
同じ時間練習してた従来のチームと、新体制のチームとではメンバーが同じなのに試合内容がちょっと違っていました(弱いのはあまり変わらずでしたがw)
なんかそんな経験があるので、頭を使った練習というのはすごく正しいことのように思います。
具体的に美容室でどう活かせるかを考えてみました。美容師の場合もスポーツと似ていて反復練習って感じですよね。
頭を使うというと・・・やっぱり理論なのかなと思います。
どうやって切ったらレイヤーが入るとかのカットの理論じゃなくて、例えば「人間の体の仕組み」を理解するとか。
人間の集中力は一般的に90分もつと言われています。
例えば1日3時間練習したとして、後半は集中力が切れてグダグダになる可能性がある。
なら90分を2回みたいにわけてしまうのも手かな?と思うわけです。
あとは「異性の心理」を学んでみるとか。心理的な距離というのは直接的な体の距離とほぼいっしょなのだそうです。
好きな人には近づきたくなり、嫌いな人には近づきたくない。
この境界線を作ってるのがパーソナルスペースです。
つまり自分の精神的な領土です。
パーソナルスペースは男女では形と大きさに違いがあるそうです。
女性は円形で、男性に比べてスペースは狭め。
それに対して男性はなんか長い丸って感じのスペースで、後ろと前が女性より長くなっているそうです。
なので男性は前とか背後に立たれると、違和感を感じたり、イラッとしたりするそうです(露骨にはしないけど心理的に)
そして個人の性格でもスペースの幅は違うそうです。社交的で明るい人はパーソナルスペースが狭く、ウェルカムな感じに対して、恥ずかしがり屋だったり、暗い感じの人は広いそうです。
美容師が明るい性格で、お客様がシャイな場合そのギャップで「うわ近い…」みたいに思われてしまうかもしれません。
ってことが起こりうるならば、メンズカットをするときはあまり真後ろに立たないように意識して切るとか、シャイな人の前髪を切るときはどうするのか?というようなことを意識して練習をしたらいいんじゃないだろうか?と思います。
それからこれは長年の疑問なんですが。
なぜ美容師はひとつひとつ練習していくのでしょうか?不思議でたまりません。
学校の授業だと、月曜日は数学と社会と国語で、火曜日は体育と理科と数学で水曜日は・・・というようにいろんなことを同時進行でやっていくじゃないですか。
でも美容師は“今月は数学オンリーです!”みたいな感じですよね。
それも実は集中力や効率としては実は微妙なんじゃないか?って前から思ってました。
だって来月は大好きな体育のみになるとしても、1ヶ月数学のみとか精神的にキツくないですか?
ちょ、また因数分解かよ・・・Xなんかもう見たくねぇよ・・・
みたいな。
なのでバランスよく月曜日カット、火曜日モデルトレーニング、水曜日スタイリング・・・というように(例えばですけど)わけて練習してくのもいいのかなぁと思いました。練習方法って正解があってないように思うんですね。
かつてスポーツで水を飲まないのが正しいとか、うさぎ飛びがいいトレーニングだと信じられていたように、その時代では当たり前だったことが現代では間違っていたと証明されたりもする。
かつてはなかったDVDを見てのカット練習だとか、なんかそういうのって随時変わっていきますよね。
これからどうなっていくんでしょう?
それはわかりませんが、考えて頭を使って練習することは大事だと思います。
なんかアシスタントの時良かった練習法というより理想論になってしまいました(笑)すいません。
でも読んでくれてありがとうございました。
poolmagazineより
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