[アテネ]ギリシャ人美容室で日本人が美容師にカットしてもらった話。


オラ!
スペイン語でこんにちは~
昨日はたくさんシェアとかありがとう!
まず、ひとつだけ謝らないといけないことがあります。
昨日の記事ですが、GGではなくJGでした。
Jimotono hitono taneno Gohanでした。
なんなの?馬鹿なの?死ぬの?って感じです。
でもまぎらわしいのでGGのままにします(笑
思いついた時は天才かと思ったけど、ただのノータリンでした。
どうもありがとうございました。

あ、今日は次回予告でありましたとおり、ギリシャ人カリスマ美容師の働くお店に突撃した話です。
ギリシャの首都アテネでのお話ね。
カウチサーフィンで泊めてもらったクリストスと話してたとき、彼がこんなことをいった
彼『いや~もう少し早く来てくれてたら切って欲しかったよ。明日もう美容室に予約してしまっているんだ』

あ~そっか~残念~って思ったんだけど、まてよ?
ちょまてよ?
ちょ待てよ?キリッ
彼について行ってみよう。
そしたら美容室を見学できる!
ってことで彼と共にアテネにある美容室『scissors』を訪れた。
最初は彼に美容室のほうに事情(僕のこと)を説明してもらって待合室で彼が切られてるところを眺めてた。
クリストスのカット。

担当してる美容師さんは、謎の道具も使いつつ、軽快に刈っていく。
僕はこんなにバリカンをうまく使う人を見たことがない。
うますぎてビビった。
まるでインドの蛇使いのように自由自在に、、、!(見たこと無いけど)
ああ、こんなバリカンさばきなら貴方様にこの体ゆだねます、好きにさばいて♡って感じ。
はいはい、そしてサロンの中はそんなに広くないものの、2階もあるらしい。
スタッフやお客さんでワイワイしてる。

終わってクリストスもさっぱりしました!

じゃどうもありがとうございましたーしようとした時、彼を担当してた美容師さんがこういった
『髪切ってやるよ』
え、マジっすか!!
お、おねしゃす!
ということで二つ返事でカットしてもらうことになった。
まさかの展開(笑)
まずはシャンプー。
アシスタントだろうか?
クルクルパーマの女性に洗ってもらった。

クルクルパーマとかいう表現を使ってしまうあたり、幼稚だし美容師っぽくないかなやっぱ。
『素敵なクルクルパーマですねぇ!チュイ!』 みたいなね。
よし、もうクルクルパーマとか言わない。
もっとオトナっぽく、プロっぽく表現できるようにしよう。
そうしよう。
で、シャンプーをされてて思ったことがある。
やっぱり気持ち悪くない!!!!
なんのことやねん?って話ですよね。
過去、ドイツやロンドンやシンガポールでも現地の美容師さんにシャンプーしてもらった事があるんだけど、耳に結構ジャバジャバ水が入るんですよ。
もうわざと入れてんの?ってくらい。
え、これ愛情の裏返し?俺のこと好きなの?って思っちゃうくらい。
日本だとさ、シャンプーしてて耳に水が入ると
『ああ!失礼いたしました!チュイ!』
とか美容師にいわれるじゃないですか?
美容師やってたらわかるけど耳に入れちゃうと『やべっ』って思うじゃないですか。
それがねぇ、思いっきりやられると意外と大丈夫。
気持ち悪くない。
よく考えたらプールとかに入れば、思いっきり耳に入るわけだしね。
一滴、二滴レベルで入るから気持ち悪いんだってことに気がついた。
まあでもジャバジャバ入れてみようって気にもならないけど、、、
誰かやってみて~(笑)

あ、あとクルクルパーマの美容師さんがツンデレで、笑ってくれた時恋しそうになりました。
そして登場したのがギリシャのカリスマ美容師

Peter fidopiastis (38)
クリストスの通訳のもと、カウンセリングがはじまる。
僕『ベリーショートは絶対嫌です!あとは、、、任せます!チュイ! I believe you!!』
ペーター『オケ!』

2秒で終了し、タオルの代わりに首に変な紙をまかれます。

なるほど。いいなこれ。
髪をとかしながら真剣な眼差しのペーター、、、

そしてジョキジョキっと

勢い良く切られたあとはドライヤーで乾かして

イケてる感じにスタイリングしてもらった。
こういうのは自分ではやらないなーって感じだから新しくてなんか良かった!

この青いスタイリング剤があまりにもガリガリ君 の香りがするもんだから
『日本で一番有名なガリガリ君ていうアイスの匂いがする!』って言ったら
『Gari Gari…? はぁ?』って感じだった(笑)

クルクルパーマのツンデレちゃんが最後襟足をジョリーパスタしてくれました。
フンッ しょうがなく剃ってあげるんだからね。
勘違いしないでよね!
アンタなんかね、、、ジョリジョリになっちゃいなさいよ!!
ブ、ブイ~~~~ンwwwww

て感じでした。
恋しそうになりました。
いや~さっぱりしました!短すぎないし、なんとも素敵な仕上がり!
すると彼が口を開く『俺の髪も切ってよ』
え?ええ、もちろん!
でも彼が予約があり忙しいので、一旦僕らはスーパーに買い物に行って暇つぶし。

2時間後、またお店へ向かい、今度は僕のターン
日本人の住所不定美容師がギリシャのカリスマの髪を、、、!
チョキ。
475人目

チョキ。


外から見た図

2センチほどカットして形を整えるように。
気に入ってくれたようでよかった\(^o^)/
彼はなんと自分が担当してるお客さんの髪をクルクルパーマちゃんにシャンプーして乾かしてもらってる間に僕に切られてました。
自由すぎる(笑)
クリストスもどっかで買ってきたコーヒー持ち込んで他の美容師さんと、 待ち合いで待ってるおじいちゃんと子供とくっちゃべってるし、ペーターも自由に僕に髪切られてるし、他のお客さんも僕に話しかけてきたりするし。
自由すぎる(笑)
僕『日本だとこういうのありえないですよ。お客さんはお客さんだし、美容師は美容師だし。美容室って気軽に行けないですよ』
ペーター『そうなの?これがアテネの美容室だよ。ギリシャ人はみんな暖かいんだ。みんなウェルカムなんだよ。だってそのほうが楽しいだろ?』

自由すぎるんじゃなくて、これが普通なんだ。
なんかいいなぁ。
こういうお店って楽しそう。
最後は待っていたおじいちゃんと子供とか、お客さん、美容師さん達に別れを告げお店を後にした。
外国人がいきなりやってきても、笑顔で迎えてくれて、そして髪の毛を切ってくれて、切らせてくれて。
お客さんも美容師も暖かく接してくれた事が本当に嬉しくてたまらなかった。
いや~しかしすごくいい経験だった。
何より楽しかった。
クリストスもペーターも本当にありがとう~!!

店を後にして、クリストスから聞いたんだけど
ペーターはテレビや映画などでヘアメイクをしたり、俳優さんなどもカットしたりする有名美容師だそうだ。
カット料金も少し高いが、クリストスは彼のクレイジーヘアカット に惚れ込んで通っているらしい。
いつもクレイジーだがカッコイイ仕上がりにしてくれるんだって。

それから、クレイジーといえばギリシャの若い女の子の間では片方の髪を思いっきり刈り上げるのが流行っているそう。
ボブとかでもロングとかでも、サイドの髪(片方)をジョリっと刈り上げるというもの。
な、なかなかパンチきいてますね。
確かにそんなような子何人か見かけた。
あ、最後に余談ですが、クリストスの家についてるエレベーターに乗った時にね
あの緊急時にこちらの電話を使ってください!みたいなやつのところがパカパカとひらいたりあいたりしてたんですよ。

ね、誘惑してるかんじするでしょ?
はやく!はやく開けて!みたいに。
パカッ・・・

中にはトイレットペーパーの芯がつめこまれてました。
電話はありませんでした。
(わかりづらくてごめん)

それでは

次回予告は
世界遺産メテオラ!!

僕の中で世界最強の世界遺産となりました。

興味ない人もこれは見て損はない。
じゃまた明日。

★カットした人★
475人
☆カットした人 国別☆
40ヶ国

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4 件のコメント

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    よかった〜触れてくれる人がいて・・・(笑)

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