まだ美容師同士で競争してるの?お客さんを置き去りにしてない?




いつか理想とした未来が実現している事に嬉しくなって、こんな記事を書いてみることにしました。

ここ一週間日本中で様々なイベントが行われました。

理容師と美容師をくっつけるコミュニティのサロカリには国内海外あわせて330名が所属しています。

その中には細分化された様々なグループがあり、コミュニティのメンバーはそれぞれ好きなところに無料で入ることができます。

派生しているグループは10以上にもなり、それぞれがガチであり、グループによっては月額数千円してもおかしくないオンラインサロンレベルの情報の質と量になっています。

各グループにはその分野のスペシャリストやイベント企画者がいて、僕が全国あちこち行かなくても盛り上げてくれています。

1週間前のこと。

インターネットマーケティングやブログ・SNSについて学ぶグループ(159名所属)で先生をやってくれてる大企業のエンジニアさんと僕のインターネットマーケティング勉強会に参加してくれたサロカリのメンバーのみなさんと打ち上げをしてきました。

ワイワイとはじめましての人も昔から入る人もごちゃまぜで楽しそうでした。

3日前の日曜日には、札幌で北海道グループのメンバーが集まって飲み会を。

おとといは名古屋で東海地方グループのメンバーが集まってビアガーデンからの花見を。

昨日は千葉でサバイバルゲームグループのメンバーが集まって息抜きを。

また同日原宿では、理美容技術グループ(137名所属)の活動でカナダの美容師さんに先生をやってもらってカラーリングの勉強会を。

中野では英語・海外美容師グループ(147名所属)のイベントで外国人との英会話花見を。

またまた別では現役美容学生とこの春卒業した元学生が練馬の美容室オーナーさんのところでカットの勉強会をしてきたそうです。

今では全国50カ所にある面貸しサロンを使う人や頻度も上がってきて、このように全国でいろんな動きがあります。

来週も花見があったり、来月も福祉美容の勉強会があったり、外国人モデルを使ったカット講習があったり、いろいろ動いています。

こうやって美容師同士が教え合ったり、情報交換しあったりって事をしたくてコミュニティを始めたというのもあり、いつか理想としてたものが現実になったんだなと嬉しくなりました。

美容師が競争すべきじゃない理由

正直、資本主義の社会で競争をしないというのは矛盾であると言えます。

僕たちは生まれたときから競争するように生きていて、学校だって、就職してからだって、それはずっとつきまといます。

ヒエラルキーの中で上を目指す事が良しとされ、自然とライバルが生まれ、切磋琢磨といえば聞こえはいいですが利己的に資本を増やすことが経済と国を発展させてきました。

それが間違ってるとは言わないけど、インターネットが出てきたことで別の生き方もできるようになりました。

“競う”という常識から“手を取り合う“という選択肢が生まれたということです。

どちらがいいかは人によると思うのですが、僕は明らかに敵対ではなく手を取り合う方がメリットが多いと思っています。

むしろそうしない事のデメリットの方がありすぎると思います。

一般社会ではなく、美容業界においては特にそういう気配があります。

そもそも今の状況でもなお、近くのサロンと敵対をして利己的に自分のサロンの資本(お客様)を増やそうとする発想はまだ通用するのでしょうか?

人口が減り、価格破壊が起こり、どこのサロンも値引き値引きです。

10年前雑誌にのりまくってすごくあこがれてた超有名サロンも今では新規値引きクーポンを打ち出しています。

それほどまでに新規集客をしなければいけないのはなぜなのか?

“お店を支えてくれる常連さんより新規客を値引きする”

なぜそこまでしなければならないのか?

美容師という職業はどう考えても常連さんが何よりも大切な存在であるはずです。

そんな事は誰でもわかってる。

しかし、それが見えなくなってしまう…

それほどの価格競争ということです。

それは一体何を生むのでしょうか。

これを続けていけばより発展していくのでしょうか。

競争をベースに考えたビジネスモデルはもうすでに限界を突破しており、一部の美容師や美容室でなければ競争による発展はもう成り立たないものであると思っています。

お客さんの事が置き去りになりがち

差別化がはかりにくいこの業種で、確かに近くの似たような店をライバル視はしてしまうと思います。

でも本当に大切なのは差別化ではなく独自化です。

近所の安売りの店よりお得なクーポンをだそうとか、そういうじゃなくて

“独自な存在になれるかどうか”

そして

“そのために何をするか”

大切なのはそれだけだと思います。

安さで差別化をはかろうとすると従業員や自分の体力を削るだけではなく既存のお客さんにも悪い影響がでます

アンカリング効果といって、普段よりも安い値段を目にしてしまうとお客さんはそっちの方を意識し始めます。

【新規限定カットカラートリートメント12960円→9072円】

なんていうのを見てしまった日には本来の値段がすごく高く感じて損したような気分になってしまいます。

しかもそうやって安く来店してる人がいるから予約が取れなかったり、待たされたりしたらそれはムカつきますよね。

結局、牛丼にしろドーナツにしろ美容室にしろ値引き合戦は何1つとして常連さんのためにはなってないのではないでしょうか。

でもそれが延々と続くのは、結局【競争すべき】という考えがあるからだと思っています。

競争より共存していくべきだと数年前からずっと思っていて、だからコミュニティを2年前につくりました。

独自化に必要なものは「自分磨き」です。

誰が磨いてくれるのか?

それは美容師が1番であると言えます。

技術も知識もセンスも方法も、教えてもらうなら同じ職業の人のほうがいいに決まってます。

だからまずはきっかけ作り…交流するところから始めようと思いました。

学んだこと、得た情報、それらが巡り巡って結局はお客さんのためになり、さらには自分のため、店のためになっていくはずだからです。

独自化すること

働き方がどうだとか、フリーランスがどうだとか一昨年くらいから僕もよくブログに書いてましたが、本当にいろんなところで議論されるようになりましたよね。

意識してる人も増えてると感じます。

SNSをやればいいとか、フリーランスになればいいとか、いろいろ言われますが、結局のところその人が力をつけるしか道はないと思います。

美容師ユーチューバーを目指そうが、カラーリストを目指そうが、なんだろうが全部同じです。

そして今の時代だからこそ”独自化”が求められています。

しかし美容師は、サラリーマンの営業とか旅行のツアーガイドみたいにアチコチに行く仕事ではないことを考えると普段から受ける刺激はものすごく少ないと思います。

ましてや1番の磨き役になってくれる同業の美容師とライバル視して敵対するような事をつづけていれば永遠にチャンスはやってこないままです。

自ら学ぶ事をやめてないか…

自らどうでもいい情報ばかり掴んでないか…

自ら人との関わりを断ってないか…

本当にすべき事はなんでしょうか?

答えが何であれ、何か一つ明確な志は持つべきだと思っています。

それが僕にとっては[繋がり]であり、ただそれだけの話といえばそれまでです。

正解はわかりませんが、僕は競争はやめて共存すべきだと思います。

冒頭で「実現して嬉しい」と言ったのは、そういう意志を理解してくれて全国で人と人をつなげるチャンスを作る手伝いをしてくれる美容師の人たちが増えたこと。

メンバー同士リスペクトしあい、磨きあえる環境をこれからも整えていき、もっともっと所属してくれてる美容師一人ひとりに貢献できればと思っています。

そして、誰にでも特出した部分は必ずあると思っています。

だから、キャリアの長さや年齢関係なく、どんな人でも望めば誰かの磨き役になるとができます。

“できる事をする”

“できないことは助けてもらう”

簡単なことです。

そうやっていろんな人と楽しく過ごし、自分を成長させ続け、それをお客さんに還元することで評価してもらう。

その評価は自分の成長にあわせ、どんどん上がっていくはずです。

あなた自身の評価を上げてくれるのがお客さんであり、評価をしてくれない人は極論お客さんとは言えないと思います。

極論ですけど…

結局のところあまり固く考えずに、どんどんレベルアップしていけば、何でもうまく行くのだろうと思います。

そんなお話でした。

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