最近ゲームにハマりまくっています。
僕は一度ハマるとめり込む派でして…
もう最優先事項『ゲームっす』みたいな感じです(笑)
ヒドいときは朝4時とかまでやっちゃいますからね。
この前買ったゲーム2つをついに全クリしました。
1997年とか2000年に発売されたやつなので同世代は知ってるかもしれませんが…
その名もサガフロンティア
そしてテイルズオブエターニア
まじやり込みましたよー。
ラスボスをケチョンケチョンに出来るくらい強くしてコテンパンにするのが好きです。
特にサガフロはガチで名作で、本当昔もよくやりました。
独特な混沌とした世界を舞台に7人の主人公がいて、それぞれに深いストーリーがあります。
僕はアセルスという半分妖魔になってしまった女の子が復讐する話が好きなのですが、このゲームなんと言ってもBGMがカッコよくて、T260Gという自分の任務を忘れた1000年前のロボットの主人公の話のラスボスの曲が最高に好きです。
ボスの名前はジェノサイド・ハート
曲名はNO FUTURE
厨二病を患ってる人にドンピシャな感じ。(笑)
まじハイパーミラクルしびれるので聞いてくださ……ってこんな話をしたいんじゃなくて。
危ない危ない。
このままサガフロの魅力について語り尽くして満足するところだった…
本題は違います。
本題書きます。
人生はまるでRPGだと思った
ゲームというかRPGやったことない女子やポケモンわからない人とかはごめんなさいなんですけど、想像して読んでもらえたらいいかなと思います。
RPG=ロールプレイングゲームなのですが、そもそもロールプレイングってなんやねん!と思うかもしれません。
ロールプレイングとは、プレイヤーが各自に割り当てられたキャラクターを操作し、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームのこと。
ドラクエで言えば勇者、ポケモンで言えばポケモンマスターを目指す少年、ファイナルファンタジーで言えばいろいろ事情を抱えたイケメン!
そう、彼らのことです。
大抵の場合、そのキャラの”一生”はわからずじまいです。
ほとんどがキャラの人生の中のある一定期間であります。
何かしらの理由で始まったストーリーが終わるところまで。
RPGのラスト=人生のラスト
ではないのです。
しかし、RPGはあまりにも人生とかぶるようなところがあります。
例えばなんか知らないけどいきなり事件に巻き込まれたり、いきなり変な女の子と出会って旅することになったり、いきなり悪いやつが出てきてピンチになったり、そいつ倒すためにめちゃくちゃレベル上げして技覚えたり。
リアルな人生においてもそういう瞬間ってあるなーーって思うんですよね。
学校という章の終わりに就活というイベントが起こり、面接というボスを倒し、社会に出たら周りのレベルが高すぎてコツコツ自分のレベル上げをして、新しく営業と言う技を覚えて…
みたいな。
一緒なんですよね、だいたい。
だからRPGってやってて圧倒的に成長してる感じがして、面白いんだと思います。
リアルな人生でも『今はレベル上げや』『技覚えた!』『あーボスきたー』っていうシチュエーションになると、次の展開にワクワクしてしまいます。
が、しかし。
ゲームは所詮ゲームであると言えます。
よく『ゲームはリセットできてうんたらかんたら』とかいう人がいますが、そんなことじゃない。
後述しますが、別にリセットはできます。
RPGと現実の違い…
それは“理不尽さ”です。
超理不尽なRPGは無い
RPGって人が『楽しんでもらうために』に作ったものです。
ある程度の強敵や試練はあっても、まあちょっと頑張ればなんとかなるレベルだったりします。
ご丁寧に本当の強敵は自分が強くならないと出てこないように設定されています。
じゃなきゃストーリーが進まなくてゲームとして成り立たないですしね。(笑)
例えばですよ、ポケモンマスターを目指す主人公サトシの地元マサラタウンをでてトキワシティにいくあの原っぱあるじゃないですか。
あそこで100Lvのミュウツーが出たらもういきなりサイコキネシスでぶっ飛ばされてウンコ漏らしてゲームオーバーからのマサラタウンに引きこもるしかないじゃないですか。
他にも順調に強いポケモン集めたけど強盗に全部盗られたとか、ラスボス手前で車にひかれて1年入院とか、魔王倒そうと思ってせっせとモンスター倒してためたお金が詐欺にあって借金1億円になってしまい、とりあえず冒険を中断して働きまくるとか…
そういうの絶対ないじゃないですか。
でもリアルな人生だとわりとありますよね。
なんか『え、マジ?ここできちゃう?』みたいなの。
だから、RPGと似ているけど、リアルな人生のほうがよりハードモードだと思います。
それゆえ、人は保守的になるのだと思います。
RPGのいいところはリセットできることじゃなくて、ストーリーがレールに沿っているところ。
だからガンガンいける。
でもリアルだといきなり100Lvのミュウツーに再起不能にされるのが怖い。
だからそもそもマサラタウンから出ないって人も多いと思います。
今は人生何度でもリセットできちゃう
これは現実世界の話です。
まず、ある一定数の人はどんなことがあろうとマサラタウンにサヨナラバイバイします。
ミュウツーがいようとなんだろうと、します。
そしてまたある一定数の人は誰がなんと言おうとマサラタウンに居座ります。
たとえポッポLv4しかいないと判明しても、そういうものです。
外に出た人のことを、出ない人は『あいつは外の世界をちょっとかじったくらいでどーのこーの』とつい言ってしまうのはよくあることです。
これは田舎から都会に出るのもそう、日本から海外に出るのもそう、転職もそう、新しいことを始めるのもそう。
何でもそうです。
住んでる場所の問題ではありません。
ある種の冒険を否定されることが当たり前にあるのが、現実世界の悲しいところです。
しかし。
挑戦を続ける人にとってこの世界は嫌なことばかりじゃありません。
むしろいい事ばかりです。
まず、リセットができます。
『えっ?』て思うかもしれませんが、できます。
時間を巻き戻すという概念ではないけど、人は方向性を変えることができるのです。
それはリセットと言えるのではないでしょうか。
例えば大学をやめようが、仕事をやめようが、住む場所を変えようが、結婚相手を変えようが、引き続き人生を送るとができます。
そしてそれは過去の人生とはガラッと変わっているはずです。
それをリセットと言わずして、何をリセットと言うのか。
僕なんかもたかが人生20年ちょっと生きてるだけです。
今何もかも捨ててゼロからスタートしても、遅くとも40歳には今くらいいろんな事ができるようになっているはずです。
そこでリセットしても100歳まで生きるとしたらあと3回くらいゼロスタートができます。
昔は”終身雇用”という言葉がありましたが、今はそんなのないので超自由です。
何回も人生変えられます。
ですが、ガチのゲームの世界では方向転換は絶対にできません。
例えばマサラタウンをでて、ミュウツー100Lvに見事ぶっ飛ばされたやつが『ボケモンマスターやめてサッカー選手になろ』とか言えないのです。
勇者だって何度魔王にボコされても魔王を倒すまで誰も認めてくれないのです。
無茶苦茶です。(笑)
レールに沿った人生というのはそういうものだと思います。
親や友達や彼女を理由にしがちだけど、結局のところ自分自身で方向転換する自分を許さないだけ。
親の敷いたレールなんかない。
自分の敷いたレールから自分でそれないだけ。
ただそんだけです。
そうやって生きることは自由だし、別に僕には関係がないことですが、なにか挑戦して諦めて方向転換した人ことを『あいつはやっぱりダメだった』『負けた』『中途半端だな』とかは言わないでもらいたいなと思います。
そして1つだけ言えることは、RPGには必ず終わりがあるということ。
しかし現実の人生に終点なんかない。
ラスボスもいない。
攻略本もない。
主人公であることには変わりはないですが誰も操ってくれません。
操られてると感じてる人は、そのほうが都合いいから操られてるって事にしてるだけ。
ストーリーは自分で作っていくしかないと思います。
やらない人はやらないと思います。
でももし悩んでるのであれば、今が何歳であれ、どういう状況であれ、ミュウツーがいようがなんだろうが、とりあえずマサラタウンをでて原っぱへ行ってみることはすごく大切な気がします。
リスクを恐れ、不安な気持ちを持ってたとしても原っぱを過ぎてみると案外余裕だったな…なんて思うのだと思います。
まあ次のニビシティでタケシにぶっ飛ばされるんでしょうけどね。
その時どうするかですよね。
以下永遠に続く。