昨日久しぶりに友達と飲んだ。
いつの間にかお互い独立し起業して社長になってた。
彼は格闘を極めてチャンピオンになり、ジム運営やNPO法人で農業をやっている。
僕は旅を極め(笑)世界一周しながら1300人の髪を切り、美容室、居酒屋経営やインターネットの仕事や講演会をやっている。
地元が同じとか同級生とか関係なく、やってることにめちゃくちゃ共感できる。
誰に何をして、誰とどう生きていき、どうやって幸せになるか
僕たちには生きるテーマがある。
目標がある。夢がある。
『社会に貢献したい、人に貢献したい、この世にでかい足跡を残したい』
勘違い野郎でもネタでもなく、そういう想いがエネルギーとなり、人に何言われようがやってやるぞっていう行動力に変わっている。
だから僕たちは結果を出してきたし、これからも出し続ける。
彼とは中学時代よくつるんでいた。
僕の成績表は1と2のオンパレードで、学年ビリから数えて10番目くらいだった。
彼の成績表は1のオンパレードで、学年ビリかビリから2番目くらいだった。
つまり僕らはとてつもなくバカだったのだ。
学校は好きだったが当時から意味不明なルールとか『子供はこうであれ』みたいな押さえつけは嫌だった。
結局、最終学歴は彼は高校中退、僕は高校卒(一応専門は行ってるけど)
大学には行っていないし、大企業に勤めたこともない。
だからこの世で常識とされることでわからない事も多い。
なぜ大学に行かないと良い大人になれないと思っている人がこんなにも多いのか?
なぜ大企業に勤め続けないと死ぬと思ってる人がこんなにも多いのか?
大人だけでなく、まだ世の中をあまり知らない子どもたちでさえそう思っている。
それが全然理解できないのだ。
だって僕たちみたいな人間も世の中にはたくさんいる。
僕なんか2年近く海外放浪して路上で髪きったりしてたが今は会社をやってる。
僕たちみたいな元ポンコツだって社会のこと、人のことを考えて、真面目に生きている。
真面目に生きてるフリではなく、真面目に死ぬまで生きているのだ。
本気だから僕は自分の人生を肯定し続ける事ができる。
間違いを犯しても、失敗してもそれが成長につながるからすべてを肯定し続ける。
だからこそ本気で心の底から幸せだと思うし、口に出す。
僕みたいな人間がいるのだから、年収とか学歴とかそういう事では計れないものが人にはあるはずだと信じてる。
これを読んでる大学生、高校生、中学生に僕は伝えたいことがある。
先生でもなんでもない30歳間近のおっさんの言葉だが、学校が教えてくれない大切な事を今から書くのでガチ目に読んでほしい。
今日大アメフト部の学生が大問題になっている。
悪質なタックルをやらかして相手選手にケガをさせた。
僕もラグビーやってたから本当に危険なのは見たらわかる。
それでどうなったかと言うと、その監督や学校の対応に社会は怒りはじめた。
なんとなく指示した監督が悪くて、やらかした選手が被害者っぽくなっている図がある。
でも勘違いしてはいけないのは100%やらかした学生が悪いということ。
その事実は変わらない。
指示を受けたとしても、やるかやらないかを決めたのは学生本人。
しかしナイフを突きつけられたわけでもない、銃口を突きつけられたわけでもない。
ここはアフガニスタンやシリアじゃない。
命のやり取りをしていないのにもかかわらず彼は自分の命を捨てるほどの選択をしたのだ。
これがブラック企業であれば彼は追い詰められて電車に飛び込むか、首を釣っていただろう。
社会は教科書通りに追い詰めた企業やトップを責めて責めて責めまくるが、その結果隠れるように責任者が辞めていき、事態は収束に向かう。
馬鹿かと。
大人達が、メディア達が、社会がそうする事で数人の人生が終了するだけで、後は何も変わらない。
誰かをひたすらに責め、責任者が辞めることで解決すると本気で思ってたら本当にみんなどうかしてるとしか思えない。
ニュースキャスターとかも『学校の対応が悪いからうんたらかんたら』とか、いやそういうことじゃないだろと。
絶対的に間違っているのは、そういう環境を作リ続けている社会そのものを問題視しないことだ。
タックルをした彼の将来の夢が何かはわからない。
でも彼にとってはあれが必要な行為だと感じてしまっていたということ。
アレをしてまで部活を続けようと思う理由、アレをしてまで大学生でい続けようと思う理由はなんだったのか。
それは“今まで頑張ってきたこと”や”周りの期待に答えなければいけない“というプレッシャーである。
つまり問題の本質はここ。
誰かそうさせたのか?ということ。
一体誰が『頑張り続けろ』と彼に言い、一体誰が『やるからには結果を出して周りの期待に答えろ』と彼に言い続けたのか。
1回2回ではない、生まれてから今日この瞬間まで彼にそういう教育をしたのは誰かという話。
親かも、学校かも、近所のおっさんかもしれない。
それはわからない。
なぜ良い大学に行かなければならないと思い込んでしまうのか。
なぜ良い企業に入らなければならないと思い込んでしまうのか。
誰が子どもたちをそういう思考にさせるのか。
そこをなんとかしない限りこの狂った世の中は何も変わらない。
また同じ人が出て、また同じようにトップが叩かれ、数人の人生が終わるだけ。
そういう一連の流れにはなにも意味はないと思う。
大学生、高校生、中学生に僕は問いたい。
それほど追い詰めれらた状況であなたはどういう行動をとる?
死んでまで頑張ろうとする?
まさか。
死にたいと答える奴なんかいない。
いるわけない。
なのに気がついたら『仕事きつすぎるけど辞められないから死のうかな』っていう思考になってしまっている人がたくさんいるこの世の中どう思う?
僕は言葉は悪いが『クソッタレ』だと思う。
アメフト部の彼はこの国と社会の被害者だ。
僕は今これを会ったことも見たこともないあなたに向けて書いてる。
読んで何になるかはわからないが、何故か今本気で書いている。
『起業したい』
『サッカー選手になりたい』
『東大に行きたい』
『格闘家になりたい』
『美容師になりたい』
『ユーチューバーになりたい』
結構な夢だと思う。
好きなだけ目指せばいい。
周りの声とかどうでもいいから、ガチでやればいい。
ガチでやった奴だけに訪れる未来がある。
それは『なんかもう限界かも』という瞬間。
満足感かもしれないし、達成感かもしれないし、敗北感かもしれないし、ただの違和感かもしれない。
何かがそうさせる。
それは1週間でやってくるかもしれないし、1ヶ月でやってくるかもしれないし、1年でやってくるかもしれない。
期間は関係ない。
とにかくそういう瞬間がくると楽しかったはずのことが急に辛くなる。
そこで人は悩んでしまう。
でも辞めるべきだ。
誰がなんと言おうと自分が違うと思うなら即辞めてしまうべきだ。
周りは『もったいない』『今まで頑張ってきたのに』『みんな期待してる』と言うだろう。
それでも辞める。
例え年収が1円になろうと、親に怒られようと、学歴が中卒になろうと、会社を潰そうと、人にぶっ飛ばされようと、辞める。
周りの人はあなたを『逃げ出した』『負け犬』『馬鹿な奴』と言うだろう。
そういう奴はたとえ親友であれ縁を切るべきだと思う。
そうすれば聞こえてこなくなる。
本当に本当に不幸なのはそうやって思考ストップして周りと同調する事だけしか考えられずに人の足を引っ張り続ける人間であり、辞めることで次のステップに向かえる人間や自分の気持ちに正直な人間はいつか必ず幸せを手に入れる。
最初に書いたけど人は年収や学歴では計れない。
本当に大事なのは【どういう人間か】でしかない。
夢を諦めたからといって人間の価値が下がるわけでもない。
学校をやめたからと言って逮捕されるわけでもない。
仕事をやめたからと言って死ぬわけでもない。
しかし、無限にある可能性を見ようとせず『僕にはこれしかない』と思い込んでしまう病気にかかってる人がこの世には思いの外たくさんいる。
ハッキリと言いたい。
その病気はどんな病よりたちが悪い。
ゾンビみたいに集団で襲ってきて仲間に引きずり込もうとするから最悪だ。
しかしこの世には学校辞めても幸せになった奴がいる。
仕事辞めても幸せになった奴がいる。
どこにそれを真似出来ない理由がある?
大切なことは良い子ちゃんで居続けることじゃない。
自分が違うと思ったら徹底的に反論し、無理だと思ったら逃げて逃げて逃げまくって、そこで何かやりたいことを小さく始めればいい。
人の期待なんか関係ないし、指図なんかされなくていい、馬鹿と呼ばれても無視すればいい。
大学は行きたきゃ行けばいいし、就職もしたきゃすればいい。
そんなくだらない小さい事よりも大切なことは、家族を大切にすること、友達を大切にすること、いろんなことに挑戦すること、たくさん遊ぶこと、たくさん笑うこと、人に感謝されることをたくさんすること。
というかそれ以外に大切なものなんかこの世にはない。
おっさんおばさんは『あれしないと将来こまる』『あれもしないとお金が』『あれも#*wg@ej.pdpふじこ』とか何語かわからないことを言うが、それは間違っている。
大学生、高校生、中学生に最後に言いたい。
これから生きていく中で本当にやるべき事は1個だけ。
幸せに生きようとすること。
本当にただそれだけ。
幸せを何に感じるかは人それぞれ。
食いたければ食えばいい、寝たければ寝ればいい、ピアノ弾きたければ弾けばいい、歌いたければ歌えばいい。
人生は超シンプルであればあるほど楽しくなる。
これは学校では誰も教えてくれないが、本当のこと。
僕は昔そういう病にかかって、仕事を辞めるのに4ヶ月ウンウンと悩んで鬱病みたいになった経験がある。
電車に乗って出勤する途中に窓の外を見て泣いてた。
相当に病んでたから、だからなんとなくタックルした学生の事がわからなくもない。
今思うとあの頃は本当に不幸だった。
やりたかった仕事についたのになんか辛くて、やめたいと相談したら友達や親からは猛烈に怒られた。
でもある恩人に背中を押してもらって辞めることができた。
翌日から無職になって超貧乏になったけどたくさん旅してみたら毎日が死ぬほど幸せな日々になった。
『こんなもんか』と笑えた。
人生なんてそんなもんだ。
タックルをしてしまった彼は、いつか『こんな世の中間違ってる』と子供たちに話す事ができる大人になってほしいなと思う。
自分を殺すな若者達。