市販のヘアカラー剤でかぶれやアレルギーがおきても自己責任なので要注意です。




こんにちは。

なんかこんな記事を読んで・・・。

カラーリング剤で皮膚炎相次ぐ 危険性表示を

へ、へぇ何を今更・・・って感じです。

だってそうですよ。

むしろなんで知らねぇのって感じです。

僕は美容師をしててすっっっっっごく不思議に思うことがあるんです。

「なぜ一般の人と美容師とでここまで美容にたいする認識に差があるのか?」

ってことについて。

どういう事かというと、誰もがやること、誰もが興味あることのはずなのに意外と知られてないことが多いんです。

このカラーのアレルギーについてなんてその最たるものじゃんって。

基本的に美容師は専門的な職業なので、一般の人々が知らないような技術と知識を持ち合わせてます。

美容師をやるならば知ってるのは当たり前のことです。

一般の人々が知らない、出来ないから商売として成り立つわけです。

知識や技術の面で、あまりにも専門的すぎるので一般の人々が知らなくてもいいことは山のようにあります。

例えば“髪の毛を頭皮から90度で引き出して床と平行にカットしたらこうなります”とかそういった事は知ったところであまり意味をなさないので、知る必要はないと思ってます。

ただ、今回話題になってるカラーのアレルギーのことなど、自分でする可能性があるものや、自分に直接影響することなどは少なくとも消費者が知ってなくちゃいけないことだと思ってます。

例えばですが、そばアレルギーがあると自覚してる人は蕎麦を食べたことにより痒くなった、かぶれたなどの症状が出て病院に行ったところ発覚したから知ってるわけですよね。

それ以降はそばが食べれなくなるというよりは、食べたらどうなるか知っているから食べないように気をつけるわけです。

ですが、もしアレルギーを気にせずにまた食べてしまってアレルギーが出たとしたらそれは誰の責任ですか?

食べさせたそば屋ですか?

そばを作ってるメーカーですか?

・・・と、こう考えると自己責任以外ないと思うわけです。

ヘアカラーのかぶれに関しても同じことが言えるように思います。

美容師やメーカーはもちろんかぶれる原因と対処法を知っています。

でも市販のものを自分で買い、自分でよくわからずに使ってかぶれたとなればもうそれは自己責任。

厳しいようですけど・・・

もちろんかぶれる人が悪いと言いたいわけじゃないです。

それはなりたくてなったわけじゃないし、とにかく仕方のないことです。

だけど「知りませんでした。」があまりにも無責任だと思うのです。

大事なことだし自分のことですからね・・・。

なぜヘアカラーでかぶれたりアレルギーが起こるのか?

カラーのかぶれは、“刺激性接触皮膚炎”“アレルギー性接触皮膚炎”にわかれます。

刺激性のものは、もともと皮膚が刺激に弱い人などがなります。

それに、意外かもしれないですが体調に左右されたりもします。

アレルギー性のものは、染色するために入ってる成分によりアレルギーを起こすものです。

これは市販のものだろうが美容室のものだろうが同じです。

美容室の薬は高いからアレルギーを起こさないっていうのは間違っています。

アレルギーというのは花粉症や金属アレルギーなどでもそうですが、今まで大丈夫だったものがある日突然ダメになるという厄介なものです。

カラーのアレルギーの場合かゆみ・赤み・腫れ・水疱などの症状がいきなり出ます。

カラーをしたことがある人の中で痒みを感じたり、赤くなったりした事がある人って実は意外といるんじゃないかと思います。

重症ではなくとも、気づけるレベルの異変が起きた事がある人って意外と多いんじゃないかなって。

ただ言わないだけで。

「しみますか?」


「大丈夫です」

ちょっとピリピリしてますとか、かゆいですとか、多分言いづらくて大丈夫って言っちゃうんじゃないかなーって。

でも遠慮せずに言ったほうが良いと思います。

そのほうがお互いのためです。

美容師はもちろん何らかの対処をするはずです。

そしてその後は病院に行ったほうが良いと思います。

これはマジで。

もしかしたら体調によるものかもしれないですが、アレルギーにはそれくらい気を使っていいもんだと思ってます。

そして、カラーをする上でそれだけ危険を伴うということを知らないとダメですね。

市販のカラー剤は今やどこでも手に入るものです。

ちなみに僕は正直市販のカラー剤が悪いとは1ミリも思ってません。

僕がどうこう個人的に思ったところでなくなることはないですし。

美容師としてひとつ言わせてもらうとすれば、僕ら美容師は髪質や髪の状態にあった薬の選択、さらには強さや色味をコントロールできるので、痛みをおさえる意味でもアレルギー的な意味でも、できることなら美容室でやってほしいと考えます。

けど人によって金銭的な問題や価値観の問題もあるので、実際市販のものもこれだけ人気があるのでしょう。

素人が扱っても、混ぜて塗れば簡単に染まるというのはみんなが知ってます。

何%かはわかりませんがかなりの数が今までに試したことがあるのではないかと思います。

でもその中で説明書をちゃんと読む人ってどれほどいるんでしょうか?

今回のアレルギーのことにしてももちろん表記してあります。

アレルギーが年間1000人以上出ました!なんて今更ニュースになったところで何を言ってんだって感じです。

薬を作ったメーカーとしても、それが精一杯の注意喚起でそれ以上どうすることもできないのではないでしょうか?

重症レベルでかぶれる人の数は全体の数パーセント程度でごくごく少数だと思っていますが、少なくともそういう人がいるので、それくらいカラーのアレルギーというのは危ないと思ってもらったほうがいいと思います。

使う人は自分の健康

 

image

(おまけ、こないだカナダのモントリオールでカラーしてもらった時の図www)

不安な方はパッチテストを!

に関わることなので、しっかりと知識を持つことが大切です。

ところで美容室側は何も対策をしないのか?

と言われるとそんなことはないです。

アレルギーが出ないカラー剤を使用したり、地肌につけないように塗ったりとそういった対処法があります。

それはかなり有効で、アレルギーがある人でもカラーを楽しむことができます。

その他に予防策として、パッチテストがあります。

48時間前に体の一部に塗ってアレルギー反応が出るかどうかテストするものです。

このテストをして出なければ大丈夫だろうというもの。

でもですね、ぶっちゃけコレをやってない美容室が大多数だと思います。

やらないっていうよりやる前提で予約を受け付けてないが、言われたらやる、みたいな感じというか。

現状は残念ながらそんな感じだと思います。

というのも、個人的な意見だと、まずそもそも重症のアレルギー反応がでるという人が圧倒的に少ないのに対して全員にパッチテストを完全に義務化すると施術にかなりの手間と時間がかかってくると思います。

お客さん自身も一度来店してテストを受けて2日後以降にまた来店して・・・というのを忙しすぎて無理な人だったり、面倒くさいと思ってしまってやりたがらない人もいるんじゃないかと思います。

なので完全義務化した場合もしかしたら病院くらいの待ちの時間ができたりするのかなぁと思うんです。

そうなると料金も爆裂上がるんじゃないかと思います。

だからやりませんって言うのは正直言い訳でしかないですし、手間と言ってしまうことが間違ってますが・・・

僕は今回のニュースにしてもそうですが、万が一そういう事が起きたら怖いので何かやっていけたらいいなぁと思いつつも、なかなかこれだ!っていうのがないような気がします。

どうしたらいいんでしょうねえ。

美容室オーナーさんや、働いてる人でもなにか実践してる良いアイデアがあればぜひ教えてください。

とりあえず、カラーをされる皆様はアレルギーのことをよく調べてみることをおすすめします。

 

講演会スケジュール

オンラインスクール

自己紹介

予約ご依頼