自殺の名所で名高いあの東尋坊のお話。ちなみに僕の地元には青木ヶ原樹海という名所がありますが・・・
今回2連休を利用して、夜行バスで福井県福井市に行きました。
朝福井駅につきましたが、ちょー寒い!さすがに北陸はさみいっす!
さっそくえちぜん鉄道に乗り、朝っぱらから東尋坊に向かいました。
今回の旅の目的は東尋坊に行くことと、有名なお寺の永平寺に行くこと。あとは無し!(笑)
行ったことなかったから行ってみたくて。
そのレポです。
東尋坊の名前の由来
東尋坊は福井市にはなくて、坂井市という福井県の右側、石川県よりにあります。
東尋坊の名前の由来はというと・・・。
昔むかし、平泉寺という寺に数千人というお坊さんがいて、その中にとても力の強い東尋坊と いう僧がいたのですが、この東尋坊は自分の力が強いことを頼りに、悪さばかりしてました。
東尋坊が暴れると誰も手がつけられないので、東尋坊はやりたい放題。
平泉寺のお坊さんたちは困り果てていました。
そして1182年4月5日、僧たちは皆で相談し東尋坊殺害計画を立てます。
ある日海辺見物にみんなで出かけ、高い岩壁から海を見下ろせる場所へ着くと、岩の上で飲み会をはじめたそうです。
次第に酒がすすみ、その内、東尋坊も酔っ払って眠り始めました。
酔った東尋坊を見て、一同は真柄覚念(まがらかくねん)という侍に合図を送り、ここぞとばかりに東尋坊を絶壁の上から海へ突き落としたそうです。
そして東尋坊は崖の下へと落ちて死んでしまい、その名がついたということらしいです。
なるほど、こわっ!
三国駅から東尋坊へ
三国という駅から歩いて東尋坊まで行きました。
つくと既に観光客がいるし、お土産やさんもたくさんあって賑わってて、全く怖い雰囲気はなかったです。 観光客の団体のオッサン達は朝から飲んだくれてるし(笑)
謎の東尋坊タワーもあったし(笑)
こんなシュールな看板も(笑)
でも崖まで行くと、やっぱここはマジで怖い!
高所恐怖症の僕には無理すぎました。
刑事ドラマに出てきそう。
写真だとはんぱない高さが伝わらない・・・
命を大切に と書かれた紙がはってある電話ボックスもあったりして、本当に生々しかった。
地元の人からこんな話を聞いた。
「東尋坊から飛び降りて自殺した遺体は、隣の雄島という小さい島へ流れ着く」
「その雄島を回るときは、時計回りに回らないといけなくてが、反時計 回りをすると死ぬ。」とか「反時計回りをして帰る時、橋の真ん中辺りで霊が出る」とかそんな怖い話も聞きました。
真実はどうかわかりませんが、自殺の名所ということは真実らしいです・・・
でも昼間いくと楽しいですよ(笑)
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