前日の夜に長崎が楽しすぎて「明日も延泊しよう」と心に誓い、就寝しました。
ところが朝起きてみると雨。
雨はほんとにテンションさがります。
さり気なく当初いく予定だった佐賀の天気を見てみると…くもり。
「佐賀行こう」 あっさりと変更。
まあ旅なんてそんなもんですw
たかにゃんに朝ご飯をあげて出発。
前日長崎の市街地を歩いて原爆資料館に入ったんですが、その他の観光地はまだ行っておらず、この日の昼間に行ってみるつもりだったんです。
ところが、駐車場を出てとりあえず中心部を抜け出そうとしたんですがなんかできないんですよね…。
長崎駅周辺の市街地はもう「世田谷ですか?」っていうくらい細い道&一方通行でまるで迷路。
ナビがイカれて「右です」「Uターンです」「左です」とわけわからない案内をしてくれて、渋滞もあって30分ほど【中心部から抜け出せない】という現象が起こりました。
ビミョーにイライラして、やっと抜け出せた頃にはもう気分的に観光どころではなくなってしまいまして「二度と長崎には車で来ない」と心に誓ったのであります。
ただ長崎はほんとにほんとに楽しくて、絶対また来たい。
むしろ住みたい。
今回【日本で好きな街ランキング】が更新されまくっています。
佐賀県へ向けて出発
佐賀と長崎はわずかに100キロほど。
2週間近く車で旅をしてると100キロは近いという感覚になってきます。
途中いろいろよってみようかなぁと思ってたんですがなんか寄りたいところがなくてそのまま佐賀市内へ。
途中ラーメンを食ってみたけどちょっとハズレだったw
とりあえずお風呂にも入りたくて漫画喫茶に。
これは旅先でお風呂に困る人に教えてあげたいのですが、漫画喫茶は結構いいですよ。
タオル付き、シャンプー付きでシャワー代無料のとことかもあるし、お金がかかっても200円とかではいれます。
満喫利用料と合わせても500円以下でシャワーが使えるので、温泉や銭湯が苦手だったり、僕のようにタトゥーがある人にはおすすめです。
ここのところ運転ばかりでちょっと仕事がいろいろ溜まっていたのでついでにそのまま満喫でお仕事。
結局佐賀に来たところで観光もしませんでした。
佐賀のお友達と久々の再会
その日の夜佐賀県にお住まいのお友達と久々に会うことに。
佐賀に来るかどうか定かではなかったので事前に連絡はしてなかったのですが、当日いきなり連絡してみたところ「会おう!」ということになり、そのまま居酒屋へ。
そのお友達は2011年の震災直後に行ったボランティアで出会った方。
当時僕は無職。
交通費をギリ払えるくらいの経済状況だったので、リュックと寝袋と食料のキャベツと食パンだけ持ってボランティアへ行きまして、そこら辺で寝ながらいろいろ作業をやってました。
1週間くらい。
そこらへんの公園とか駐車場で寝てたので流石に4日目辺りから体も痛くなってきてました。
当時佐賀から20名くらいのボランティア団体が来ていて、お友達はその中の1人でした。
なんか聞くところによると佐賀の社会福祉協議会が中心となって一般公募をかけて集めたとか。
2日くらい作業を一緒にして、なんかその夜とか佐賀の皆さんとご飯行ったり、夜社会福祉協議会のスタッフさんのとこで寝かせてもらったり…
いろいろとお世話になったのです。
そこからの付き合いで、2011年夏に九州をヒッチハイクで旅したときにも再会したり、東京でも会ったり。
そんな感じです。
なんかめちゃくちゃ久しぶりに会ったのですがなんか久しぶりな感じもせず、楽しかったです。
その後用事があるという事で10時ころお別れ。
また会いましょう。
その後なぜかランドリーで洗濯をして、12時近くなったところで「なんかこのままだとあまりにも何もしてないぞ…」と思い始めて夜の街へ。
立ち飲み屋にとりあえず入ってみました。
1000円で木札を購入し、それと交換するシステムでした。
おもしろーい。
こういうところからヒントが得られますね。
ちょっと店員さんとも話していておもろかったのですが団体客が来て騒がしくなったので退散。
また夜の街をフラフラと歩きはじめ、ふと目に止まった店が。
なんか見覚えがある…
よく見てみると前日の夜長崎で行って楽しかった「たたんばぁ」という立ち飲み屋とそっくり。
そういえば姉妹店があるようなこと言ってたからそこかなぁと思って入ってみることに。
店員さんといろいろ話してる中で聞いてみると「パクリです」と。
たたんばぁという店をそっくりパクったそうです笑
姉妹店ではなかった笑
まあそれはそれで。
そのままいろいろ店員さんや常連さんとも仲良くなり、めちゃくちゃ楽しかったです。
常連のおじいちゃんとおばあちゃんは佐賀のローカル名物?の岩屋うどんを出している方らしく、なんか地元では有名だとか。
2時くらいまで一緒に飲んでたような気がするんですがタフですね…。
3時ころに退散し、就寝しました。
何もない佐賀県
なんか佐賀で面白かったのが「佐賀何もないっちゃ」とみんながみんな言うんですね。
店員さんも。
佐賀名物ありますか?って聞くと「うーん」と。
こう言っちゃ悪いのですが、佐賀県ってたしかに地味。
2015年には一生行かなそうな県ランキングで1位に輝いていたりするのです。
九州といえばなんか主張が強い県が多いイメージなのですが、佐賀は圧倒的に存在感がありません。
※佐賀の皆様ごめんなさい
実際名物料理にしても無いんです。
なんとなく有名なムツゴロウも食べないらしいですし、それこそ観光名所も「吉野ヶ里遺跡くらい…」みたいな感じで。
それを佐賀県民もわかっているようで、わりと自虐的なのです。
みんな口を揃えて「何もない」と。
実は山梨も圧倒的に地味な県でして、たいてい西日本の住民に言うとどこかわからないといわれます。
東北でしょ?→それ山形な
さくらんぼの県?→それ山形な
サファリパーク?→それ静岡な
梨が有名?→梨の文字がついてるだけな
名古屋の近く?→それ地味仲間の岐阜な
こんな感じでして、山梨というと場所と名前が一致しない県ランキング1位、方言がかっこいいランキング47位に輝いた県でもあります。
なんか、仲間感が…
そんな佐賀ですが、正直山梨とは比べ物にならないくらい都会的というか、たしかに都会と比べると田舎なのでしょうが本物の田舎と比べると都会。
夜とか人も歩いてるし、店もたくさんやってるし!
何もない何もないと言う割には佐賀はいろんな出会いもあり、発見もあり、めちゃくちゃ楽しめました。
また来る!
しかし、なんか今回の旅で山梨って本当に田舎で活気がないな…と痛感しましたね。
これまじでどうにかならないもんかな。