【猫と車旅】ついに高菜生誕の地に到着!動物の命について考える/5日目/146km走行/大分県大分市→宮崎県延岡市

朝七時、大分駅を出発。

旅をしてるとやはり朝は早くなる傾向にある。

この日は十分に寝れませんでした。

なぜかというと布団の上で朝5時くらいから高菜先生がサンマのぬいぐるみをしばき始めたから。

「うるせー高菜!」と心の中で唱えるも効果なしだったので布団に引きずり込んで一緒に寝ました。

朝8時半頃には佐伯市の道の駅やよいにつきました。

ここは実は思い出の場所。

というか今回訪れる九州各地は思い出の場所ばかりなのです。

道の駅で驚いたのが、まず朝採れた野菜が超絶お安い。

こんな入って新鮮で100円??みたいな。

買っても食いきれないので小さめのチンゲンサイだけ買いました。

朝食用に。

他にもいろいろ見てると鹿肉とかイノシシ肉とか。

いやいやジビエって高いのに300円で買えるとかレバーじゃないんだから…とか思いつつ興味本位で購入。

うますぎる…!

一瞬でリピートしました。(笑)

鹿肉。

イノシシ肉は柔らかくて、鹿肉は硬い。

臭みはないです。

肉は食べ切れないのでお持ち帰り。

なんかあまり寝れなかったこともあってからか、ご飯食べたら眠気が来たので普通に昼寝することに。

添い寝。

ほんとにかわいーなー。

なんだかんだ昼頃まで佐伯市の道の駅にいて、そこから一路延岡市を目指します。

かなり延岡寄りに来たところで気になるスポットがあったのでよってみることに。

ニニギノミコト陵推定地とやら。

つまり「たぶんここが天孫降臨したニニギノミコトの墓だよ」って宮内庁が言ってるとこ。

たかにゃんと出陣。

最近はもっぱらこのマフラーで即席抱っこ紐スタイル。

うーんなるほどね…。

注目されるようになったのは明治になってかららしい。

うしろが神たまのニニギノミコト。

手前が猫たまのタカナ。

キリッ( ・ิω・ิ)としてますね。なんか。

その信憑性などはさておき、やっと神話の街へやってきたような気がしてきました。

テンションあがります。

高菜爆誕の地へ

高菜が生まれた街延岡市へついにやってきました。

山梨から1200km!!!ベラボーに遠いぜ!!!!

高菜が正確にどこで生まれたかはわからないけど、足が折れて死にかけで発見されたところが延岡市民の生活に欠かせないスーパーむしかの裏だったそう。

その建物の影でBaby高菜はないていたそうです。

大人になった高菜はどう思うのでしょうか。

高菜はゲストハウス育ちでいろんな人に会うからかとにかく図太くて適当な性格っぽいんだけど、すっごい不思議なのがこれまでどこの街に行っても動じない感じだったのに、スーパーについたら急に座席の下に隠れて出てこなくなったりして。

なんか覚えてるのかなぁ…なんて。

スーパー高菜を拾ってくれた方々とも再会し、今夜泊めていただけるということで部屋まで案内してもらいました…。

めちゃくちゃ旅館を意識してくれたらしく、何かはこの中にはコーヒーとかそういうのもいろいろ入っていて…

ありがとうございますm(__)m

タトゥーのおかげで車中泊の旅とかすると風呂に困るんですが、今回も2.2日くらい入ってなくてw

それが泊まるところには風呂がないということで広い主さんのご実家にお邪魔してお風呂も貸していただきまして。

もうほんと何から何まで…

お風呂から出るとお茶が出てきて、なんと経営されてるコインランドリーで洗濯もやってくれるとのことで…

もうほんとに…何から何まで…

「夜はご飯に行きましょう」と誘ってもらったので、車と高菜をお部屋において僕はお散歩に。

高菜といるとあんまり長時間外ぶらぶらできないからなんか久しぶりにのびのびと旅人らしくお散歩を。

楽しい。楽しすぎる延岡。

大都市延岡駅。

オシャレ(税金使いすぎで地元民には評判よくないらしい)

八幡神社。

商店街。この規模感好き。

行ってみたいお店がいくつか…。

中心部にもかからず24時間で330円という破格のパーキング。

東京都心部の10分の1とかじゃん。

たぶん今まで見た中で最安。

高菜のおかげで出会えてよかった!

その後は、延岡の鳥の屋というお店へ。

メニューがビール、焼酎、鳥炭火焼、鳥タタキ、山芋鉄板焼きくらいしかなくて。

おばちゃんがやってる小さな雰囲気いい感じのお店です。

目の前で焼いてくれるパターン。こうやって作るのか…スゴイ。

そしてうまい。

お土産とかで売ってる地鶏とは違って硬いけど硬すぎない!

何食べても美味しくてビビりました。

おばちゃんも気さくな人で、また一人でも来たいなーと。

延岡に住んでたら週一でくるレベル。

その後写真取り忘れたけどもう一軒オシャカフェに連れて行っていただき…。

最後に高菜とちょっと会って解散。

飲みながら話していましたが、動物が好きとかそういうのもあるけど、やっぱり怪我した猫とか見るとほっておけないみたいなのが広い主さんにも僕にもあって。

それでお金がかかるとかなんかそういうネガティブな事を思う人もいると思うけど決してそれだけじゃないっていうのは改めてお会いして思いました。

なぜなら、この出会いは高菜なくして無い。

世界中の人から見たらどこにでもいそうなただの猫なんだけど、少なくとも僕たちにとったら特別だし、高菜が出会いのきっかけを作ってくれたとも考えられる。

小さな命で小さな存在かもしれない。

何万匹と殺処分されている中でたった一匹保護したことで世界に与える影響はまずない。

だけどその一匹が僕たちに与える影響はものすごく大きい。

高菜がいたから高菜が生まれた地を見たいという単純な好奇心、それにより動いた自分。

高菜は迷惑かもしれないけど閑散期のゲストハウスでほったらかしとくよりいいかと思って連れ出して、猫と旅をする中で気がついたこと、良かったことがいろいろとあった。

これがなければ宮崎にもきっと来てなかったはずだし、そうすると延岡の街を歩くこともなく美味しい炭火焼を食べることもなく…。

今日まで出会った人たちと会うこともなく、明日以降出会うであろう誰かとの出会いもなく。

別に高菜がいなくてもいつか宮崎に来てたかもしれないし、誰かとの出会いはあります。

けどそれは今までの自分の延長線上でのことであって、高菜と出会い影響を受け、その自分の人生という線が少し変わったというと。

変わったから、会えなかった人と会えた。

これは自力ではどうしようもなかったことです。

実家でご隠居あそばれてる卑弥呼様もそうだけど、動物との出会いってすごい影響を受けます。

今までは思ってなかったことを思うようになったり見えるようになったり気にするようになったり。

そういう意味でも感謝してます。

そして、高菜ともども一日あれこれお世話して頂いてありがとうございましたm(__)m

めちゃくちゃ楽しかったです。

5日目トータル1247km走行

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