「これもなにかの縁だから…」河内町の神社で出会ったとある老夫婦の話 8/25の日記

先日書き忘れたけど、実は8/24はまた利根町のお友達のところに泊まらせてもらうことになった。

牛久大仏を見てそのまま水戸に泊まって…明日は鹿島神宮にでも行こうか?なんて考えているという話をしたら「なら家泊まっても同じじゃない?」と言ってくれて。

確かに距離とか考えると水戸(大洗)⇔鹿島神宮より利根町→鹿島神宮→大洗のほうがいい感じに進める。

ということでお言葉に甘えたわけだけど、結果的にはこれが本当によかったと。

鹿島目指して出発

茨城県の有名な神社に鹿島神宮という神社がある。

以前から行ってみたかったので行くことにした。

余談だが【神宮】という名称の場所は天皇や天皇の祖先が祀られている神社につけられる格式がとても高い神社のことである。

有名な伊勢神宮、明治神宮などもおなじであり、鹿島神宮は武甕槌大神という出雲国譲り神話に登場する神様が祀られている。

朝お友達の家を出て、とりあえず川沿いを走って東を目指した。

家を出る前にプリンターでこの旅用の名刺を作ってくれて、まるできびだんごを持った桃太郎のような気分だった。

名刺を持つなんて何年ぶりだろう?

利根川の堤防沿いを走っているとものすごい田舎だ。

ほぼ田んぼしかない。

利根川挟んであちら側が千葉、こちらが茨城県ということでいわゆるチバラキエリアなのだと思う。

走っていると、ちょこちょこと田んぼの中に鳥居と祠があったりする。

これは全国あちこちにあったりするのだが、きっと昔から【農業の神様】を祀っていたりするのだと思う。

今年も豊作になりますようにって。

ちょいちょい写真を撮りたかったのだがなんせ田んぼの中にあったりするのでバイクで行くのが難しく仕方なく素通り。

その後また少し走っていると、なんかすごい雰囲気ある神社を見つけてしまった。

おもわずUターンしてバイクを止めて行ってみた。

なんか本当に雰囲気がすごい。

敷地の隣の駐車場でおばあちゃんがなんかやっていて目があったから挨拶した。

しばらく写真を撮っていたらおばあちゃんが話しかけてくれた。

話しかけてくれたが耳が悪いらしく「おじーさーん」と車の方にいたおじいちゃんを呼び寄せた。

「どこから来たの?」と聞かれたので、「山梨から旅をしていて、神社とか巡っています。なんかこの神社が気になって…」と言うとこの神社の歴史をいろいろと説明してくれた。

稲荷神社であること、それぞれの祠に祀られている神様、昔はどんな雰囲気だったか…など。

今では巨大な利根川が昔はちょろちょろとしか流れていなくて、堤防も存在していなかったそう。

堤防や道路が作られるに従い神社の敷地がどんどん狭くなって今ではものすごく小さくなってしまったという。

あまりに詳しいのでこの辺が故郷ですか?と聞くと、違うらしい。

でも長いこと住んでいると。

昔は神社の近くに住んでいたけど今はちょっと離れたところに住んでいるらしい。

いろいろと歴史を教わっているとおばあちゃんが声をかけてきた。

「うちくるか?」

0.5秒後に「行きます!!」と返事を。

本当に旅をしているとこんなことがあるんだよな…。

ちょっと離れているからケートラについてきて!と言われてバイクで追いかけること数分。

田んぼだらけになかに建つ立派なお家に到着した。

入るなり「冷えてるからこれ飲んで」とカルピスを出してもらった。

実はこの旅に出るまで糖質制限ダイエットをしていて甘いものとか米とか糖質はとにかく食べなかったのだけど、行く先行く先で出会う人があれこれ出してくれるもんだから糖質制限とかやめた。

こういうときに遠慮して断るというのはめちゃくちゃ失礼なので、好意をありがたく受け取り半分くらい一気飲みした。

それをみたおばあちゃんが「おちゃもあるど」とお茶もくれた。

なんかすいません。

おじいちゃんが街の歴史の本を持ってきていろいろと教えてくれた。

昔はこんな祭りがあったとか、昔はどうだったかとか。

知らなかったけど河内町というところにいたらしく、ちょうど利根と鹿島の中間くらいかな。

なんやかんやと1時間くらいいろんな話を聞かせてもらって、僕もいろいろと身の上話をしたりして。

「これもなんかの縁だから」

そう言ってもらえて、なんかやっぱり嬉しくなったりして。

世界で一番好きな言葉かもしれない。

あんまし長居しても悪いなというのと、夕方には船に乗らなければならなかったので頃合いを見て出発することにした。

その前に100円ギフトの話をしてお二人に100円をわたした。7人目、8人目。

使い道をどうしますか?と聞くと、2人とも「使わない」「保管する」と言っていた。

なるほど、その発想はなかった。

でも何かわからなくもない気がした。

100円を思い出ということにしてくれたのだろう。

おばあちゃんが帰り際にせんべい20人分と粒のチョコわしづかみして渡してくれた。

北海道に行って山奥で遭難してもだいぶ生きていけそう。

バイクで出発するとき、おじいちゃんが最後まで手を振って見送ってくれた。

何度も振り返り会釈をしたりしたけど、最後に前を向いたときには僕はニヤニヤとしていたような気がする。

「これが旅か…」

なんとなく忘れていたようなものを思い出した瞬間だった。

心の洗濯というか、大人になってしまって凝り固まってしまう何かをブチ壊してくれるというか、人に無償の親切というものを与えられるとなんとなく自分を見つめ直すきっかけになったりする。

そして考えたことを人に話したり、こうして字にしたりしてアウトプットする。

たまたま出会った人が、そうして自分を少し変えてくれる。

普段生きていてもなかなかそういう機会はないのに、旅をしているとをしょっちゅうそういう事が起こる。

不思議なことだけど、なんか因果を感じる。

昨日フェリーに予定通り乗れていれば…

昨日予定通り水戸に泊まっていれば…

なかっただろう時間。

もっと言えば茨城行きを1日伸ばさなければ、旅に出ていなければなかったであろう出会い。

何日も前に今日のことは決まっていたんじゃないだろうか。

そう思わざるをえない。

ちょっと感動しながらバイクを走らせた。

糖質まつり開催

おじいちゃんに教えてもらった神社へとまずは向かった。

大杉神社である。

ここは徳川家康から3代徳川家に使えた天海とゆかりがある神社だそう。

なんとこの神社と近く?の寺に代々伝わる伝説によると、本能寺の変で織田信長は死なずに生き延びており、名を変えて天海として生きて徳川家に仕えたという説があるらしい。

面白そうだったので行ってみたけど中々に大きくて中華風の寺のような装飾がされていてどこかで日光東照宮とかに近い雰囲気を感じた。

東照宮といえば徳川家康を祭っている神社だけど、大杉神社も江戸幕府にとって重要な神社だったそうでなんかいろいろゆかりがあるのかもしれない。

少し離れたところに人気がなく雰囲気半端ない鳥居もあった。

その後お昼ごはんに。

先程書いたようにダイエットしようと思って糖質制限をしていたけどカルピス一気飲みとかしているともうどうでも良くなって、ちょうど12時半だったので糖質まつりを開催することにした。

【茨城 有名 定食】

調べると20km先に有名なしおみ食堂があるらしい。

とりあえずそこを目指すことにした。

若干迷いながら走ること30分。

しおみ食堂についてセット定食なるものを注文。

揚げ物などかなりいろいろとついてきてぼりゅーみーだった。

ごちそうさまでした。

その後、美容室のことで保健所から電話が。

いろいろとめんどくさい話をされてゲンナリ。

完全偏見なんだけど役所の人は頭が固すぎる人多いんだよな。

時代はめっちゃ変わっているというのによ…。

美容師法もなくすなり変えるなりいい加減なんとかしてほしい。

旅をしていて1番テンション下がるのがそういう俗っぽいものに触れたときだったりする。

家賃の支払いとか、電気料金の支払いとか。

本当にあと少し、もう少しだけ頑張ればそういうのからも脱却できると思う。

なので帰ったらまた仕事は多少頑張ろうと思う。

電話で無駄に時間をくってしまったので、急いで鹿島神宮へと向かう。

途中海の中に鳥居が。

広島の宮島にある厳島神社よりもでかいらしい。

滋賀の白鬚神社とかもそうだけど、湖や海に浮かんでいる鳥居ってなんか神秘的でいい。

バイク旅っぽい写真も撮ってみた。

鹿島神宮は千葉の香取神宮、息栖神社と3つでワンセットらしい。

ほか2つもまわりたかったけど断念。

17:30までに大洗のフェリーターミナルにいかなけばならないのに鹿島神宮についたのが15時半だった。

鹿島神宮から大洗まで1時間ってことなので余裕を見て30分くらいで見てまわりたい。

しかし流石に大きな神社というだけあって広い。

結局一番奥の御手洗まで見に行ってしまったが、ここが本当に良かった。

なんでこんなに神秘的なのだろう。

早朝とか見たらとんでもなさそう。

すごい良かった。

しかし暑い中早足で歩き回るのはなかなかにしんどいものがある。

汗だくになりながらも全部見終わったのが16:15だったので結構ギリギリである。

そこからバイクを飛ばして一路大洗へ。

途中でふと思い出した。

本当は大洗磯前神社という海辺の神社に行くつもりだったことを。

忘れてた…。

なんとかフェリーターミナルに定刻に間に合い受付をしてあとは乗り込むだけ。

乗ってしまえばあとは翌日13時過ぎに北海道は苫小牧につくらしいのでビールでも飲んで寝るだけだ。

フェリー旅は何度かしたことがあるけど、以前大阪⇔福岡のフェリーに乗ったときに2等(一番安いやつ)でもちゃんとベッドでカーテンだけど個室みたいになってたのでそれを想像していたのだけど、乗ってみるとハンパなかった。

え?部活の合宿?みたいな。

カーテンあるけど対面の奴はおもっきし丸見えだけど。

流石にコロナでスカスカで予約をうけるようにしていたみたいだけど、コロナとかじゃなくて繁忙期でパンパンだったらこれ死んじゃわない?笑

本当は部屋でゴロゴロする予定だったけど、ロビーみたいなところで1人ビール。

糖質まつりを開催してしまった罪悪感から糖質ゼロビールを…。

いろいろと北海道の行き先なんかを調べたかったけどwifiが終わっていたので、結局ほとんど何もせず早めに寝てしまった。

なんだか長い1日だったけどこれがまさに旅なのだろう。

良くも悪くも計画通りに行かない1日って人生の縮図のようだし、普段どおりの生活をしていると中々気がつけないことに気がつけたりする。

良いことも悪いことも。

少しの発見でちょっとだけ考え方を変えてみたり、人との出会いでちょっとだけ行き先を変えてみたり、ただそれだけなんだけどそれが後に大きな変化になっていったりする。

今日見たもの会った人考えたこと、それらが巡り巡ってまたいつかどこかで誰かと会ったときに「あの時こうしたおかげだ」と思うのだろう。

今も感謝しているけど、おじいちゃんおばあちゃん、あの時家に誘ってくれてありがとうございました。

またそう改めて感謝する時が必ずやってくる。

冷えたカルピスうまかったなぁ

💰100円ギフトした人 8人

💰つかいみち
1 友達におごる
1 出会った人にあげる
1 家族に使う
1 家族に渡して使ってもらう
1 ペットに使う
1 募金する
2 使わない/保管しておく

100円ギフトとは?

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