【旅は人生の縮図】人の優しさに気づくからその優しさをまた別の人に送ることができる。 8/31.9/1の日記

毎日ブログってやっぱりなかなか難しい。

連続10日でストップしてしまったけど、また連続記録をつけ始めようと思う。

2日空いてしまったが旅の記録を。

8/31 帯広滞在2日目

友達の家にそのままもう1日いさせてもらうことにした。

行き先をはっきり決められずにいたということもあるが、せっかくなのでゆっくりして行ったら?

というお言葉に甘えることにした。

日中帯広名物だという豚丼を食べに行った。

ホームページでマーケティングなどやっている身で言うことではないが、やっぱりネットの情報より地元民のおすすめというものが1番信用できる。

豚丼は甘いタレがかかっていて、いわゆる牛丼とかとかは全然違う味付けだった。

炭火なのかちょっと焦げた感じの香りと甘い味というのは食べたことがありそうでない味だった。

美味かった。

しかもごちそうになってしまいました。

ありがとうございました。

アパートバーベキュー

そのあとちょっと帯広の街を散歩してみた。

やはり区画がいちいちデカいというか、歩いても 歩いても地図上ではあんまり遠くに行った感じがしない。

2つ3つ先の信号が1キロ先くらいの感じ。

遠い。

その後スーパーへ行って夜はアパートの駐車場でバーベキュー。

アパートで勝手にやっていいの?

とか思ったけど全然できるらしい。

山梨もそうなんだけど、こういうところが地方っていい。

東京だとマンションアパートのみならず一軒家とかでもバーベキューとか絶対不可能だから。

スーパーで見かけた【ほや】を買ってみた。

東京などでは居酒屋にたまにあったりするけど、ほぼ見かけることはない珍しいもの。

東北とか三陸あたりではよく食べるのだと思う。

うーん、グロい。

人類で初めてコレを食べた人は何を思った事だろう。

からの先端をハサミで切り中身を取り出す。

ふおおおおおお…。

オレンジの何かが…。

やはりコレを食べようと思った人はすごすぎる。

そしてバーベキューが始まる。

やはり北海道といえばラムである。

ラム専用のタレというものもあるらしく、美味しかった。

バーベキューはいいね…。

寒くない限りは毎日やりたいわ…。

その後なんだかんだ深夜2時までいろんなことを語って寝た。

9/1 日勝峠から苫小牧へ

朝起きてどこへ行こうかと散々悩んだ結果、もう折り返して帰ることにした。

釧路方面へ行きたかったけど、そうすると北海道にあと1週間くらいはいることになりそうだなぁとか考えたときにまた今度にしよう…と。

なんとなく旅に対してそういうテンションでなくなってきているということなのか、もはや北海道に満足しているということなのか。

とりあえず苫小牧を目指し、そこから函館を目指すかフェリーで秋田か青森まで行ってしまうか…それは行ってから悩むことにした。

世話になった皆さんに別れを告げ出発。

190kmの道のりを行く。

帯広を出て1時間くらいすると日勝峠に差し掛かる。

冬とかは結構危ないらしいけど夏だったしそんなでもなかった。

途中休憩した日高町でお昼をたべる。

コク味噌ラーメンとやらを頂いた。

その時点でようやく半分くらい来た感じになるのかな。

休み休み行けば200kmくらい運転するのは全然余裕かもしれない。

苫小牧へ行く途中にも立ち寄ってみたいところがいくつかあったから行ってみることにした。

二風谷というところにあるアイヌの博物館である。

しかしコロナで休館。

札幌のビール工場も、旭川の動物園も、帯広の競馬場も、結局どこもやっていない。

旅が緊急事態宣言に被っちゃったことは不運としか言いようがないが、仕方がないか…。

外だけチラ見して帰るというのはやはり切ない。

アイヌの村を再現したっぽいところだったが結局よくわからなかった。

その先にある平取というところには源義経の北行伝説ゆかりの神社がある。

その名も義経神社。

源義経は源平合戦の英雄であるが、兄である源頼朝に追われて岩手の平泉で最後は自害したということに史実ではなっている。

しかし岩手より北部である青森や北海道各地には【源義経が生き延びて滞在した】というような街やゆかりの場所があったりする。

この平取もその一つなのだろう。

義経北行伝説の真相のほどは定かではないが、一説によるとモンゴルに渡って成吉思汗(チンギス・ハーン)になったという説もある。

義経のまたの名である九郎という言葉や軍旗が白い旗だったことなど複数共通点があるということだけど、どうなんだろう。

義経北行伝説のように【実は生きていた】とか【別人として活躍した】とかいう伝説は結構ある。

織田信長が天海になった説、明智光秀が天海になった説、服部半蔵が松尾芭蕉になった説などなど。

後世の小説などがきっかけという場合もあるそうだが、真相はさておきなんだかロマンがあるというのはいいことだね。

苫小牧には4時頃にはついた。

北海道にたどり着いた時に一瞬寄ったくらいだったが、そんなに都会という感じでもなくひっそりとしている街だった。

ウポポイというアイヌの博物館があったので行きたかったがやはり休館。

まじでやることがねぇ…。

結局ちょろっと開いている店で夕飯をすませ、早めに寝た。

ホテルに彼岸島があったんで久々読んだけどクレイジーで良かったな。

旅は人生の縮図である

僕はそう思って生きている。

人生はただ生きているだけで本当にいろんなことが起こる。

良いことも悪いことも、楽しいことも悲しいことも。

人と出会ってまた別れる。

そのまま会えないこともあるだろうし、また何年かあいたとしても会うこともある。

一つ一つに意味があるし、いちいち悩むし、ときには人を恨むようなことがあったり、我を忘れて楽しんだり、酔っ払って潰れたり。

【めっちゃいろいろある】

それが人生なのだと思う。

ただ仕事をしていたり、家族と住んでいたりすればそのいろいろの速度は遅くなる。

日々繰り返すような出来事のなかで生きていて、たまに刺激的な何かがあったりするくらいのものだと思う。

それはどこの世界の誰であれ、きっと同じことなのではないかと思っている。

そうするとつい忘れがちなのが【当たり前の大切さ】だったり【人の優しさ】だったり【感謝】だったりする。

つい慣れてしまうことにより、つい疎かにしてしまう瞬間が生まれたりする。

それは意識して取り戻し続けなければいけないことだと思うし、僕にとってはそれを【旅】をすることによって感じることができる。

人が優しくしてくれる。

そういう事を目の当たりにする。

旅とはそういうものが連続してごく狭い範囲の中で起こる。

同じようにしんどいことも嫌なことも起こったりする。

日々なんか起こり、日々考える。

そういう事が日常生活の何倍も速く訪れるから旅は人生の縮図なのではないかと僕は思っている。

今回帯広へ行ったのは友達に会おうと思って行った。

帯広へ向かった理由はそれ以外に特になかったし、きっとそれを解っていて帯広に僕が行くといったことを受け入れてくれると同時に「わざわざ来てくれるならおもてなしをしよう」というような心になってくれたのだと思う。

逆の立場でもそうするし、わざわざやってきてくれてありがとうともし山梨に来てくれたら僕も思うのだけど、いざそうやって迎えてもらえると本当にありがたいなと思うし嬉しく思う。

豚丼を奢ってくれた、泊めてくれた、バーベキューをやってくれた…こういうことはきっと重たく深く考えてやってくれたわけではないと思う。

かろやかな優しさというものを世界各地で受けてきた事を、その人達に返す代わりに僕にやってくれたのだと思う。

だから僕もまた次の誰かへ、この優しさというものを返していかなければならない。

ネガティブなものは想像が簡単につくけれど、ポジティブで明るいものほど実は意識しないとやらなかったりする。

なぜなら人間の本質は利己的だからだ。

まず自分が生きるためには自分の身の安全や食うことなどは最優先である。

動物としてそれは当たり前のことだから、人間の本質もまた利己的であると言える。

だけどなぜ人の為に動くのか?動けるのか?

誰かに何かをしようと思うこと、それそのものはやはり人から受けてきた恩があるからなのだと思う。

親、友達、先生、同僚、知らんオッサン、生きてきた中で様々な人に様々な事を”してもらった”からそれを返そうというふうに、つまり利他的に生きようとする。

それが人間らしさであり、平和や幸福というものなのではないかと僕は考えている。

旅をすることによって、人生が加速する。

いろんな人から恩を受け、そのぶん少しだけ人に優しくなれる。

帯広に来たから、いろんな経験ができたしまた少し成長する事ができた。

成長といえば、世界一周のときに出会った子供達が大きくなっていたことがやっぱり一番印象的だったかもしれない。

もう少ししたらあんまり話さなくなるかもしれないし、色んな感情より照れくささの方が勝つかもしれないし。

わからないけど僕にとっては20個くらい年下だとしてもやはり旅仲間と言う認識ではあるし、いつかそこら辺でビールでも飲みたいなと思う。

僕自身がまた会いにいくことをすればまた会えるのだろうと思うし、会いに来てくれることがあれば歓迎させてもらいたい。

そうえいば将棋をやって勝ったのは良かったが、ニンテンドースイッチのスマブラをやって負け越したのがやはり悔しかったので帰ったらスイッチを買うことを決意した。

「歳上だから…」みたいなのは好きじゃないのだけど、なんとなく、なんとなくプライドに触るというか。

過去にスマブラ強すぎると恐れられた自分としては、やはり勝ちたい。

そりゃ小学生とかのほうがゲームはやるのだろうけど、負けられないよ。

またの再会がとても楽しみである。

帯広を出発する際に100円を手渡した。

子供たちにも渡そうと思っていたけど、すっかり忘れていた。

これも本当になんになるのかわからないけど、今ん所生涯続けてみようと思ったりしている。

使い道も「旅で出会った人にあげる」みたいなものとか、細分化すればいろいろなんだけどやはり友達や家族に使うという人が多いような気がする。

これもまさに人生の縮図のようなものなのかもしれない。

とにかく2日間帯広では大変お世話になりました。

また世界のどこかで会いましょう…

💰100円ギフトした人 11人

💰つかいみち
1 友達におごる
1 出会った人にあげる
1 家族に使う
2 家族に渡して使ってもらう
1 ペットに使う
1 募金する
2 使わない/保管しておく
1 店に使う
1 友達にあげる

100円ギフトとは?

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