おはようございます。
さり気なく2日ぶりの更新です。
サボっちまいました。
今日は美容室の名前を発表してやろうと思っております。
と同時に暑苦しい僕の想いもつづります。
いやね、別にはいドーンって言ってしまえばいいだけだし、周りからしたら「ふーん」みたいな感じになるのはわかっているんですが・・・
なんか大切なことっぽいんです僕の中では。
美容室のみならず、何かを始めるときにそれに名前をつけるって事は並大抵の作業ではないです。
レストランでも、なんでも。
作り手の想いをそこに込める。
店の一番の看板でもあるもの。
誰もがこれから呼んでくれるもの。
子供に名前をつけるのと同じかもしれません。
自分で生み出す・・・という点では。
僕も相当な想いを込めて名前を決めました。
美容室の名前は『Up to You』です。
美容室 Up to You
hairstudio Up to You
言い方はなんでもいいです。
言葉の意味はご存知でしょうか。
“Up to You アップトゥユー” とは『あなた次第』『おまかせします』というような意味なんです。
僕はこの言葉が大好きです。
世界をまわった1年半、毎日毎日この言葉を言い続けました。
『カット代はいくら?』
そう聞かれた時に『It’s up to you』と僕は答えていました。
外で髪を切るという環境では最高のパフォーマンスはできませんでした。
だから最初は無償でやっていましたが、ある時から考えが変わりました。
例え環境が整ってなくとも、髪を切るという行為は僕の宝であり誇りであり生きる術だったので、お金をいただく事にしたのです。
でも値段を決められませんでした。
いろんな人の髪を切りたいという思いがあり、切ってくれと言ってくれるのであればたとえ貧乏だろうともWelcomeだったのです。
なのであえて決めませんでした。
なので『あなた次第』にしました。
今思うと、最高の決断でした。
人々は『ほんとになんでもいいの?』と聞いてきました。
僕は『ほんとになんでもいいよ』と答えました。
ベトナムのニャチャンで物売りのおばちゃんたちをカットしているときはビールしかもらえませんでした。
毎日袋いっぱいのビールを持って宿に帰る日々。
帰ってぬるくなったビールを飲む毎日が最高に楽しかったんです。
インドでは10円、20円でカットをしていました。
それが相場なのです。
『値段は任せる、別に嫌なら払わなくてもいいよ、あなた次第』
そう言うと払わないオッサンとかもいました。
取り巻きの子どもたちが『ちゃんとやったんだからちゃんと貰わないとダメだ!』とブチ切れててハッとしたこともありました。
オランダではカット代のかわりに温かい寝床を。
モロッコでは昼飯を。
ボリビアではかわいいキーホルダーを。
チリではワインを・・・。
その人の思う価値を僕にくれる。
そういった”何か”がすごくすごく楽しい思い出となりました。
お金のために髪を切ってるわけじゃない。
そういう気持ちはずっとありました。
お金のために旅をしてるわけではなかったんです。
あくまで人と出会うため、自分の経験のため。
一応自分の技術というところの価値をゼロにしないために言っていました。
だからなんでも良かったんです。
でも一つ気をつけていたことがありました。
お金をみないということ。
お金って人の価値さえ決めてしまうものだと思います。
例えば二人の男性がいたとして、片方が10000円、もう片方が10円を払ってくれたとする。
それぞれに対して絶対に何か違う感情を抱くと思うのです。
だから僕はもらったお金は見ませんでした。
ありがとうと言い、握りしめてポケットに突っ込む。
それだけ。
だから誰がどうとか、コイツはいいやつだとか、思ったことがありません。
よく高収入の人がいいとかどうとか言う人がいますが、僕からしたらそんなこと死ぬほどどうでもいいし馬鹿らしいな〜なんて思うのです。
お金で人の価値が決められるか?
答えはノーです。
お金は価値をわかりやすく数字にしたものです。
それ以上もそれ以下も無い。
ただ、金に目がくらむ・・・じゃないですが、お金というものは絶大な力も持っています。
もちろん生きるためには必要です。
僕だってたくさんほしいです。
あればいろんなことができます。
でも、人の価値はそこでは絶対に決められないと思っています。
旅をしている間、そうやって美容とお金を切り離した考えをしていたからなのか、僕は『人と人』というところにすごく着目するようになりました。
一般的な美容室では人をそこまで大切にしているのか?
美容師の方々に怒られると思いますが、言わせてください。
ぶっちゃけしてないと思います。
お客様を大切にしているだけで、人を大切にはしていないと思います。
最高のサービス、最高の接客、そして技術。
お客様は喜ぶことでしょう。
でも、本来あるべき人と人との繋がり、人と人との姿がそこにありますか?
人間らしい瞬間がそこにはありますか?
機械のような接客、いつもと違う成りすましの自分。
それに構えるお客様。
無言で過ごす1時間。
それは本来あるべき人の姿なのか?
僕は違うと思います。
人間臭さ。人間らしさ。
そんなもの美容室に必要ない。
丁寧な接客と技術で満足させる。
そう言われてしまえばそれまでだし、そういものだと言われればそれまでです。
一般的な美容室のスタイルが間違ってるんじゃなくて、それはそれで正しいんだと思います。
ただ僕は違うスタイルにしたい、と思ってます。
綺麗になる場所だからこそ。
Up to Youに込めた思いは、お金はいくらでもいいですよ、じゃありません。
それは商売ですからちゃんともらいます。
ここでの過ごし方、時間の使い方
それを決めてもらいたいんです。
ルールがないわけじゃありません。
だけど僕はその時間と空間を自由に使ってもらいたいと思っています。
人間らしく、あなたらしく。
髪を切る、綺麗になる、さっぱりする場所なのになんで我慢しなきゃいけないの?
じっと動かないこと、つまらない会話をしなきゃいけないこと、緊張してしまうこと。
なんで?って、ずっと思ってました。
お客様に『緊張しないでください』なんて言ったって無理です。
だから自分がその空間を作る努力をしています。
いろんな壁、当たり前をぶっ壊します。
緊張しなかったらいい。
楽しかったらもっといい。
笑顔の作り方は一つじゃない。
髪を切りたいと言い、旅を続けていた自分。
1301もの人々の髪を切り、言い続けた『Up to You』が今は僕の宝物になりました。
世界中でもらってきた、たくさんの『おまかせ』
おまかせ・・・つまり気持ち。
世界中からのたくさんの人の気持ちを、今度は僕からみんなに届けたいと思ってます。
美容室Up to Youはそんな場所になるでしょう。
過ごし方はあなた次第。
髪切らなくてもいいし、寝てもらってもいいです。
ビール出すし、友達と一緒に来てもらってもいいです。
It’s up to you.
変な美容室でしょ?(笑)
変だけど、最高の美容室にします。
楽しみだ。
最後になりますが、こちらも良かったらチェックしてくれますか?
アツい感じで運営していこうかと思ってます。
今後お店のことは基本的にはこちらにアップしていく形なります。
そしてここから予約も取れますので!
↓↓↓↓↓↓
フェイスブックページ Hairstudio Up to You
↓↓↓↓↓↓
イイねしてくれても”いいね”んで。
やばっ俺おもしろ(笑)
よし、今日も頑張ろう。
Up to You の名前が世に広まりますように・・・。
ご予約、ご相談はFacebook, LINEからお願いします。
どんなことでも気軽に連絡ください。
☆LINE 公式アカウントJUN KUWABARAこちらから
追加してください。LINE ID検索→ @hcl6093c
LINE QRコード
☆フェイスブックページ
こちらからメッセージ機能が使えます。
★カットした人★(ブログ上で)
944人 62ヶ国
日本、韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、パキスタン、インド、ネパール、ロシア、イギリス、スコットランド、アイルランド、オランダ、ドイツ、スイス、デンマーク、スウェーデン、フランス、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、スロバキア、オーストリア、チェコ、キプロス、ギリシャ、ポーランド、ベルギー、ルーマニア、イタリア、トルコ、レバノン、パレスチナ、イスラエル、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、南アフリカ、アメリカ、カナダ、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、アルゼンチン、ペルー、パラグアイ、チリ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、ニューカレドニア、オーストラリア、キューバ
★世界一周ルート 39ヶ国目 ★
日本→韓国→フィリピン→日本→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ネパール→インド→日本→台湾→シンガポール→マレーシア→タイ→イギリス→オランダ→ドイツ→ルクセンブルク→フランス→イタリア→ギリシャ→トルコ→北キプロス→南キプロ→トルコ→スペイン→ポルトガル→スペイン→モロッコ→スペイン→ボリビア→ペルー→チリ→アルゼンチン→パラグアイ→ブラジル→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→キューバ→メキシコ→ベリーズ→メキシコ→アメリカ→カナダ→アメリカ→マレーシア→シンガポール→インドネシア→タイ→日本
コメントを残す