こんにちは。
今日は面白い記事を紹介します。(下の方で)
ASSORTグループのCEO小林ケンさんの記事です。
ケンさんとは元々はプールマガジンで一緒にオーサーをやらしてもらってたくらいの関係だったのですが、Up to Youがオープンするちょっと前に実は一緒にご飯食べに行ったんですよね。
だけどちょうどその頃お店の事などで死ぬほどバタバタしてて、ブログにアップするタイミングを逃してしまって・・・。
(オープンの時には花も送っていただいた…)
「髪切りながら世界一周をしたかった。だから話が聞きたい。」
そんな感じで誘ってもらって・・・実際会ってみると「ああなるほど」という印象で、すごい柔らかい感じがめちゃめちゃ想像通りだった。
柔らかいというか、なんか年齢とかあんまりないぜ!みたいな感じというか。
なんかそんな感じで。
初めて会った時に、僕からお願いして新しく出来たコレールを見学させてもらった。
既製品を改造して作ったというテーブルや、こだわってるスピーカーとかがオシャレ。
ぶら下がってる電球も超おしゃれ。
ニューヨークのブルックリンをイメージしたという内装が全体的に僕はかなり好きで、ぶっちゃけUp to Youでも一部おパクリさせていただいた程です。
そんでその後ケンさんオススメの韓国料理を食べつつ話を聞いてると、なんかブログとかみたいにアツい一面もあり、それもまた想像通りだった。
アツいと言っても、どこか普通の美容師と違う気がしたのは、やっぱりケンさんの育った環境なんだろうか。
アメリカ生まれ育ちというだけあり、僕からしたら日本人的な[礼儀や伝統を守る]っぽいところとアメリカ人的な[豪快さやフレンドリーさ]が絶妙に混じってるように思え、そういう周りとは違うふうに見えているであろう美容師業界の話を聞くのがとても楽しかった。
“共感”ばかりだった。
また別の日に今度はアソートに遊びに行ってみた。
「今度Partyがあるんだけど・・・」
そう言われた2秒後には「行きます」と言っていた。
Up to Youオープン前でヒーヒー言っていたが、それでも行きたいと思った理由は「美容室でのParty」に興味があったから。
単純に僕もやりたいと思ってたし、タイミングよく見れるのであれば行っちゃおう的なノリでした。
なんかまるでクラブ。
メキシコ料理とコロナが・・・!
これで無料だというからビビる。
一角ではアシスタントの子達が無料ヘアスタイリングをやっていて、僕もやってもらいたかったが、仕事終わりだし頭皮が臭かったらどうしようとか思ったのでやめておいた。
あ、今これを書いてて気づいたのだが一枚も写真とってない(笑)
なんということ。
とにかくPartyはたのしかったですが、参考にしようと思った僕がアホでした。
規模が全然違いすぎた(笑)
まあそんな感じで僕自身ケンさんからはいろんな影響を受けました。
で、今回紹介したい記事というのがこれ。
美容師さん、ぜひ読んでください。
↓↓↓
「カット料金2万円」への、意志と覚悟。
常識にとらわれることなく新たな挑戦へ
ケンさんは、5月にカット料金を20000円にしたそうです。
「すごいな〜」と思ったらダメだな〜と思いながらしっかり「すごいわ〜」と思ってしまいました笑
ダメだな〜っていうか、すごいすごいと思ってるうちは追いつくどころか近づくことさえできないじゃないですか。
僕だっていつかカット○万円とか言いたいし、言うつもりです。
だけどまだ今じゃないなって。
まだ僕にはその前にやらないとイケないことがたくさんあるから。
なんかこの記事と対照的に、美容業界って来るところまで来てますよね。
もう値下げがアベレージになっちゃって、値下げじゃなくなってる。
そしたら今度はアベレージから値下げするしかなくなるじゃないですか。
有名ブランドサロンと、僕のようなフリーランス以外はだいたい所属してる経営者に言われるがまま安くして自分の価値をどんどん下げていってますよね。
そうなると売上を上げるには客数を上げるしかなく、そうすることでスタッフをどんどん消耗させる。
そうすることで人がやめていく。
理想を求めて独立していく。
そしてサロンは増えていく。
サロンが増えるからお客さんが来ない。
だから安売りする・・・
よくわからないですよね。
それでも今は有名サロンとフリーランスにとっては全然悪くないし、お金も稼げる。
でも安売りし始めたサロンだとそうも言えなくなる。
記事本文中にでてくるこの言葉がそんな現代のすべてを物語ってるように僕は思いました。
「美容師の成長とともに、料金は上がって当然。
なのに、“なんで誰も値上げしないの?”って。」
まあそうですよね・・・っていう。
お金を払ってセミナー受けたり、時間を使って練習したり。
そうやって努力していったことが何も反映されない。
お客さんの満足度が上がっても、美容師の人生の満足度が上がらないんじゃ意味ないですよね。
医者や整体師みたいに美容師も年の功ってのがあるはずで、オッサンになったからダメじゃなくてオッサンの方が腕がいいに決まってる。
それだけ時間とお金を使っているから。
だから料金も上がって、給料も上がって当然ですよねっていう。
だって経歴15年の人と、経歴3年の人が同じなわけ無いですもん。
別に美容師の価値はカット料金じゃ決められないが、ひとつの目安として絶対下げるべきものじゃなくて、どんどん上げていくべきなんですよね。
それを口で言うのは簡単でも実行するのは難しい。
だからそれを率先してやってしまったあたり「マジですごいな」と思いました。
僕は今までは美容業界って変わって欲しくても変わらないと思ってたし、だから自分でやれば話が早いかなって思って独立しました。
だけど独立したら多くの美容師がお客さんとしてきてくれるようになりました。
そんで、いろんな悩みを話してくれるのを聞いていて「なんか安売りやめれば全部解決するじゃん」とか思い始めてきたんです。
無理だけど、全国のすべての美容師が一斉にカット料金2000円あげても、お客さんは来てくれると思うんですよね。
髪は伸びるから。
それで来なくなった人がいても、一人あたりの単価が上がるから客数減っても問題ないっていう事になります。
でも、いくらそんな理想を語っても、行動に移すのは楽じゃない。
楽じゃないけど僕は動き出そうと思ってます。
今月末ころ、美容師がもっと自由に働けるように美容師コミュニティを作ろうと思ってます。
今までの常識はぶっ壊して、美容師がもっと生き生きと働ける世の中に。
それから辞めてしまった美容師、ママになった美容師、そんな人たちも働けるように。
そして一人ひとりの美容師がもっともっと自分の価値をあげて自身を持って働けるように・・・。
そんな世界になるように少しでも何かできたらと思います。
アツい記事に出会えて良かったです。
ケンさんありがとうございました。
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